放射線治療って土日を除く平日に毎日当てるんですね。時間にしたら5分くらいなのに、仕事帰りに病院に行くのは間に合わないってことで、朝一の時間で病院へ。

 

1時間単位で休みがもらえる制度を使って、毎日2時間くらいだけの休みをとって病院通い。3週間くらい続きました。

 

照射部位が胸椎の一番下と腰椎の一番上あたりだったので、吐き気とかの副作用は出ないような説明だったのですが、治療後しばらくしてから出ましたねー。吐き気。

 

抗がん剤の吐き気より強かったようで、食べたいのに食べられない、入っていかない日々が続きました。

 

加えて抗がん剤の副作用で味覚障害もあったので、毎日の食事が苦痛のようでした。そのイライラがつのって、何度旦那に八つ当たりされたでしょうか。

 

こっちだって食べられそうなものを考えて作って出しているのに、キレられて暴言はかれたら、優しくなんてできません。

 

旦那もつらいだろうけど、私だってつらいんだ。怖いんだ。癌患者とのこんな生活、いつまで続くんだろう。早く終わってくれないかな、そんなことを考えたこともありました・・・

 

骨転移への痛みの緩和には薬より放射線のほうが有効ということで、実際に放射線してからは痛みもなくなりました。

 

倦怠感とか足のしびれとかいろいろ副作用はあったけど、痛みがなくなったのは良かったようで、旦那の顔から苦悶の表情が消えました。

 

放射線と並行して一時治療の抗がん剤をやっていたのですが、肺の腫瘍は悪化していたので、ここで一次治療が終わりとなりました。

 

別の抗がん剤、二次治療の始まりです。