発達凸凹のある子を育てていると、
「口を出すべきか、見守るべきか」
毎日迷いませんか?
私もずっとそうでした。
でも先日、
小6の息子が自分で先生と話して
ある「決まり」を作ってきたんです。
その瞬間、私は喉元まで出かかった言葉を
ぐっと飲み込みました。
今日はその話を書かせてください。
息子が自分で決めた「1時間」のルール
小4から続いている、
息子の偏頭痛。
最近は薬が効かないことも増えてきて、
小6になった今、
思い切ってお薬を
変えることになりました。
そんな息子が先日、自分で先生と話して
ある『決まり』を作ってきたんです。
「頭痛がひどくなったら、保健室で1時間休む。
それでもダメなら、早退する」
それを聞いた時、
私の胸は一瞬、ざわざわしました。
『無理するくらいなら、
最初から帰ってきた方が楽じゃない?』
そんな言葉が、
喉元まで出かかりました。
でも、私はその言葉を
ぐっと飲み込んだんです。
そのアドバイス、本当に子どものため?
以前の私なら、
間違いなく親の正解で上書きしていました。
「しんどい思いをしてほしくない」
「無理して悪化してほしくない」
息子を思っての言葉だと言い訳をして。
でも、今の私には自分のどす黒い本音が痛いほど分かります。
「あの子が苦しむ姿を見て、私がハラハラしたくない」
「私が、安心したい」
そんな親の都合が、
べったりと混ざっていたんです。
良かれと思って伝えたアドバイスが、
実は『私の不安を落ち着かせるため』だったかも……
ハッとしたことはありませんか?
グレーゾーンの子が自分で決めることの意味
息子は、かつて保健室登校を
経験したことがあるからこそ、
『一日中、保健室にいること』の難しさも、
『勉強が遅れる不安』も、
身をもって知っています。
本当は、最後まで教室にいたい。
でも、体はやっぱりしんどい。
その『やりたい』と『できない』の間で、
彼なりに必死に引いた線が、
『1時間だけ休む』だったんです。
それは、医学的な『正解』ではないかもしれません。
でも、自分の体の声を聞き、考え抜いた
『本人だけの答え』でした。
もしここで、私が『親の正解』を渡し続けてしまったら。
子どもは、『自分はどうしたいか』を確かめる機会を、
少しずつ失ってしまうかもしれません。
見守るために必要な「子育ての地図」とは
今の私が、息子の不器用な答えを
『そうなんだね』と丸ごと受け止められるのは、
私が『できた母親』になったからではなくて。
これから子どもにどんな変化が起こるのか。
その時、親はどこまで踏み込み、どこで引くのか。
その『子育ての地図』を、
少し先に知ることができたからです。
行き先が分かっていると、
子どもが迷っても、立ち止まっても、
『あぁ、今はこういう時期なんだな』と
必要以上に慌てずに見ていられる。
息子が決めた『1時間』は、
小さく見えて、
自分の人生のハンドルを
自分で握り始めた大きな一歩でした。
その不器用な一歩を、『大丈夫だよ』と
笑って受け止められる親でいるために。
まずは私たち親が、
見守るための『地図』を
持っておけたらいいなと思います。
発達凸凹の子育てをしていると、
「どうしてうちの子だけ?」と
自分を責めてしまう夜があります。
そんな母のために、
7日間のメールレッスンを作りました。
わが子の見方が少し変わると、
子育てが少し楽になることがあります。
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