パブロフの犬 | エキセントリックギャラクシーハードボイルドロマンス         

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〜文学、お笑い、オートバイを愛する気高く孤独な三十路独身男の魂の軌跡〜 by久留米の爪切り

たまには具材が乗った、エグゼクティブなブルジョワな、うどんを食べようかな、「かけうどん」にはほとほと嫌気が差したよ、全く。小麦粉と味付きのお湯じゃないか、もっと人間らしい文化的なうどんを食べよう、俺だってなあ、貯金くらいあるんだよ、菓子箱に小銭をたんまりとな、という顛末で「大栄うどん」さんへ突撃です。

 

午後16時過ぎと食事には妙な時間帯であり、先客は1名様のみ、4人掛けテーブル席に独り威風堂々と腰を落ち着けます。エグゼクティブな男を態度で店にアピールしつつ、メニュー表を眺めます。


そうすっと、まあ視線が右上に固定されたまま動きません。「かけ¥310」との表示以外、目に入らないのです。気が付いた時には、ピンク色のコンバースが若さを象徴する女子店員氏に、「かけうどん、お願いします」と言ってしまい、ああ、しまった。今日の俺はブルジョワジー。負けてはならぬ、と土俵際で、「いなり160円」も同時に注文し、何とか体裁を保ちました。



左手の芸術作品を眺めながら、かけうどんを待ちます。煙管を咥えたまま、うどんを捏ねる鉢巻を巻いた前時代的風采の男、こいつが厨房にいたらクレームです。確認したらいなかったので安心です。



先にいなりが提供されました。昆布の漬物の存在感がデカいです。



程なく、「かけうどん」到着です。葱だけです。いいね!釦があったら押してます。変に薄い蒲鉾や天かすで粉飾していない姿勢に、お冷で乾杯です。シンプルが一番です。


うっすら茶色がかった出汁から香りが漂います。昆布とカツオで取った出汁でしょうね、少し酸味を感じます。麺はやや太め、やわらかい、煮込みの筑後うどんです。郷愁の味です。



かけうどんの欠点たる食感と味の単調さ、それを補うアイテムが勿論、卓上にあります。一味です。というよりそれ以外選択肢がありませんでした。


大量投入です。


因果応報。帰り途、腹が熱くて。風が強くて。




<p><a href="http://tabelog.com/fukuoka/A4008/A400801/40010077/?tb_id=tabelog_3194cf55d0101dd1604410eb7c383db290189af0">大栄うどん</a> (<a href="http://tabelog.com/rstLst/udon/">うどん</a> / <a href="http://tabelog.com/fukuoka/A4008/A400801/R7479/rstLst/">西鉄久留米駅</a>、<a href="http://tabelog.com/fukuoka/A4008/A400801/R7985/rstLst/">花畑駅</a>、<a href="http://tabelog.com/fukuoka/A4008/A400801/R3454/rstLst/">櫛原駅</a>)
<br />昼総合点<span style="color: #FFD700;">★★★</span><span style="color: #A9A9A9;">☆☆</span> 3.5
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