再び続きです。



昨日は広島公演があり、はじめさんのハンドマイクがもみじ饅頭になるなど、序盤の作品とはだいぶ変化した隅ヤンが上演されて大好評だった模様。




では感想を続けます。






この作品の今回のテーマは、「狩山豪監督が隅田川ヤングロードで映画を撮る」です。


前作では、建設会社を相手に、動画をアップして再生回数を競う、でした。


カメラで撮影するのは毎回のお約束。

末吉さんの夢が映画監督になること、だから。


映像にこだわっているのはそのせいですね。


私は舞台は観慣れているものの、映画や動画はそれほどでもないのでちょっとこの設定が不思議なのです。


もしかしたら辰巳さん自身の「映像作品に出たい」をそのまま投影してるんじゃないかな、などと思っています。


末吉はまだ若いです。彼の成長を描くだけでもどんどん続編ができそうです。





末吉さん、花形くんが映画の主演だと知って「えーん」と去ってしまったあとしばらくして戻ってきて転んでしまう。


肘が「チッっていった」と。擦りむいたというより、摩擦熱でちょっと熱くなっちゃうヤツ。



ここでの独り言が、いつだかの観劇日では、その前に五郎さんがアルバムを観て「昔に戻りたい」と歌った最後に嗚咽に見せかけて何かを言うところがあって。


その日は「アロエは火傷にいい」みたいなことを言った。


それを拾って「アロエないかな」と独り言を言う。


さらにはその後に登場する佑樹丸くんが転んで彼もアロエを探す(観客おお盛り上がり)ということがあった。



この一連のアドリブ、SHOWBOYでも毎回繰り広げられていた流れを思い出す。


さすがの対応力の面々だ。






肘を痛かった末吉のところに、突如狩山監督が現れて、映画の歌を一緒に歌う。


有名な映画タイトルや監督名がいっぱい入った曲。


青春アイドルソングみたいでとてもワクワクする曲だし、夢を語るっていいなぁといつも思っていた。



なぜ監督が現れて一緒に歌うのかは、謎。

でもアイドルな辰巳さんが観られるところで好きなところです。





そういえば。


五郎がアルバムを持ってきて美里さんの思い出語りをする「昔に戻りたい」の歌のとき、アルバムを持って思い出に浸りながら、土手(ステージ後方奥の高いところ)の手前にある5段くらいの階段を、一度降り、あとにはじめとぽちが続こうとするとすぐ後ろ向きに上がるところがある。



あれ、さらっとやってるけど相当難易度高いことですね。


歌を歌いながら踊りもしていて階段を足元を見ないで後ろ向きで上がる。



ふぉ〜ゆ〜皆、前を見ながら踊って歌えるのはPLAYZONEやってた頃からなのは知ってるけど、

毎回足を踏み外すこともなく、降りた瞬間また上る。


すごいとしか。






ぽちのソロ曲もあるのです。


五郎が去った後だったかな、突如東北訛りで話し始めて、「おらこんな村嫌だ」という有名な曲に似た曲で「オレって何者〜?」と歌い出す。


歌いながら、下手の土手から降りていって上手に行くと、「新しい学校のリーダーズ」に似た福田越岡楢木がちょっとだけ一緒に踊る。



私は毎回ここでの様子をよく観たくて双眼鏡を構えるのでした。





こうして書いてて気づいた。

たねさんも転換の時にもらった時間でソロ曲を披露するのに、はじめさんだけソロがない。


あるけど、途中から五郎さんと2人で歌う。


もう少しはじめさんのソロも聴きたいところです。





というところで今日もここまでです。

続きます。