保健所や愛護センターは犬猫を保護すると言う。
もちろん、しっかりと保護し、最大限の努力をし、飼主のいない犬猫は、新たな飼主さんを見つけるなど、命を守る為に、尊い業務として、保護をする行政がほとんどだと信じています。

しかし、ある県のホームページでは

「センターでは、動物の健康と安全を考慮して収容期間を原則一週間としています。長期の収容は困難ですので、譲渡を希望される方は一週間以内のお引き取りをお願いします。」これは譲渡希望者に向けた内容です。

と言う事は、健康と安全を考慮が殺処分なのでしょうか?あきらかに保護とは言え無い殺処分目的の収容。
また、この行政では、定期的な譲渡会は案内されていますが、未だ幼犬限定、根本的な問題を感じます。

社会があれば、必ず一定の確率で、孤児は生まれます。
犬の現状は、その割合1/1,000匹、これは、個人の責任に終始すべき事項では無く、社会が共に考え、対処すべき事項です。つまり、その役割としての司る機関、行政が担うべき責任でもあります。

全国で、大切な命の為に、頑張る行政の職員さんたちがたくさんいらっしゃいます。心より感謝し応援致します。一部の地域で有っても命を蔑ろにし、自らの役目を放棄する事は許されない事です。命を尊ぶ社会である事を心から願います。

決して、大切な命は蛇口から吐き出される訳では無いのですから。