昨日、隅ヤンについてとふぉ〜ゆ〜についてのWeb記事が上がっていた。


Xで話題になっていて読んだらとてもすてきな記事だったのでここにも置きます。




隅ヤンのどこが楽しいのか面白いのかがちゃんとわかるように書いてある。

そして演劇に真摯に取り組むふぉ〜ゆ〜の良さも。


https://www.lmaga.jp/news/2024/02/783077/





では感想の続きです。

佑樹丸くんが作ったタイムマシンで、佑樹丸、末吉、ポチ、たねさんは昔のヤングロード商店街に到着したと思い込んだ理由があって。


丸福商店に入っていくはじめさんと若い頃の美里さんが、大学時代に着ていたスタジャンを羽織っているのを目撃したから。


確かに、ああいうの流行ってた(我の昔と重ねてしまう)。

たねさんまで、見たことある、なんていうからさ。


末吉、結構このタイミングではしょぼいこと考えてたのだよね。


自分の人生、末広がりにするためにやり直す、なんて。


完全に思い込んでしまった末吉と、同じように思い込んだ佑樹丸とポチ。

でも佑樹丸とポチはすぐ気がつく。

思い込みが強かった末吉に、ちゃんと説明するタイミングを失ってしまう五郎、はじめ、サトミ。


このサトミちゃんの衣装と身のこなしと歌とダンスがめっちゃ可愛い。めっちゃ好き。

アイドルポップ路線で歌う姿は、ホントのアイドル。
ちょっと相川七瀬さんを連想。

サトミさんとわかる前にちょっとだけ登場する、赤いジャケットに黒いインナーとパンツの衣装はホントかっこいいし、ミコちゃん先生とだいぶ違う路線でずっと観ていたい。

そういえば、五郎の奥さん・末吉のお母さんは亡くなっている設定だから、、妹のサトミさんでしか登場できないのだよね。
今後続編が上演されるときもそういう設定のままかな。もっと登場してほしい。



「天才少女と呼ばれた女〜〜」の歌は歌詞も衝撃的だし、もっと聴きたいし観たいなぁ。



五郎を時間を遡った五郎だと思い込んでいる末吉。

セリフの端々でそう思っていると感じさせてくれる。

「五郎!…さん!」とか。

五郎の側もそう。

「末吉!」「…くん」とか。

なんかそういう戸惑いみたいな空気がさすがなのだよ。




映画撮影のクルーが、夜にひっそりやってきて、ヤングロードをピカピカにしていく。

更に狩山監督も、ピカピカにしていく。

このひっそりした場面は、セリフもあんまりないし、ちょっと油断してしまうところだけど、ちゃんと意味があるのだね(意味のない場面など無いんだけど)。

監督がヤングロードをピカピカにしながら独り言言ってるのだけど、お客さんに嫌われないかなと言っていた回があって、気持ちのステキな方なんだなと思った。

(ただこの頃はまだ尺伸ばしに加担していなかったし、自由度炸裂まではしてなかったなぁ。)






ではまだ続きます。