旦那が亡くなった今、後悔していることがいくつかあります・・・ショボーン

 

よく、生前どんなに尽くしても、身内を亡くした後は後悔が出てくるといいますが、私もその通りになっています。

 

いずれ別れるときがくることはずっと覚悟をしていたし、余命宣告を受けてからはその覚悟がいよいよ現実のものになりつつあると、その日が近づいていたけど、後悔ないように精一杯旦那に尽くしたかといわれると、正直全然できませんでした。

 

心のどこかでは、この私の旦那が死ぬわけないって、余命宣告されたけどまだ先のことだ、大丈夫って思っていたのかもしれません。

 

後悔していることは、いくつかあるので、またブログに綴っていこうと考えていますが、一番大きな後悔は100%で旦那と旦那の病気と向き合ってあげたらよかったってこと。

 

旦那は昔から体調不良アピールが強い人だったんですよね。腰が痛い、頭痛い、歯茎が変、しんどいなどなど。私だってどこかが痛いこともあるし、しんどいこともあるけど、いちいち口に出さないのに、旦那はうるさいくらいにアピールしてきて。

 

それが昔から正直うっとおしいなって感じていたんですよね。

 

だから、最初に腰痛が出て痛くて眠れなかったり、治療が始まってから体調不良でしんどそうでも、旦那に対してすごく心配するとか精一杯のケアをしてあげるとかしなかったんです・・・

 

子供に対してならどこか痛いとかあったら大丈夫?って聞いたり、薬飲むようにすすめたりするんですけどね。

 

痛みや体調不良に対しての薬はもらっていて飲んでいたから、アピールしてきても私としてはこれ以上できることがなくて。

 

私は旦那のこと、子供のこと、家のこと、そして自分のことを一人で全部やらないといけないから、ごめんだけど、あなたは自分のことは自分でなんとかしてね、っていう気持ちもあったのかもしれません。

 

毎日のように心配して大丈夫?○○しようか?って気遣うと、本当にこの人は癌なんだ、病気なんだって認めてしまうことになって現実を見るのが怖くて、突き放すような感じになってしまったのかもしれないです。

 

それでも、旦那は「ちょびちゃんがいたから俺はここまで生きてこれた。嫁さんがちょびちゃんじゃなかったら、とっくに死んでたわ」と言ってくれたので、旦那の中では私は充分に旦那を支えてあげられていたみたいなんですけど。

 

友達には「正直、メンタル最悪なんだけど、いろいろ支えてくれてる嫁さんに申し訳ないから、前を向いて生きていくわ」とも言っていたようですし。

 

私に心配かけまいと、不安にさせまいと、メンタル落ちててもほとんど何も言わなかったんですよね。不安だったと思うし、怖かったと思います。

 

旦那のこと、毎日ハグしてあげたら良かったなって。ハグするとストレスが3割減るそうなんです。

 

病院で生検するときに肺に針を刺すのが怖かったけど、看護師さんが手を握ってくれてすごく安心したとよく言っていました。

 

そうなんですよね、特に何も言葉にしなくても手を握るとかハグするだけで、安心するし心が落ち着くんですよね。

 

時々、「ちょびちゃん手握って」と言ってました。そのとき、きっと不安や恐怖がいっぱいでどうしようもないから手を握ってきたんだなって今になって思います。

 

だから、私の方からいっぱいハグしてあげたらよかった。今はそれが最大の後悔です。