ある日 きみは 


黒く 馴染んだ器から 

真っ白な 

なおも  きみの心みたいに


純白の うさぎに 

姿をかえたのです 



そして きみは


静かな雪野原をかけ 

風に乗り 


高く 高く 

星の原の中をかけ上がり 



月の門へ 

新たな世界に 向かうのです