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箱根駅伝第65回(1989)大会、山梨学院大学駅伝部創部3年目、ケニヤからの留学生ジョセフ・モガンビ・オツオリが衝撃的なデビューを果たした。

花の2区。
各校のエースが投入される区間。
トップ順大から48秒差でたすきを受け取ったオツオリは、
1km2分40秒、
2km5分38秒、
5km13分55秒
の猛烈な勢いで飛ばし、驚異の7人抜きの区間賞で山梨学院大を初めてトップに立たせた。

オツオリ伝説はこうして始まった。

その後も、第66,67大会とオツオリは2区を走り、いずれも区間賞を獲得した。

そして迎えたオツオリ最後の箱根駅伝、運命の第68回大会。
この年もオツオリは2区を任され、前人未到の4年連続2区区間賞獲得の夢、そして山梨学院大学初優勝の夢をかけて走った。

残念ながらオツオリの4年連続の区間賞獲得はなかった。
しかし、山梨学院大は念願の初優勝の夢をかなえた。

これは、当時小学生くらいだった俺の夢でもあった。
当時は良く、オツオリ、オツオリと言いながら畑道を駆け回って遊んだのを思い出す。

オツオリの走りは今でも脳裏に焼きついている。
そしてそのとき抱いた期待感や感動は今になっても色あせることはない。

ありがとうオツオリ

心よりご冥福をお祈りします。