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1章 大げさでまわりくどい言葉♪


わやかテイスティー
I feel Coke!

コカ・コーラには色々な都市伝説があります。

女性のボディーラインを参考にした

というビンのデザインの話は

一番有名なものでしょう。

他にも、

飲むと骨が溶けるとか、

秘密の材料にはコカインや豚の血が含まれるとか、

レシピを知っているのは幹部の二人だけなので、

その二人は決して一緒に移動しないとか、

まことしやかに語られていますが、

実際には本当ではないようです。

ですが、

コカ・コーラのビンには2つの刻印があって、

その違いは甘口と辛口を分けて出荷するためのものだ

という都市伝説には、

マチガイとも言えない事実が含まれています。


おはようございます♪

都野建二郎です。

コーラのビンの刻印で

甘口と辛口が分けられている

というのはウソでした。

でも、ある時コカ・コーラは

確かに甘口になろうとしたことがあります。

それが、


『NEW Coke(ニューコーク)

カンザス計画と呼ばれるこの味の変更は、

1970年代にコカ・コーラ社が行った

ペプシチャレンジと呼ばれる

ブラインドテストキャンペーンの

結果が原因でした。


◆甘いのが好き♪

ペプシとコカ・コーラを目隠しして飲み比べてもらい

美味しい方を選ぶだけのこの企画は、

想定外にペプシの勝利に終わりました。

当時の経営陣はこの結果を真剣に受け取り、

コカ・コーラの味の改善に取り組んだのです。

そして4年の歳月と

20万人によるブラインドテストを経て、

1985年4月23日、

NEW Cokeは売り出されたのです。

事前の調査では100人中、

55人対45人の差で、

NEW Cokeが支持されたはずでした。

ところが、

実際にNEW Cokeを売り出すや否や、

強烈な反対運動が巻き起こったのです。

NEW Cokeの味はこき下ろされ、

俺たちのオールドコークを取り戻せ!

という市民運動が巻き起こりました。

『全米オールド・コーラ愛飲家協会』

なんていう組織まで立ち上がるほどです。

実はこの計画の最終段階では、

こっちがオールド・コーク、

こちらはNEW Coke、

と分かった状態での試飲テストも行われていました。

その結果はなんと100人中

61人対39人の差で、

NEW Cokeが選ばれていたのです。

それにも関わらずの大規模な反対運動に

当時の経営陣はほんとうに驚きました。


◆いらないとは言ってない♪

このNEW Cokeの失敗は、

オールドコークを一斉に無くしてしまった

のが原因でした。

消費者は確かにNEW Cokeを求めていました。

でもそれは、

オールドコークはもうお呼びじゃない!

という意味でもありませんでした。

それなのにある日突然、

『もうオールドコークは飲めません!』

と宣言してしまったものですから、

『聞いてないよー!』

という声が一斉に上がり、

あり得ないほどの反対運動につながったのです。

皮肉なことにそれほどの反対運動になった原因は、

コカ・コーラがとてつもなく支持されている

という事実によるものでした。


◆早い者勝ち♪

このNEW Cokeの騒動のように、

手に入らなくなることへの不安や恐怖に

過剰に反応する心理のことを

『損失回避』と呼びます。

もともとそんなに興味がなかったことでも、

それが二度と手に入らないと分かると、

最後のチャンスをつかもうとして

注文が殺到することは良くありますね。


少し前なら上野と札幌を結ぶ

北斗星という寝台列車の切符が取りづらくなったり、

英国とフランスを結んでいた

超音速旅客機コンコルドの最終フライトも

希望者が殺到しました。

最近ならゲーム機の生産が追いつかず、

それでも欲しいならネットのダフ屋から

不当な高値で買い取らなければならない

なんてことも起きています。

こうしたことはすべて、

『手に入らないかもしれない・・・。』

という実はどうでも良い理由で、

不安や恐怖心が大きくなってしまった結果です。

二度とコンコルドに乗れないのは事実かもしれませんが、

それで人生が終わるわけではありませんし、

もしかしたら近い将来

宇宙空間への弾道飛行を

もっとカンタンでお安く、

誰でも経験できるようになるかもしれません。

ゲームなんて今出来ない

というだけであって、

そのうち、それも極めて近いうちに

出来るはずなんです。

でも、我慢できない。

それが人の脳が持つ特性なのです。

もちろんこの特性を悪用して、

必要もないし、

急ぎでもないものを売りつけるような

悪徳な商法もあります。

でも、

あなたの商品やサービスが

そんな価値の無いものではなく、

むしろ早く手に入れるほどお得♪なら

この『損失回避』の心理を利用して、

最後の一押しをしてあげるのは

お客さんにとっても

かえって良いことだと言えるでしょう。


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