いっこうに釣れない私は恥を忍んで最初のポイントの対岸で勝負することとした。
が、周りは釣れる、、、、おらはつれね。
だんだんと「なんで釣れねんだ、おらなんかしたか?ルールも守っているし、、、、いっそのことテレホン人
生相談に電話しよう!」と思ったほどだ。そしてダメなら家帰って釣りもうやらない宣言でもしてふてくされ
て寝ようとも思った(ただ、私の場合一晩寝ればいろんなこと大体治るのです)。
そしてサンマを付けている名人の釣法をじっくり見て研究する。
目の前でバンバン上げる。
その極意を知りたかったのだ。
一番でかかったのは84センチのオス。すごい引き方だった。
でも名人は最大91センチあげているとのこと。
名人の極意、、、、「その辺流せ」とのこと。
おらも流す、、、、邪念があるのか肩に力が入り過ぎているのかバイトなし。
追い打ちをかけるかのようにルアー2個根がかりさせ自分のルアー無くなった。
だ、だが私は最初のポイントで人が根がかりしたルアーを一個回収していたのだ。
そして、最初に使っていたタックルはリーダー結ぶ時間もったいないということでいつものイナダ釣り用の
竿をチョイス、リールは4000番から2500番にパワーダウンしてしもうた。
これでダメなら帰って落語会手伝いだわ。
と思いながら名人の言葉を抱いてスプーンを流す。
ミノー使っている奴ら(ひとりゼッケン持ってない着用忘れか?もぐりか?)シングルフック2個までなんだ
けどわかっているのか?理解しているのか?トリプルフック使ってねえか?
漁協もしっかり公平に監視していただきたい。
だって俺らは金払っているんだからね。
そんなこんなで近くの奴がまたヒット。
どけようとしていたら
ググっ!!!
強烈な引き!!
ヒット!!!
ドラグどんどん持って行かれる。
2500番の力では慎重に相手を弱らせるしかない。
しかも漁師さんの罠に潜られるかもしれない、そんな緊張とばらしてはいけないスリルで手に汗握るファイ
トだ。
頃合いをみて後ろに下がる。でも持って行かれる。
鮭の頭を空中に出せ、出しながら相手が弱るのを待つのだ。
バレるなよ。
緊張が走る。
鮭もまだ走る。
浅瀬に持ち込み
3時25分頃のこと。
これで帰れる。
最後、菊池さんという方が来たのでポイントを譲る。
受付でゼッケンを返し、下関で鮭をはやして(切って)もらって市民文化会館へ大急ぎで向かうのであっ
た。
なんとか寄席準備には間に合ったのであった。
ありがたやありがたや。

