パリ五輪代表を賭けた日本陸上選手権が行われました。
全部見た訳じゃありませんが、印象に残ったのは、田中希美さん、男子100m、女子100mハードル、男子110mハードル、男子400mハードルかな?
田中希美さんは強かったですね、これほど強くても世界では7番か8番、これくらいの選手じゃないと世界で通用しない。
男子100mはサニブラウンが代表内定しているので、あと2枠誰が掴むかが焦点だった。
男子短距離は世代交代したようで、東京五輪代表が全滅。
優勝、2連覇した坂井選手は筋骨隆々で、かなりウェイトトレーニングをしていると思われる。
スタートから爆発的にパワーを出力する走りで、後半伸びればと思う。
今回も圧勝するかと見ていたが、東田選手、柳田選手に追い詰められた。
女子100mハードルは12秒台が6人もいる大激戦。
女子はどの種目もレベルが低く、世界レベルの選手と走れば、極端なこと言うと、大学生と幼稚園児が戦うようなもの。
当然、五輪参加標準記録など切れる種目はほとんどないのだが、この100mハードルだけは違った。
しかも、1人2人ではなく、何人も12秒台がいる訳ですから、ドキドキしながら見ていました。
男子110mハードルは更に世界に近く、代表内定している泉谷選手、今回優勝した竹村ラシッド選手は金メダルも狙える。
男子400mハードルの豊田選手は、身長195㎝、フランス人とのハーフで、慶應大学4年のイケメン、これはかなりの逸材、まだまだ伸びしろありそうで、一発あるかもと期待してしまう。
あと期待しているのは、マイルリレーかな。
44秒台が2人いて、中島選手も44秒台に近い、3人も速い選手がいるのだからメダル有力だ。
元々、何回かメダル獲得している4継よりも、こちらの方が有力種目だった。
パリ五輪代表になるには、五輪参加標準記録を切らなければ代表になれなかったが、今はワールドランキングによっても代表になれるという。
五輪参加標準記録は、今はかなり高くて切ることは容易じゃない。
標準記録を切る選手が少なくなったので、ワールドランキングで代表を選べるようにしたと思うが、標準記録を切れない選手は代表にするべきではないと思う。
標準記録を切ってやっと世界と戦えるレベルなのだ。