高澤 一成 「真の哲学者とは」

高澤 一成 「真の哲学者とは」

■哲学・社会学・社会思想に基づく「社会衰退の克服論」
■成人道徳教育(啓蒙)の必要性と、道徳と自由の両立

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Platao, Aristotle, Descartes, Rousseau, Kant, Hegel, J.S.Mill, Nietzsche,
Durkheim, Nishida, Heidegger, Bataille, Sartre, C.Levi-Strauss, Derrida, Lasn,

「真の哲学者とは」と彼はたずねた、「どのような人だと言われるのですか?」
「真実を観ることを」とぼくは答えた、「愛する人たちだ」
(プラトン著 藤沢令夫 訳 「国家」より)

「真の哲学者の場合にあっては、非個人的なものは何もない。
そして、特に彼の道徳こそは、…彼が何者であるかを示す。
―換言すれば、彼の本性のもっとも内的なるもろもろの衝動が、
いかなる順序をもって配列されているか、を示す。」
(ニーチェ著 竹山道雄訳 「善悪の彼岸」より)


選挙HP 「哲学者 高沢かずなり 公式サイト」(ownd)




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◇2021年5月27日~

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終戦80年に際し①  絶対に知っておきたい人物・事件

 

   

 

 

 Xでは歴史を知らない人たちによる自虐史観の暴言のような攻撃的なポストが大勢(たいせい)だが、日本が中国との戦争に突入したのは欧米列強からの自存自衛と、朝日新聞記者で共産主義者・ソ連のスパイの尾崎秀実(ほつみ)によるものであり、その後、日本の民間人が数百人も惨殺された通州事件もあり、悲劇は繰り返されたのである。

 天皇制、引いては日本という国そのものを解体する共産主義の脅威を知らずに、その場しのぎの反戦という偽善的な気分だけで日本だけに自虐史観を強いるのは恩知らずかつ馬鹿げていることを理論的に証明していきたい。

 戦没者は決して今のXだけで調子に乗っている一部の日本国民が蔑(さげす)むように犬死にされたのでは断じてない。

 たとえ私一人になっても、先の大戦で亡くなられた日本国民の名誉と尊厳だけは守り抜きたい。

 日本帝国陸軍が仕出かしたことが酷いという声しかテレビとネットでしか聞かれず、このままでは、無知でヒステリックで恩知らずな多くの日本国民の民意によって日本そのものが無くなってしまいそうだが、

 だが、私は高校の倫理科で教えられるような哲学・社会学・社会思想・宗教に基づく普遍的な道徳倫理を実践しつつも、キリスト教を作った哲学的な聖パウロのような、人種を超えた人類愛を前提としつつ、社会学の代表格デュルケムが「道徳教育論」で強調する祖国愛を重視し、歴史的事実と教養に基づいた三島由紀夫や石原慎太郎の意志を貫きたい。
 
 そして私が知る限り、心ある中国人の同志が現在進行形で苦しんでいるのは間違いなく、文化大革命であり、天安門事件であり、法輪功に対する弾圧である。
 私と明治大学商学部で同じクラスだった上海在住の中国人留学生Aさんは文化大革命により、映画監督を始めとする多くの親戚を亡くしたという。
 また、私は2000年代に大宮駅西口アルシェ前で行われた法輪功信者による中共からの弾圧、赤い血を流した拷問を再現する実演デモに遭遇し、駅前の広場を通行する多くの若い女性が「気持ち悪い」という悲鳴を上げていた。
 さらには私はノーベル平和賞を受賞した劉暁波さんに向けて、中国共産党を批判するインダストリアルの曲「Subversion(国家転覆の意。劉暁波さんの罪名)」を音楽SNS「SoundCloud」で発表し、当時74のLikeが付いて、主に外国の方に聴いていただいたが、習近平体制によって劉暁波さんは帰らぬ人となってしまった。

 日本による中国への3.3兆円もの経済支援ODAを反日教育や領空・領海侵犯という仇で返されている以上、国策的にも誤りだったことが証明されている今、ただでさえほとんど主権がなく、卑屈な外交を続ける日本政府が、具体的に戦没者を家族に持つ中国の方々、個々人に対しては遺憾の意を表明すべきだが、完全な軍事独裁体制である中国共産党という政党に謝罪することは、今を生きる中国人の自由と人権を否定することに他ならないのである。

 いわば個人資産3000兆円とも言われる習近平一人の思うつぼであり、それは日本の戦没者のためにもならないし、今を生きる中国人のためにも一切ならないのだ。

 真の日本のことを思う日本人であるなら、適当に偽善的なことを言って、靖国神社を否定して日本の戦没者を犬死にとし、中国共産党におもねって、海上自衛隊の負担を増やすような眠たいことを軽々に言うべきではない。

 逆に外国人でも、ケント・ギルバートさんやフィフィさん、金美齢さん、石平さん、など、日本のことを考えている人はいるのであって、「中国共産党に謝罪しろ」という反日志向の日本人は、そこまで日本が嫌いで、亡くなられた戦没者を凌辱するなら、早々に中国など、海外に移住していただいて一向に差し支えない。

 

「傑出した英霊」、陸の山下奉文(ともゆき)と海・空の山口多聞

 

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山口多聞(たもん)と山下奉文(ともゆき)

 かつて江原啓之(ひろゆき)さんは靖国神社は墓場であるというニュアンスのことを言っておられたと思う。
 靖国は近代に建てられ、他の天照大御神など、日本の神々を祀るいにしえの神社とは性質が異なるため、私もその側面は強いと思うし、むしろ先の大戦で亡くなられた戦没者の魂は神社神道としても国家としてもこうした大規模な神社で慰霊されなければならない。
 しかし私が心からの慰霊と共に、神が祀られる神社として昇殿参拝するのは、陸の山下奉文(ともゆき)と海・空の山口多聞(たもん)という傑出した二人の司令官の存在のためである。
 彼ら二人は神社に祀るべき軍神と呼ぶにふさわしい。
 「マレーの虎」と恐れられた山下奉文はイギリス軍に勝利し、欧米列強に対しては日露戦争の東郷平八郎や乃木希典と並ぶ最も大きな戦功を上げ、アジア世界の独立の象徴であると思うが、軍事委員会とマッカーサーによって早々に絞首刑にされてしまった。
 山下奉文は死の間際、日本の婦女子教育の重要性を説いたが、戦後はことに第二団塊世代以降の女性に社会性としての道徳倫理の必要性は教育できず、中絶と児童虐待の激増、第二団塊世代の女性が出産適齢期の期間の出生数が明治期を入れても過去最低(当時)という極端な少子化を招いた。
 児童虐待の大半は男親や内縁の夫によるものだが、社会学者の宮台真司が指摘しているように、1990年代以降は完全に女性がコミュニケーションの主導権を握っており、さらには人としての最低限の道徳倫理を教育されていない感情や気分だけで、子どもに暴力を振るうような完全な犯罪者以下である男をカッコいいというだけで選んでしまっている女親の責任も虐待をする男と完全に同等である。

 海・空の英雄である山口多聞(たもん)は「人殺し多聞丸」という異名を持ち、大艦巨砲主義の日本にあって、航空戦術の重要性を一早く唱え実践した。天下分け目のミッドウェー海戦にあって、山口は索敵の必要性と哨戒機を上げ続けることと空母を集中させるという終始正しい戦術を忠告してきたが、無能な南雲忠一が言う事を聞かず、4隻の主力空母を失い日本敗戦の流れが定まった。しかし最大の損失は航空戦術に精通した山口多聞少将だろう。

 大海原に眠る英霊たちに心よりの感謝と哀悼の誠を捧げる―

 

17歳で散った特攻隊員、荒木幸雄

 

 

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特攻隊員 荒木幸雄



 紛れもなく、日本一崇高で美しい男性である。
 

 陸軍特別攻撃隊第72振武隊員。駆逐艦「ブレイン」(USS Braine, DD-630)は大破炎上し荒木も戦死した[1]。享年17。

Wikipedia 

 

 日本は戦後「はだしのゲン」ではなく、彼について教育すべきだった。
 そして生きていることそれ自体の尊さについて教えるべきだった。
 荒木幸雄は16歳(17歳とも)で熊谷直実に討ち取られた古(いにしえ)の平敦盛を想起させる。
 かの織田信長公が好み、吟じ舞った歌も『敦盛』である。
 信長は自らもうつけ者と呼ばれながら若くして家督を継ぎ、若くして華々しく戦地で散った敦盛の生き様を手本とする美学を持っていたので、荒木幸雄は信長公が最も尊敬し、憧れるような崇高な男性だったに相違ない。

 荒木幸雄の生誕は1928年。私と50年も違わないし、私の母とは20年も違わない。わずか半世紀前はここまで過酷な時代だった。
 GHQの戦後教育によって、荒木幸雄や特攻について学校では教わらなかったが、我々の世代が見てきた「機動戦士ガンダム」は、戦争の過酷さをよく知る富野由悠季が、当時最先端のアニメという娯楽において、どうにかして子どもたちに戦争の要素のあるメッセージを伝えようとして高い評価を得、また、アニメが文化として認められる契機となった。
 荒木幸雄と彼が生まれ育った群馬県桐生市に、哀悼の誠と心よりの感謝、崇敬の念を捧げる―

 

牟田口廉也と鹿山正

 

 

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牟田口廉也と鹿山正

 牟田口廉也と鹿山正の道徳のない未熟な精神が「令和の悪夢」、選挙荒らしとデマで国民を苦しめている〇〇〇党の幹部X氏に投影される?
 しかし、道徳のない輩は戦時にもいた。
 牟田口廉也と鹿山正である。
 兵站を考えずに10万人のうち3万人もの日本兵を病死、餓死させた牟田口の罪は重いが、兵曹長と階級が低いにも関わらず、沖縄県久米島の島民を無意味に虐殺した鹿山正は、あまり知られていないが、戦時とは言え、許し難い蛮行であり、彼らこそ先の戦争で明白かつ大きな罪があったと思う。

「国の宝」とも言えるべき、山下奉文が処刑され、山口多聞、荒木幸雄が戦死したにも関わらず、腐れ外道と言われても仕方ない所業を残した牟田口と鹿山は昭和40年代まで生き延びた。
 そして、奇しくも検察・警察が意図的に一切取り締まらない「令和の悪夢」〇〇〇党X氏の誕生日は終戦記念日である。
 敗戦の呪いが日本社会に君臨し、日本国民を唾棄し、あざ笑っているとでも言うのだろうか? 
 さらには野田毅と向井敏明が中国兵に対する百人斬り競争によって処刑された。
 ここまで日本帝国陸軍が中国兵を虐殺した原因は、日本の民間人が大量に虐殺された通州事件の報復もあろう。
 つまり、帝国陸軍は通州事件のために、中国兵の捕虜を留め置くことができなくなっていた。
 そもそも中国に侵攻すべきでは全くなかったが、ソ連のスパイで共産主義者の尾崎秀実が、日本を敗戦させるために近衛文麿に中国への侵攻を仕向けて、日中戦争に突入してしまった。

 

 

日中戦争の元凶、近衛文麿と尾崎秀実

 

 自存自衛の戦争はともかく、中国との戦争は完全にすべきではなかった
 近衛文麿は完全に将の器なく、完全に朝日新聞の尾崎秀実にだまされたのだ。
 それはさながら安倍晋三が、2000年代にミルトン・フリードマンのスパイとも言うべき竹中平蔵にだまされるがごとくである。
 かつて司馬遷は言った。「天の力は微なり」であると。
 日本は竹中平蔵の影響下にあった小泉・安倍政権の2000年代に、国から地方へのお金が100兆円も削られ(菊池英博)、日本国民は貧困化の一途を辿った―。
 

「ゆきゆきて神軍」奥崎謙三

 

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アナーキスト奥崎謙三

 
「ゆきゆきて神軍」
 アナーキスト奥崎謙三の時代から、国民に対してスラップ訴訟を乱発する、選挙荒らしの嘘つき「反社カルト」X氏の時代へ。

 マラリアで千数百人のうち30人しか生き残れなかったニューギニア戦線で上官を殴って食料を奪い生き延びて豪州軍の捕虜となり、引き揚げ船の船長の腹を刺し、皇居の一般参賀で昭和天皇にパチンコ玉を発射し、田中角栄を脅迫し、皇室ポルノビラを撒き、法廷で2名の判事と8名の検事の顔に小便と唾をかけて罵倒した。
 奥崎の生涯に渡る怒りはニューギニアで生き残った戦友二人が敗戦を知らされた直後に処刑されたことに端を発する。

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奥崎謙三

 奥崎謙三の形相は仏教の餓鬼を想起させる。

 これは奥崎の人格を否定するものではなく、彼が生き抜いた戦争が地獄のように過酷であることを如実に示すものである。

 日本や他の国が被った戦争の被害もそうだが、戦後日本のこのような人物の生き様もまた、人類が二度と戦争を起こしてはならないという教訓である。
 彼は戦後、殺人の罪も起こしたが、戦争という極限状態から戦後も平時の社会に精神状態が戻れていなかったのかもしれない。
 奥崎の死後は神戸市にある奥崎の自宅は整地され駐車場となり、奥崎と母、妻の三人が眠る墓も撤去され、更地になっているという。
  
 奥崎謙三は兵庫県民だったが、野々村竜太郎元県議、斎藤元彦知事、立花孝志の襲来、元県民局長・竹内元県議の自殺と、兵庫県は悪い流れが払拭(ふっしょく)できていないのかもしれない。

  私は奥崎謙三がスサノオや平将門のような存在だったと思うし、奥崎の魂を供養しないことは、東京大手町の将門塚のような祟りが起き得るものだと解釈しており、現に斎藤県政、立花事件で警察・検察が全く動かないという災いが起きており、さらには奥崎が所属し、ほぼ全滅した独立工兵第36連隊の千数百名の英霊を否定することに他ならないので、私個人は天皇陛下自らが慰霊すべきと考える。

 そして奥崎謙三がまるで聖人君子に思えるほどの救いようのない人物が、一般国民をデマによる名誉毀損と大規模なネットリンチで自殺に追い込んだり、スラップ訴訟で攻撃せず、税金から成る政党交付金や支援者から億単位のお金をちょろまかしてきた、〇〇〇党を率いる大幹部「令和の悪夢」X氏である。
  
 保守・アナーキスト系の政治活動家の系譜は三島由紀夫、野村秋介は元より、奥崎謙三のようにドラスティックに生きた又吉イエス、鳥肌実、外山恒一、「都知事選ポルノポスター」の「鬼スベリピエロ」河合悠祐、そしてへずまりゅう、立花孝志と、カネ目当てなだけの活動家(チンドン屋)として、さらには人としてのレベルを極限まで落として、続いて逝く―。
 そして無論、三島由紀夫は歴史上の人物で優れた文人であり、別格だが、野村秋介は思想的に三島に近く、政治的である。
「立花はただの犯罪者だ」という声もあろう。
 無論、立花には政治的思想も、人としての最低限の道徳倫理も、教養すらもない。
 そして警察・検察が同氏に対しては非常に多くの犯罪状態があるにも関わらず、2年以上、全く機能しない状態となり、大津綾香さんという31歳の女性に対するつきまといで昨年、書類送検されたにも関わらず、知人の資産家を使って6月20日の午前3時という未明の時間に、同氏が店にいることを大津さんに知らせずにだまして呼び出し、事実上、監禁しようとしたにも関わらず、大津さんは大声を上げて資産家の手を振り払って逃げたが、警察は動かなかった。
 たとえ大津さんに対して重大な危害が加えられても、事故で済ませるなどして、今の堕落した警察は全く何もしなかっただろう。

 こうした手合いが銀座で六本木で参院会館で大阪で神戸でネットで野放しなのが今の令和の日本とでも言うのだろうか?

 私個人は日本道徳党を立ち上げて、一日も早く日本の優雅さと法の下の平等をぜひとも取り戻していきたい。

 日本の真の保守は未だ姿を現していない。

 そもそも昭和天皇を狙撃した奥崎謙三は、日本の共産主義者やそれを礼賛する国民、あるいは自虐史観で事実上、日本の解体と天皇制の破壊を目指しつつ、道徳倫理を全否定する大多数の日本国民と何ら変わるものではない。

 だが、右からも左からも嫌われている「新自由主義」という別のカテゴリーの、ヤクザを祖先に持ち、太陽光のテクノシステムとつながりのある小泉家の進次郎氏が次期総理総裁になろうとしている。
 

戦後80年に際し② 非公開

 

 [非公開部分]
 

※公開不可能である部分のため、非公開とします。
 

 故に日本はまだぎりぎり偉大だと確信している。

 そして日本という国は悠久の歴史を刻み続ける。

 日本の先人に哀悼の誠を捧げる。

                                                     令和7年8月15日

               哲学者 高澤 一成