大腸黒皮症(メラノーシス) | 上から目線(メセン)

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スナップ写真日記が主ですが、ときどき、くだらない独り言を綴るブログです。

 

 

  19◯年◯月◯日、

毎年◯月恒例、

 

自己管理の1つである

今年で◯回目になる
大腸胃腸内視鏡検査を

S大腸肛門科で受ける。

 「この陰嚢が目に入らぬかぁ!」

 

診て肛門…はウケる?

あまり、

ウケないと個人的には思う。

 S大腸肛門科は

馴染みの医療機関であるし
何故か医療機関内に入ると
安息を覚える僕だ。

 院内トイレットで

グウゼンすれ違った

おじさんからの

不意に

「検査かい?大変だなあ

今日は糞を出すのが

仕事だな…頑張れよ」

という激励はまぎれもなく

ノンフィクションである。

 肛門科という実に

人間らしい場所での
人間らしい発言は

 

幼少の頃のまだ排泄物も
モノの考え方も

クサくなかった事を
も思い出してとても

懐かしい気分になる。


…。

 


 昭和もはるか

遠い存在になってしまった…

 



 検査光景も語れば長くなるが、


今回出会えた印象に残った
どこか懐かしさを

感じる方をサワリイントロ

程度に

書いておくか。

 共に検査を受けた

アキヤマと名乗る
間もなく80歳になる

と言う老人との


六畳くらいの

院内における

控室の中央にある
テーブルを囲み、

 

お互いの

膝と膝がぶつかりあう

というキワメテ

狭い空間の中、


大腸を洗浄する

ニフレックという薬剤を
お互い紙コップに注ぎ、

 

くー、くーっと

 

冷酒をあおぐがごとく


 

「ここは居酒屋かい?」

 

と思わせる

あっはっは…と

言う湿り気の

ない

笑い声も高らかな


他にもお互いの

身の上話など、

兎に角、

いろいろな語らいと

ニフレックと言う

下剤の効果から

来る猛烈な便意で

 

「では、しばし、失敬!」

 

の行ったり

来たりすれ違いの

厠(トイレ)と狭い

控室への

 

応対やりとりは
なんかまたダッセイ

エッセイと

しての材料には
もってこいなのだが

 

そういう事は

またいつかの機会にする。

 今日は簡潔に、
そして、読んだ人に

タメになる正しい排便管理
情報だけを書いておく。
 
 僕はとうとう

大腸に病変が発見された。


大腸黒皮症(メラノーシス)になった。

大腸粘膜全体が黒いシミで覆われて
真っ黒になったのである。

 このところの我が便の

怒りさえ覚える臭さと
毎日の腹部膨満感と下痢は
大腸が弱っているよ…
っていうサインだったのだ。
 
 しかし、大腸である。

普段見せようにも

見せられない
隠れたところにシミ、

そばかすなので

あまり気にしていない。

 その原因は

刺激性下剤の乱用による。

 刺激性下剤の典型である
コーラックとかを

乱用した記憶はないのだが?

 大腸内視鏡検査とは

肛門部から

カメラを挿入し、


盲腸から上行結腸→

横行結腸→下行結腸→
S状結腸→直腸…と

すすませていき病変を探るのだが、


その行程で

「あ、陰気さん!」

と、アナルセックス中

の陰気くんは


不意に大きい声で

センセイから

 

陰気という
ダサい名前を

言われた時には


とうとうポリープが

出来て

今日はポリープ切除オペで
病院お泊まりコースか…


と、

尻の穴と言うか

肛門括約筋がキュッと

しまるほど身構えた。



「アロエ下剤使用してませんか?」

との言葉とともに

「大腸粘膜が黒いシミでビッシリです」

という事実を

ディスプレイに映された
我が大腸、

ホルモン焼きで言うと

てっちゃんをみせられたのだが、


その光景にはぞっとした。

 

イカスミか!と言わん

ばかりの我が大腸ホルモン。

 コーラックなどを

利用すると大腸は

黒くなる…は肛門学を学び、
知識を得ていたが

僕は飲んだ事はない。

 鎮静剤の効果が

切れるまでのベッドで病臥中の
ひととき、

 

いろいろ考えたのだが、
あ、もしかして

「もりもりスリム」という名前の
お茶を夕食後、

かかさず飲んでいた事で

こうなったかも?

 帰宅後、

その「もりもりスリム」には

先生の
おっしゃる通り、

 

サイアクな便秘解消素材である
「キダチアロエ」が

原材料に含まれていた。

 しかし、そのお茶の

おかげで肛門裂創、
つまり、切れ痔とは

近頃疎遠であった。

 切れ痔の痛みは

相当なモノである。

大腸黒皮症(メラノーシス)といい
切れ痔といい罹患

するのは圧倒的に女性だそうだ。

 かかる病気まで

女性化するとはね。

こりゃ、僕も

乳がん検診受けないと…な…
と少し思って

 

乳まわりを触診してたら
不覚にも感じてしまって

久しぶりに自慰シュイン。

 女性と言えば、

思えば元カノは痩せたいが為に
腸内洗浄が趣味だった。

 消化器肛門科おたく

である僕はそれをよく

 

「シロウトが

むやみにそんな事をすると
腸に穴があいて

とんでもない事になるぞ!」

 

と、


諌めたものだが、

 

彼女は女性特有の

 

男性には言われたくない!
メイク方法も何も分からない
のにヨケイな口出し無用!

 

という姿勢を
貫いてまったく

言う事を聞かなかった。

 が、実は僕は

女性のメイク方法も

詳しいし、実践してる。

 が、変態と思われるのは

イヤだったのでその元カノには
そういう嗜好はカタク秘密であった。

 あと、彼女はセンナ茶も

愛飲してたがそれも最悪である。

ちなみに彼女とは

アナルセックスはしなかった。

 


そんな趣味は僕にはないのだ。

 


基本、変態だけれども

セックスに関しては

ドノーマルな僕である。
つまりテクがない。

 便秘に悩む女性、

特に若い方には

なかなか勇気がいるであろうが、


是非とも大腸肛門科の

モンをくぐって
機械的下剤を処方して

もらうことをおすすめしたい。

心臓や腎臓に疾患が

ある方はちゃんと正直に
先生に告白すること。

 今回はメイクやら

 

髪型やら、

 

あ、ク、サ

 

ダイレクト

 

(臭)などの
外面に対する

ナルシシズムではなく、


内蔵に対する

正しいナルシシズムを

盛って、

 

いや、持ってくれ…と
訴えたかったので

日記を更新する気になった。

 さっそく、

僕もモリモリ

スリム茶の愛飲をやめた。


やめれば半年から

一年で大腸の

黒いシミは消えるそうだ。

 やはり、排便を促すのは
サントリー天然水を

飲むのがイチバンであるし
なにより安上がりである。

 それがダメなら、

 

(おそらく女性ホルモンの関係上、
ダメだとは思うんで)

 

大腸肛門科へ…になるだろう。

 先生からの薬物依存症である僕に
対しての助言が身に染みた。

 「とにかく正しく

食事をとってください。
そんな精神安定剤まがいのものに
お金を使うのはもったいないです…」

 

と…。

 

 人生に魔法の杖はない。

女性ファッション誌の

広告を観ると、


多感な少女期に

よくあるコンプレックス
を刺戟、

 

それをお手軽に解消という
魅力的なコピィがあるけれども
それに惑わされないように。

 ちなみに僕は

アナタの乳首や乳輪が
黒くても気にしない男である。
サイズもね。

 だからなに?
 
インターネットも

情報の正確さは
年々低下している。

 正しい情報収集をしてくれ。

 見事に惑わされちまった

僕が言うのもなんだけど…。