梅棒さんの17公演目の作品を観てきました。



私が観劇したのは年末で、ちょうどENTA!6の名古屋公演のとき。



名古屋ENTAのチケットが取れなくて(立ち見ならあった)チケツイして探すことから梅棒さんを観ることに方向転換をしたら、

ありがたいことに、昼公演と、同日開催のトークイベントの両方のチケットが取れた。



Otomodachiが偶然同じ公演に行くというのでランチを一緒に食べて観劇。


ランチは以前娘に教えてもらった&Rollというカフェ。



そして久しぶりの本多劇場へ。



お席は私は前に2列だけでちょうど前が空席だったので実質2列め。




梅棒さんの公演は割と前のお席を授けてくれることが多いのだけど、

この公演は俯瞰で観たいなと、

観ている最中から感じてしまうくらい、1人ひとりの演者さんが面白いことしてた。



クローズアップで観たいのは、メイクや衣装がどうなってるのかとか、

手にしている小道具がどんななのかとか。




でも、ダンスの迫力が素晴らしくて、その迫力のせいでもっと引きで観たいと思わせられたのだ。




この作品、とてもとてもとても好きになってしまって、今まで観た梅棒作品では「ラヴ・ミー・ドゥー」が1番だったのだけどそれを超えた。



そして観終わった後の高揚感は、

初演のときの「SHOW BOY」を超えた。


とにかく衝撃がすごかった。



上手く言葉にならなくて何を書いても伝わらない気がして、それで今まで何も書けずにきてしまった。




昼公演を観終わった後のトークイベントでは、

8センチヒールでガシガシ踊る塩野さんとか、

斧が刺さったままの状態のまま舞台裏でせっせとPCで社長仕事をしている天野さんとか、

水晶玉を落としてしまったのに悪いのは水晶玉のせいですみたいな顔して芝居を続ける梅さんとか、

そんなエピを笑いを堪えきれずに語ってくれるたわでぃが面白すぎたり。

客演の方がお稽古中にとても作品に真摯に向き合っていて役に対しての取り組み方がとても好感がもてるよというエピを教えてくれたり、

曲名も敢えて伏せてM1などと言ってくれるとか、

演者さんのお名前もあったけど、役名で話をしてるからまたせっせとパンフレットを読んだり。



その日は帰ってからも舞台のことをずっと反芻していた。



東京公演はチケ完売。

でもまた観たい。

今まで梅棒作品は1公演1観劇だった自分ルールを破ろうか。

ならば、と言うわけで、思い立って愛知公演に行くことを決めた。



せっかく長久手まで行くならと無理やり(笑)息子を誘った。


古戦場見学で行くかと思っていた長久手に、舞台観劇で行く日が来るとは。




大阪公演も大好評で、

いよいよ愛知県に上陸。


梅棒さんの公演でも数年ぶりなのだそう。


名古屋からのルートは簡単で、東山線からリニモというモノレールに乗り換えて一駅。そこから徒歩。


梅さん恒例の劇場までの道を観ることなく到着。





梅澤さんのRadiotalkでも話題に上がっていたCoco Color Cafeというお店で軽く夜ご飯を食べていざ。




お席は1階というけど、サイドのバルコニーみたいなお席で中2階みたいなところ。

馬蹄型でいうと直線の部分。



念願の引きで観られるお席。

だけど、横からなので本多劇場で感じたような迫力は少し少なかった。


ないものねだりだね。



でも、トークイベで話題に上がっていた、スポットの当たっている所でそれ以外の演者さんがどんなことをしているのか、それを観るにはとても良かった。



ダンスの凄さも、トークイベで教えてくれた、1つの曲の中で素晴らしいコリオグラファーさんたちが競演するように振りを作ってくださってそれを演者さんたちがどう表現しているのか、

をよくよく観ることができた。



えりなっちさんの振り下ろしがめっちゃテンション上げていくのが素晴らしい、ということも、知れて良かった。



と、思いながら観るM9。






うん、やっぱり、なかなか上手く言葉にならない。


もう少し掘り下げて書きたいのだけど、

言葉が上滑りしてしまいます。




それでも次でもうちょっと書きたい。



それが終わらないと先に進めないのです。

性分として。





続く。