シンポジウム | ロンママの笑うが勝ちや

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ぐるぐる近所を、まわって ささやかな発見をお伝えします。

シンポジウム 葛城の峰々と道
〜葛城修験者と和泉山脈の霊場,参詣道〜を日曜日に聴講しました

私がいつも訪れる山、毎日目の前にある山のお話です
葛城28宿修験道は二上山〜加太への山々です

葛城修験者の鉄山さんのお話より
山野海川をどうとらえていたか
恵みを与えてくれる神様の山、死者霊魂は山へ向う
死者の国から蘇ってくる〜里へ

人々は病気を直したい、飢餓から開放され体〜加持祈祷的な目的で山で修行していた

私は山から力をもらうというイメージでしたが、
「入峰することで天地も浄化される」と聞き驚きました
自然と共存しているということなのでしょうね

和歌山大学の大橋先生より
修験道と西国三十三箇所霊場の相違点共通点についてのお話でした
西国は観光的要素が大きい(1000年頃〜行尊は修験者的だった)
西国巡礼者は行場には行かない
道を考えると、粉河寺〜中津川行者堂がポイントになるみたいです

郷土研究をされている木村さんより
三国山周辺の調査をされていて、粉河寺〜槇尾山への、社寺石仏道標などをマップ作成中との事です
文献より以前あっただろう場所を探して歩くのは楽しそうでやりがいがあるだろうな
私も興味があります

ハイキング道の整備、看板、景観を良くするために木々を伐採する等、地域の人々の力と国の事業的な事が上手く噛み合って〜〜
安心して歩ける山になって欲しいです
葛城の峰々を訪れる人々が増えて里山の良さを知ってもらいたい、地域活性化に繋がりますように