ナベサダとチックコリア | 多弦Gutarist Tominha の部屋

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10弦・11弦という普通派では見ることがない多弦なギターを弾くギタリストTomonari.Cのブログ。音楽はもちろん、映画やら小説やら政治やら、思いつくままに書き連ねています。

二人が共演したアルバムというのがある。1970年の夏にアメリカ現地で録音された「ラウンドトリップ」である。メンバーは他にジャック・ディジョネットとミロスラフ・ヴィトウス。つまり、当時のマイルスリズムセクションである。
このアルバム、はっきりいって凄い内容である。一般の流布されているナベサダのイメージと違うせいであろう、ほとんど私みたいなマニアしか今や存在すら知られていない。ナベサダのアルバムの中で廃盤になってしまった、数少ないアルバムなのだが、もし、あなたがマイルス時代のチックコリアの最高のプレイを聴きたいと思うなら、中古CDショップで探し出して聴いてみた方がいい。私はアナログ盤できいたのだが、20分以上になるタイトルナンバーでのチックのプレイには、トリハダまちがいなし。
また、これを聴くと、ウェザーリポートからどうしてミロスラフヴィトウスが抜けたか、正確に言えばジョーザヴィヌルによって「追い出された」のかがわかる。