「あふれでたのはやさしさだった」を読みました | ロンママの笑うが勝ちや

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知人が貸してくれた本「あふれでたのはやさしさだった」を読みました
童話作家の寮美千子さんは奈良少年刑務所で絵本と詩の教室の講師をされました、その様子をまとめた本です

反抗期〜若い頃はめんちゃな時期はあっても、実際に私は犯罪に関わった人と接する事がありません
なので、ピンとこないのかもしれない

筆者も、教師心理学やカウンセリングのプロではないが、たまたま縁ができてプログラムに関わるようになります

手探りで始めた試み〜〜少年達の心を開かせ自己表現する力を引き出したのは筆者、刑務所スタッフの思いやり人柄なのでしょうね



教官の言葉より
「目標を達成して得られるものは「条件付の自信」です」
あっそうなんだってびっくりした言葉です

犯罪には関係なくても
人は、仕事勉強や運動を頑張って頑張って評価されて生きています
オリンピックで金メダルを取ってもその後あんまり幸せじゃなくって、苦しんでいる選手の話があるからね

何があってもあなたは〜大切な一人の人間だと心から伝えてくれる人が必要なのですね

通常学校の授業や、読書感想文では、先生受けすることを書いてしまうけど
心から出た飾り気のない言葉達、少年達の詩は純粋ではせつなくて胸がいっぱいになりました