口角と表情筋を上げて歌うことの重要性 | 音域を伸ばしたいヴォーカリスト必見!1年以内にあなたの音域を倍以上にするボイストレーニングを伝授します!

音域を伸ばしたいヴォーカリスト必見!1年以内にあなたの音域を倍以上にするボイストレーニングを伝授します!

.ヘヴィメタルのハイトーンボイスに特化したボイストレーニングを受けてきた著者が高音域発声に特化したボイストレーニングをお教えします。

こんにちは‼︎

 

ヴォーカリスト兼ボイストレーナーのKです。

 

 

今回は発声時の基本姿勢(フォーム)につ

いてのお話です。

 

ミックスボイスの習得以前に音ヌケの良い

明るい母音を作るために非常に重要なこと

なので是非お読みください。

 

 

ではさっそく本題です。

 

 

明るい母音を作る際にとても重要な要素は

 

 

表情筋を引っ張り上げ

て口角を上げて歌う

と。

ただしあくまで自然な

範囲で・・

 

 

これですね。

 

 

これは地声、裏声はもちろんのこと特にミ

ックスボイスを出す際には注意していただ

きたいです。

 

ボイトレの超基本なのでご存知の方も多い

かもしれませんね。

 

ただ注意点もあります。

 

 

 

よく聞く指導例としては

 

笑顔で歌いましょう

 

 

こんな言われ方をしてます。

 

こんな指導をされた人も多いんじゃないで

しょうか?

 

これはこれで良いんですよ。

 

万人にとって分かりやすい素晴らしい指導

法だと思います。

 

ただ変にここだけに意識が向いてしまうと

返って不自然になって力んでしまいます。

 

すると本来得られるはずの共鳴が得られな

くなってしまうので意識し過ぎは厳禁です

 

 

この笑顔で歌いましょうって指導の狙いで

すが

 

・口腔内を広げる

・鼻腔に声が届くようにする

 

主にこの二つです。

 

この二つが正常に機能するようになると顔

面の共鳴器官が本来の響きを取り戻します

 

そうすると出てくる声の音色は数段階明る

くなります。

 

これが出来ると出来ないをアコギに例える

ならサウンドホールにフィルターを貼って

弾いた音とそれを取っ払って弾いた音くら

いに音色が違います。

 

アコギ持ってる方は是非とも厚紙を1枚、

サウンドホールに被せてやって見てくださ

い。

 

全く共鳴のない籠もった音の鳴りがします

から(笑)

 

人間の体も力んじゃうと同じようなことが

起きてます。

 

共鳴部分を塞いで力いっぱい弦を弾いて音

を出そうとしちゃってる感じ。

 

 

真ん中の黒い穴がサウンドホールです

 

 

基礎ではありますがゆくゆくはミックスボ

イスを取得してアンザッツの3a、3b、5を

使いこなしたい場合、この点は超重要。

 

顔面の共鳴器官をしっかり使いこなせない

とフースラー大先生のアンザッツだって機

能しませんからね。

 

 

僕の体感ではありますが鼻腔を鳴らそうと

意識すると勝手に口角は上がってきて音の

鳴りも良くなります。

 

ただこの感じ方にも個人差があるので表情

筋を意識的に上げたほうが上手くできる人

もいるでしょう。

 

ただ、絶対にやり過ぎて力んじゃわないよ

うにしてください。

 

やってみると分かりますが顔面の共鳴が使

えていない人や正常に機能していない人に

とってはこれが出来るようなるだけでも声

の音色が相当に明るくなります。

 

それまで籠もっていた音のトーンがスパン

と抜けが良くなりますからね。

 

これちなみに日常生活の声も明るく響くよ

うになりますよ。

 

さらに言えば、表情筋のリフトアップにも

なるので小顔効果とアンチエイジングにも

つながります(笑)

 

基礎的な姿勢の話ですが、僕が教わってき

た歌の先生達もここについては皆一様に口

を揃えて指導してました。

 

もし独学で歌の練習されていてこの点に無

頓着だった方はこの表情筋を上げて歌う姿

勢を常々注意して練習してみてください。

 

即効性があり効果も抜群です。

 

当然マイクの音乗りもよくなりますね。

 

この基礎がしっかりあるかないかでその後

の声の発達がスムーズに行くかどうかが大

きく違ってきます。

 

 

今回は以上です。

 

ではこの後のレッスン頑張ります。

 

 

お読みいただきありがとうございました。