理論なき実践、実践なき理論だけでは歌は上達しません。 | 音域を伸ばしたいヴォーカリスト必見!1年以内にあなたの音域を倍以上にするボイストレーニングを伝授します!

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.ヘヴィメタルのハイトーンボイスに特化したボイストレーニングを受けてきた著者が高音域発声に特化したボイストレーニングをお教えします。

こんばんは‼︎

 

ヴォーカリスト兼ボイストレーナーのKです。

 

 

今回は歌、もしくは発声技術の向上について

のお話です。

 

突然ですが・・・

 

皆様は、独学で練習されてますか?

 

それともボイストレーナーについて練習して

ます?

 

独学で練習されてる方ならば理論は必要でし

ょう。

 

逆にボイストレーナーについて教わってる方

なら正しく理論を学んでいるのかが重要でし

ょう。

 

独学でもただ単にやってれば勝手にうまくな

る。

 

これで歌や発声技術が向上する方は天才的な

声の才能があります。

 

こう言う人は感覚的に理論面も理解しつつ自

分独自の方法で発声や歌を育てていくことが

可能ですね。

 

ただ多くの方はそうではなく積極的に自主練

してる方は理屈が正しく理解できず伸び悩み

ます。

 

で、正しく理論を学んだとしても実践練習を

してない方もこれまた伸び悩みます。

 

インターネットを使えば正しい理論を学習す

るのは今の時代、難しくありません。

 

知っただけで出来た気になっているのがこち

らの問題。

 

では健全に上達していくためには何が必要な

のでしょうか?

 

 

 

ご興味ある方はお読みください。

 

 

 

ではさっそく本題です。

 

 

結論としてはタイトル通りですね。

 

 

正しく理論を学び、積極

的に実践していく。

 

これです。

 

 

ただ闇雲に練習、実践のみ繰り返してもだめ。

 

正しく理論だけ学んで出来た気になってもだ

め。

 

 

両方とも必要です。

 

 

 

 

で、今回はここからさらに深掘りしていきます

ね。

 

実践力自体はあなたのやる気に依存する部分が

あるのでモチベーションが重要になってくるで

しょう。

 

極論、放っておいてもやる人は1日何時間でも

練習するのです。

 

なのでやること言えばどうしたらやる気を維持

でいるのかについて工夫するくらい。

 

 

ですが理論はどうです?

 

 

今の世の中、ネットを使えば情報過多の飽和状

態なため上質なものから低品質なものまで内容

には天と地ほどの開きがあります。

 

 

これが高品質なのか低品質なのかの判別って理

論を学び始めた方には難しいでしょうね。

 

なのでその判断基準についての切り分けポイン

トについてご紹介しておきます。

 

 

近代のボイトレでも信用に足る正しいメソッド

を教えているボイトレの先生って元々のルーツ

を追っていくとは数百年前のベルカント唱法を

研究するところから始まってます。

 

 

その代表格で始祖的な存在もある方々は20世

紀3大ボイストレーナーでもある

 

コーネリウス・リード

フレデリック・フースラー

ハーバート・チェザリー

 

で間違いないでしょう。

 

 

 

代表的な書籍は以下の通り。

 

いずれも17世紀ごろのベルカント唱法について

言及してます。

 

 

 

◆こちらはハーバート・チェザリー氏の著書。

 

SLSの創始者であるセス・リッグスに多大な影

響を与えた偉大な方でもあります。

 

Mr.Bigのエリック・マーティンのお師匠さんで

もありますね。

 

 

 

 

◆こちらはコーネリウス・リード氏の著書

 

YUBAメソッドの生みの親である弓場徹さ

んのお師匠さんですね。

 

ベルカント唱法の概要を理解するには最も

優れた書籍ではないかなと。

 

 

 

 

 

◆こちらはフレデリック・フースラー氏の著書

 

アンザッツや喉とその周辺の筋肉群の解剖学

を世界的に広めたその功績は近代ボイトレの

メソッドでもあまりに大きいです。

 

おそらく現存する中で最も近代的かつ科学的

なボイトレ教本でしょう

 

 

 

この御三方はいずれも数百年前のベルカント唱

法の研究者でその再現を理想として掲げていま

した。

 

 

で、概ね現在の素晴らしいボイストレーナーは

この系譜に当たります。

 

 

ミックスボイスって用語を正世界的に一般化し

たアメリカのセス・リッグス氏や日本の弓場徹

先生もそう。

 

ハリウッド式(SLS)やYUBAメソッドって言

葉を聞いたことある人が多いでしょう。

 

下記の本読んだ人は多いんじゃないかなあ。

 

 

◆こちらはSLSの創始者でセス・リッグス氏の

お弟子さんであるロジャー・ラヴ氏の著書

 

 

 

◆こちらはコーネリウス・リード氏のお弟子さ

んで日本でも有名な弓場徹先生の著書ですね。

 

YUBAメソッドは日本では超有名。

 

 

こんな感じで上記の方々も元々は上記の御三方

の影響を色濃く受けてます。

 

 

今現代、ミックスボイスって用語自体が一人歩

きしちゃってる感は否めませんが元々はベルカ

ント唱法から生まれた用語です。

 

 

今更そんな数百年前の発声メソッドに意味ある

の?

 

最新の研究を元にしたメソッドの方にこそ価値

があるのではないか?

 

 

って疑問も出てきそうですが逆に17世紀に用い

られていた数百年前の発声練習方法が21世紀の

現在でも重宝されているってことはそれだけ信

用価値が高いってこと。

 

正直、現代の医学を持ってしてもいまだにボイ

トレは民間療法の域を出ません。

 

それってつまりどのメソッドを使っても再現性

が低いのです。

 

そんな現代のボイトレ業界でも数百年前のメソ

ッドを元にして近代ボイトレのメソッドが作ら

れているって驚異的。

 

それだけ本質を捉えているとも言えます。

 

当時のメソッドは再現性も極めて高かったと言

われてますしね。

 

 

なので正しくミックスボイスの理論を学ぶので

あればその大元の情報源にあたるベルカント唱

法の流儀に沿っているのかどうか?

 

 

ここを切り分けポイントとして判断すれば高確

率で間違えにくいでしょう。

 

 

今回は以上です。

 

 

お読みいただきありがとうございました。