山行記 「南八ヶ岳・権現岳(2,715m)、山梨百名山」
1.日 時 2017年9月21日(木曜) 晴れ
2.交 通 マイカー
3.コース概要
天女山駐車場からの往復:距離約12Km、単純標高差1,185m、地図上の時間、登り4時間35分
下り3時間25分
4.コース実績
天女山駐車場(6:28発)→天の河原(6:39着/6:41発)→前三ツ頭(8:28/8:40)→三ツ頭(9:33/9:38)→権現岳(10:25/11:16)→三ツ頭(11:51)→前三ツ頭(12:17/12:20)→天ノ河原(13:44/13:46)→天女山駐車場(13:55着)
10年ぐらい前に、権現岳に2回登ったことがあった。最初は観音平から編笠山と権現岳を周遊した。今回はコースを変えて、天女山駐車場からの往復を計画。天女山駐車場には数台の車が停められているのみであった。週末なら、早朝から満車になるであろう。準備をして、早々に歩き出す。
登山口
天の河原までは、ハイキングコースと言った感じだ。天の河原に到着すると、鳳凰三山、北岳、甲斐駒、鋸岳などの南アルプスの峰々がきれいに見えた。木々の下を少し歩くと視界が開け、前三ツ頭と三ツ頭が正面に見えてきた。一服することなく歩くと、標高1800m、2000m地点の道標があった。標高差200mを20分で登ったことに気がついた。
天の河原 鳳凰三山と北岳
前三ツ頭と三ツ頭が見えてきた
前三ツ頭に到着、一服し展望を楽しむ。前三ツ頭からは、仙丈が岳、御嶽山、穂高連峰などの写真を撮りながら登る。
前三ツ頭から三ツ頭を見る 甲斐駒(左)、仙丈が岳、鋸岳
穂高連峰 編笠山(左)、西岳、諏訪湖
三ツ頭に到着すると、正面にギボシから権現岳、奥に阿弥陀岳から赤岳への稜線が見えた。最高の眺めだ。山の会で観音平~権現岳~天女山駐車場へと縦走したときは、雲りで展望がなく、記憶もほとんでない。
三ツ頭に到着 ギボシから権現岳、奥に阿弥陀岳から赤岳
三ツ頭から稜線をやや下ると、赤岳に延びる真教寺尾根と県境尾根が見えた。どちらかの尾根に挑戦したいが、日帰りピストンは絶対に無理だ!クサリ場に到着。クサリがあるから私でも登れるが、なかったら登れない。
赤岳に延びる真教寺尾根 クサリ場
権現岳山頂が見えてきた
権現岳山頂に到着。景色が見えて、安全な場所に腰を下して昼食を食べる。父子が登ってきた。聞くと、観音平から三ツ頭、権現と周遊するようだ。お互いに写真を撮り合う。
現岳山頂にて
下り始めてすぐに、右手の稜線を見たら、高齢男性が写真をとっていた。岩場を数メートル登り稜線にでる。赤岳方面がよく見えた。登山道に下ろうとしたときに、女性が登山道から外れ岩場に登り始めていた。「こちらは、山頂方面ではないですよ!」と声をかけた。岩場から下ろうとした時に、登山道に転落した。登ってきた男性が「大丈夫か?」と声をかけていた。夫婦のようだ。
捻挫や骨折などしたら、一人では下山できないのだ。意識して、慎重に下ることにした。前三ツ頭への平たん路では、富士に向かって軽くジョッグだ。天の河原に下る途中に、長椅子があった。なぜこんなところに?座って見ると、正面に富士が見えた。
富士に向かって軽くジョッグだ!
長椅子があった 座って見ると
無事、天女山駐車場に到着。
―以上―