千葉県大会2019が終了しました

当日はたくさんの先生方に
お世話になりました。
ありがとうございました✨




読上暗算の優勝を逃したのが痛手です(>_<)




痛手と言えば、身体に直接くるダメージも😅

写真撮影は肩を痛めている私にとっては
すさまじい拷問のような仕事でした💦

机を運んだりするのも、
途中で落とさないか、かなり不安でした💦
(突然、感電に似たブルッと締め付けられるような感覚がたびたび起こり、直後に肩を動かそうとすると激痛が走るのです)

10/7現在は約15時間寝続けたこともあり、
身体も少し回復し、感電に似た感覚は起こらなくなりました😃






真っ先に書きたいことと言えば、
千葉県一決定戦のルールについてです

昨年及び今年は、私にとっての切り札だったこともあり、教室内でしか話すことはありませんでしたが、10/6の朝、考えが変わりましたので、ここでも紹介します。


部門別問題(プリント)が、
五年生~高校一般までが答えに小数点の含まれる問題で
四年生以下のみが全て整数問題です。
そのため、四年生以下のみカンマ不要です。

それに対して、部門別トップ3が参加できる
千葉県一決定戦の問題は全て整数問題です。

従来のルールにおいては
この千葉県一決定戦でも、
四年生以下のみがカンマ不要、
五年生以上がカンマ必要、となります。


カンマの有り無しがそれほど大きくタイム差を生み出すとは考えていませんが、
数秒の差は出てくると考えています。
(0.何秒かもしれませんが😅)
それでも、たとえ僅かな時間でも、
低学年にはハンデがもらえています。
かけ算に関しては六問中の六問がカンマが2つずつ必要な桁数です。
一対一の勝負の時でも、片方が低学年だからカンマなし、片方が高学年だからカンマあり
となるルールは、現状の私にとってはありがたいものの、公平性を考えると、部門に関係なく統一した方が良いように思います。

カンマの有り無しがわかれる現ルールでは
【かけ算】が勝ちやすいと考え、
六問中四問がカンマ不要な【わり算】が勝ちにくいと考えていた種目でした。
なので、教室内では、力の差があらわれる【見取算】と、切り札になりうる【かけ算】に
重点をおいていました。





そして、もう1つ、
これは千葉県大会だけではなく、
すべての大会に同じように言えることです

大会の問題程度や読上の予選問題の内容、
及び決勝戦のやり方やルールなどを
選手全員に事前に周知しておくことは
とてつもなく重要なことであると思います。

大会の問題内容や、予選&決勝のルールは
練習を積みたい選手ほど気になるものです

公平性を保つためにも、細かい部分まで、
予め全員に公開しておくのがベストです。

現地にいた方々には伝わると思いますが、
事前に細かいルールを全員知っておけば
防げたはずのルールミス、再発だけは何としてでも防がねばならないことだと思います。


12月に行われる習志野の大会も現在は、
読上種目の決勝時ルールが不鮮明です。
大会に出場する全選手に、事前に詳細のルールを提示しておくことの必要性を強く感じていますので、私の教室だけでなく、連盟内の全教室にてルールの確認と共有が必須であるように感じています。
(せめて《○桁以内、○口以内》が必要です)




《共有》という項目繋がりでもう1つのお話

県大会の朝の時点のお話で、
読上競技は「解答を見て採点になる」という連絡がありました。
私はてっきり、《解答が選手一人一人に配られて採点をする》ものだと勘違いをしてしまいました。


従来は交換採点となり、その後に再審、
その再審の際に、司会進行の先生が
「一番の採点に疑問がある人はいますか?
 いないようなら一番は確定になりますよ」
 というアナウンスが一問ごとにあり、
 それ自体は必要な行程であるものの、
 解答を配って採点をするなら、
 そちらの方が効率的と思い
 そのように変更していただいて
 ありがたいと思いました。


ところが、実際には、解答を見て採点するのは係りの先生方のみで、選手は従来通り、読み手の先生がマイクで言う答えを聞いて採点するという形でした💦


つまり、私の脳内では
従来》答えを聞いて採点
今年》答えを見て採点

しかし、実際には
従来》答えを聞いて採点、
   聞き逃しや採点ミスなども聞いて再審
今年》答えを聞いて採点、
   聞き逃しや採点ミスなどは
   係りの先生が答えを見て再審

でした😅


確かに、朝の時点でも「選手に答えを配布する」ようなことは一言も触れていませんでしたので、今にしてみれば、「なるほど、そういうことだったんだ」と思います。





ここからは競技の振り返りです

まずはプリント競技。
入賞ラインも満点人数もトップ3(~5番手)の準決勝タイムも、全て予測通りでした。

四年生以下の問題は見取が五桁です。
クリスマスカップに向けて精度を上げる練習として、千葉県大会の1回戦、準決勝、千葉県一決定戦はどれも良い練習になります。


一人は1回戦満点通過でしたが、準決勝と千葉県一決定戦の練習量は、強豪メンバー相手に「十分な準備をすることができた」と言えるものではなく、《継続的な毎日の練習は必ず成果に繋がる》ことを対戦相手の強さを通して再確認できました。
次の群馬の本番でも、既に周りの選手との
圧倒的な力の差はわかっているはずです。
本当に追いつき追い越したいと思うのなら、
毎日、本気で取り組んでいく必要があります


もう一人は395点(400点満点)。
こちらは一ヶ月に約200時間、毎日の練習で
強豪メンバー相手に「戦うことならできる」
と言えるくらいまでには引き上がりました。
5点落としたのはかけ算。
見直しで間違いに気づき、正しい答えを記入
最後に元の答えを消して訂正完了だったのが
消す前に「やめ!」となってしまったそう。

1回戦が終わった時点で、
生徒二人からは「満点とれた」と「1つミスに気づいたけど書き直せなかった」と
本人報告がありました。
その時点で結果はそう(400点と395点)なのであろうと思っており、

採点をしていただいた先生に競技終了後、
「かけ算の答えが2つ書かれていました」
と教えていただき、
この時点で私は安心しました。

今までその生徒は
・正しい答えを間違えた答えに直してしまう
・書き直す際に、消してから書こうとして、
  答えが1つも書けていない状態で
「やめ!」になってしまう
ことが多くあり、その度に「まず正しい答えを書いてから、元の答えを消すこと!」と私から言われておりました。

満点を逃してしまいましたが、言われていた改善点はきちんとクリアできており、
1回戦をミスなく取り組むことは
練習と本番を重ねるごとに、着実に精度が増してきています。

アバカスサーキットのように、年12回あればその内の数回くらいは満点をとれそうですが
大抵の本番は年に1回しかありません。

それでも、その年に1回の本番で狙い通り満点を取れるようになる日も、すぐそこまで来ていそうです。





読上暗算と読上算ともに敗因は、まだまだ一問にこだわりきれていないところです。
「この一問、全力で入れる」と思ってはいても行動が伴っていません。
【絶対に負けない】モードにならねば
【絶対に負けない】モードになっている相手をこえることはできないのです。

予選で間違えて悔しいと思うかもしれません
ですが、3問間違えてしまうのは
明らかな実力不足以外の何物でもありません
決勝の舞台に上がるには、
まず予選問題での満点が必須です。


決勝に上がっても、「どうしよう、どうしよう」の表情をしていたら、その自信の無さはすぐに相手に伝わってしまいます。
決勝の舞台には堂々と上がり、
壇上でも堂々と取り組むべきです。



読上算の予選は、最終問題は
それまでの問題と比べて、かなり速いペースで読ませていただきました。
(7~12桁10口加算を4-3-3の区切りで、昔のグランプリジャパンの予選問題と同じくらいか、それより少し早めのイメージで読みました)

それでも、その速い問題にも対応できるのが
四年生以下は3名、五六年生も3名、
中学生が8名、高校一般は2名で、
合わせて16名が予選満点でした❗✨

予選最終問題がみんなできなくて
満点がほとんどいなかったらどうしようと
ちょっとだけ心配していましたが、満点が各部門に複数名いてくれて安心しました😌✨



この大会で唯一、達成できたこと
それは【決勝問題を決勝の舞台上で入れる】ことです。
決勝の読み手の先生には、12/1の習志野の大会でも、12/26のクリスマスカップでも、読上種目にてお世話になります。
両大会にて、千葉県大会でのリベンジができればと思います。



大会の反省をする時には、
《何が達成できたのか》
《何ができなかったのか》
をまずは考えるようにしてください。

その次に、
《何をしてきたお陰で達成できたのか》
《何が原因でそれをできなかったのか》
を考えてください。

最後に
《1年後の大目標の再設定》と
《次に向けて今の自分がやるべきこと》
を考えてください。



1位《優勝》をとりたいなら、
最低限ここまで考える必要があります。