新潟日報さんでこないだ公演を知った「金子みすゞ詩の世界」に仕事も食事もなりふり構わず行って来た。
中井美穂さんが詩の朗読をし、仲道祐子さんがピアノを弾き、長谷川陽子さんがチェロを奏でる。
はじめはどうかなと思ったがこれが本当にいい!!
冒頭で金子さんの生い立ちなどが紹介され、詩とクラシック音楽の競演が始まった。
金子さんのストレートでそれでいて繊細で優しい詩が私のやさくれた心の扉を開けてくれ、そこにスーッと
染み込むようにピアノとチェロが心地よく通り抜けてゆく。
これは三位一体のなすシナジー効果、相乗効果で本当に絶妙で本当にいい!!
金子さんのある詩「私と小鳥と鈴と」にある「みんな違ってみんないい」というフレーズがあるのだが、本当
にそれぞれみんな違うけれど心にこだまするんですよ。「こだまでしょうか」ではないけれど、心にしっかり8
0年以上の時を超えて詩がこだましているのだ!!
私はいとさめざめと泣いた。涙がこぼれた。
そして短い生涯で500もの作品を作ったという才能はいまでも、いや100年200年先でも輝き続けるだろ
う。
本当に足を運んでよかった。だって1000円だもの。さすが聖籠町!!
余談ではあるが仲道祐子さんが聖籠町のピアノを絶賛していたウイーンの「ベーゼンドルファー インペリアル」という
日本にも数台しかないピアノ、弾かない鍵盤があってそれがあるがために響きが違うのだと。
なんだか得した一日だった。