こんばんは。

 

本日は、Mckinseyの面接に落ちてしまった話をしたいと思います。

失敗談こそ、人にとっては有益になりうると信じていますので、多少の文句が含まれても、ご容赦ください。

 

みなさまは、Mckinseyという戦略コンサルティング会社をご存知でしょうか。いまでは、コンサルティングという言葉自体が日本に浸透しましたが、まだそんなに浸透していなかったころから、経営者に対して鋭い助言を行い、それに対して高いフィーをもらっていた会社です 。

 

私が、ブログの中でも何度か憧れの念を吐露してきた、大前研一さんが日本支社の代表を務められた会社でもあります。

最近ですと、ヒラリークリントンの物まねで人気を博した、石井てる美さんが有名かもしれません。

 

外資系金融機関ですと、ゴールドマンサックスが有名ですが、外資系コンサルティング会社ですと、マッキンゼーが有名です。

 

https://gaishishukatsu.com/archives/101709

 

就職活動を、偏差値で評価される受験勉強のようにしか考えれなかった私は、就職偏差値で言うと、偏差値80のMckinseyに憧れを抱いてきました。

いくなら、トップの所に行ってみたいと。

 

学生時代は筆記試験で落ちてしまったので、今回はウェブ試験とかをパスして、面接に進むことができて、うれしかったです。

 

私もコンサルタントの端くれなので常々思うことですが、コンサルタントというのは、ダラダラと長く働くことはだめで、こうあるべきだとかこうしたいという思いがあった上で、その実現のためなら長く働くことも辞さないというスタンスが大事だと思います。

 

その上で、高いフィーを頂くのですから、あいつはすごい、あいつの意見なら聞いてみようと思わせる力も必要です。

 

戦略コンサルティングというのは、業務コンサルティングと違い、会社の戦略を立てる人が相手になりますので、より偉くて、より俯瞰的に会社を眺めている人に、上記のように思わせることが必須ですので、圧倒的な質と量、それに加えてスピードが求められます。

 

さて、普段はやるきのないことを書いていますが、それなりの覚悟と自信をもって、面接に臨んだのが先週のことです。

 

六本木一丁目駅に到着し、1階のトイレで精神統一し、いざ受付に行き、面接に来た旨を伝えると、まさかのビル違い。

 

私は、坂の下のアークヒルズに来ていました。。

 

そこから、坂道を駆け上がって、仙石山ヒルズ森タワーへと向かいました。何とも情けないことですが、人生がかかっているので、ただ必死でした。

 

こんな坂の上に、オフィスがあるのかとびっくりしました。

 

面接はケース面接と呼ばれる、実際のプロジェクトをマスキングした模擬課題に、どの程度上手く対応することができるかをテストする形式のものです。

 

有名なのは、日本に電柱は何本あると思いますかというような、フェルミ推定と呼ばれる、分析軸と仮定を置いて、自分の知っている知識の中を利用して、答えを導出するというタイプのものです。

 

今回の面接では、よりプロジェクトに近いもので、質問も対話形式でしたが、ろくにケース面接の準備をしていなかった私は、イメトレレベルの戦闘力で向かっていったので、相手の求める水準の答えを導き出すことができませんでした。

 

これから、Mckinseyを本気で目指す方には、どうかケース面接の準備は入念に実施することをお勧めします。

 

転職であれば、ムービンストラテジックなど、そうした対策を徹底的に行ってくれるエージェントがあります。

 

最後になりますが、Mckinseyは落ちた候補者に対して、落ちた理由のフィードバックがありません。

それは、落ちたものからすると、自分のすべてが否定されたように感じてしまい、とても悲しいことです。

 

常に自信をもって、本当に頭を使っていれば、チャンスは来るはずですが、私にはご縁がありませんでした。

 

同じように転職でプライドを傷つけられた方がいれば、ビル間違えても受かると信じて戦ったプライドの高いアホもいると思って、どうか笑ってください。

 

本日は以上です。

おやすみなさい。