ホイラーの恐怖

まぶしいのです、部屋一面が銀色の光で溢れピッカピカしているのです・・・。
目が慣れて落ち着いてくるとビックリの前に背筋がゾ～、
部屋中がアルミホイールに覆われているのです。
窓、壁、天井、床、テーブル、その上のグラス、箸までも。
銀紙が貼ってないのはテレビの画面だけ・・・
絶句でした、その部屋の住人の目が見れませんでした。

水漏れ修理で伺ったのですが場所はトイレというのでいやな予感が少しよぎって、
裏切ることなくトイレが便器も全てアルミホイルで覆われていました

修理をしながら遠まわしにことの理由を聞くと
彼は天井を見つめながらポツリと「交信しているからね・・」
｢（僕）だれとですか？｣
｢金星人だけどね・・・｣
「（僕）・・そうですか・・・」
決して最後まで彼は僕の顔を見ることも無く天井をずっと見つめていました。
7～8年前くらいの話です。
これが僕のホイラー（アルミホイル交信？する人たち）との最初の出会いです。


っあ、どーもご無沙汰しています　伊東です。('-^*)/

先日、立川でマンションのミニキッチン用ＨＩヒーターを100台交換という依頼を受けまして
3日間かけてがんばりました。
正直さすがに100台は飽きるのです、
仲間と流れ作業で行うのですが疲れましたね～、
管理人さんが留守のお部屋の鍵を開けて次から次へと
作業するのですが、ちょうど作業に飽きてきたころ、あるお部屋のドアをあけると・・・

ピカピカしているのです、所々が。

テーブル、椅子、テレビ、グラスそして窓・・・あれ？
これどっかで見たことあるな？っと思ったとたん
目の前のホイルに包まれた布団らしきもの中から人がガバっと出てきたのです！
思わず｢ウワァ！｣と声を上げてしまいあわてて
「すいませんお留守かと思いまして」と言うと
彼は僕に背をむけたままピカピカ窓を見ながら
「交信してたからチャイムが聞こえなくて」と
ぶつぶつとささやくような声でつぶやいていました。

背筋にいやな寒気をを感じながらも
久しぶりに見たホイラーに少し喜びを覚えていた僕だったのです・・・。

このホイラーという人種は僕以外にも見かけている仲間もいるので皆様のご近所にも
いらっしゃるかもしれませんね。


株式会社ケイテック　ホームページ