同じ任地で活動するソーシャルワーカー隊員のカウンターパートから、ある依頼を受けました。
「学校の体育教師を対象に、傷害予防の講義をしてくれないか?」
傷害予防…何をやるにも準備が苦手なボリビア人に、「予防」を説明するのは困難を極めます。
というか、定着しない

よくよくニーズを聞いてみると、各種スポーツ選手のためのストレッチやトレーニングが知りたい、と。
しかし、志村の印象では、それよりも先にウォーミングアップが必要だろうという印象。
それを打ち合わせで伝えると、「各種スポーツ選手に対するアプローチは次回でいい。いい方法があれば教えてくれ!」と。
効率的なウォーミングアップ…全身があたたまり、柔軟性アップにもつながり、なおかつ短時間で簡単に実施できるもの
ラジオ体操

近年ラジオ体操が見直され、慢性痛の予防やダイエットにも効果的だと謳われているのはあながち間違っておりません。
ただし、大事なのは、適切な運動をもって実施することです。
でも、果たしてラジオ体操が地球の裏側、ボリビアの僻地で受け入れられるのでしょうか?
何人かにあらかじめ撮影しておいた見本ビデオ見せてみると、
「音楽がイケてない」
とか
「お前は身体が柔らかい。ボリビア人は硬い」
とかネガティブな意見もチラホラ

さて、その講義の当日。
いつも通り遅刻してくるボリビア人。
もう慣れっこですが、好きにはなれません

予定開始時間より1時間後にスタート

ボリビア人が体育やスポーツをする前にどんなウォーミングアップを実施しているか気になったので、質問を投げかけてやりとりをしながらの講義。

ラジオ体操で得られる利益を説明しました。
その後はもちろん実技

みなさんハアハア言っておりましたが、楽しく身体を動かしていました。
それにしても体育の先生なのに運動不足?!と見受けられる方々が多い…
終了後は、ラジオ体操の音源と見本ビデオ(志村が踊っているビデオ)を配布しましたが、これが受け入れられるかは全く自信なしです。
それはさておき、日本で実施されている効果的な運動を紹介できたことは良かったんじゃないかと思っております

