パチンコ店がルールを守ることができない業界であることは私の記事を読んでくださる方でなくともご存知かと思います。禁止だと言っているのに、違反だと摘発を受けているのに、未だに守ることが出来ないことが「イベント禁止」というルールです。
厳密にはイベント告知という広告規制です。さらに厳密に言うと、パチンコ店からの告知は行っていないが、ホールでも客でもない第三者なる人物が告知を行っていることです。大きなホールなら目にしたことがあると思いますが、○○来店!雑誌取材!なるものが該当します。ホール側が告知しているのではないのでセーフなんて考えでしょうが、告知媒体と協力関係にある時点でアウトなんですけど、何故かホールはグレーだと自己判断してしまっています。
従来での告知は新聞広告やメール配信が主となっていましたが、今ではSNSがメインとなっています。なぜSNSかというとホールとは無関係を主張できる、且つ誰が発信したのか足がつきにくい利点と、単純に無料で便利だからと考えます。
では何故ホールは禁止とされるイベントを行いたがるのか。簡単です。客を呼んで金を儲けたいからです。
表向きでは高設定を使っている優良店をアピールしたいのに告知できないなんて言っていますが、高設定に座った客は当日は勝てるけど勝ったお金を持ってまた来てくれる。勝った金が無くなったら、また勝てるかもしれないからと新しい金を持ってくる。店は売り上げる仕組みを理解しています。商売することは悪くないですがやり方が汚いです。
より多くの売り上げのため、集客のために「客に勝たせる」というエサを撒かなくてはなりません。エサ撒きに高設定を使う。エサがあると知らなければ客は来ません。客は、高設定=エサがあれば寄ってきます。しかし店が用意するエサは多くはないです。数少ないエサを求めに行列を作る客は店からしたら勝とうが負けようが全員カモです。
店のエサを取るのが上手い客がいわゆるパチプロといわれる人物で、下手な客が養分となる図式が成り立っています。養分が負けて店の売り上げとなった一部を還元しているのがパチプロが得ているエサ、つまり金銭になります。パチプロは勝つのが上手いわけではなく、店の手のひらの上で踊らされているパチプロを勝っていると思わせて飼育しているだけです。飼育するメリットはもちろん出玉です。パチプロが勘違いして獲得したエサを利用して店側は高設定を使っている優良店だとアピールしたいのです。店がエサを与えてくれるから勝てているだけなのに、パチプロは上手く立ち回っているなどと勘違いしてしまいます。エサが無くなれば養分は来なくなり、無職の得意技であるハイエナも出来なくなります。だからパチプロを利用して集客しているので、パチプロが勝っているからという理由では出入り禁止なんかにはしません。
今もパチプロとして生活している人間は、「今は」勝っているかもしれません。普通なら勝つ人間なんて追い出したいと考えます。しかし、勝ち続けても尚、店から出入り禁止等されない人物は店からはカモとして認識されているはずです。店は売り上げの仕組みを理解しているので店がエサを与えなければ、今は勝っているパチプロもいつかは負けてお金が戻ってくると確信しているはずです。
パチプロは店からエサが与えられなければ食えなくなることは必然です。昔と比べてイベント告知出来なくなったことで養分が減り、同時に売り上げが低下したためエサも減ってきたことで廃業となるパチプロが多くなり、新たにパチプロを目指そうと思う人間がいなくなっているのではないでしょうか。
この業界は時間が経てば経つほど縮小される様がお分かりいただけたかと存じます。