・中年夫婦と 結婚前のふたり
和久井家の主、和久井和男は最近は早くに眼が覚めることも多く、、由布子が時に
呟くような言葉の中には若い二人と比較して、自身の欲求不満を比べているかのような言葉も多く・・それに応えてしまっているような自分。
今朝も早くにベットから抜け出すと、コーヒーを淹れ、新聞に眼を通している。
どうやら、それというのも、 二階で生活をする娘夫婦が気になり、なにかしら感化
されてしまっていることが影響しているのではないのかと思っているのだが・・。
「 お は よ ー ・・早いんですのね 」 ・・ぁぁ・・、
由布子が シーツとパジャマを抱え、部屋ぎを着て、気だるい様相で起きてきた。
昨夜 遅くに帰った和男は、直ぐに風呂へと入り、、食事を採ることダイニングの
椅子に座ると、、 テーブルの端でお茶を飲む由布子がつぶやく。
「どうやら、孫を見る日も遠くはなさそうですよ」
・ ・ ・ あのように 育てたつもりは ・ ・
・・ふふっ、、 主人は 薄笑いを浮かべるも、、
由布子のつぶやきから察するところ・・見せつけられたとまでは ないとしても、
「休むとなれば、お布団も要るだろうにと 持っていってあげたら・・明らかに
その時の声が・・ 」
「 興味のある 話だなぁ、、早く聞かせてくれヨ・・ 待ってるぞ 」
そのような つもりでもなかった由布子は、横になって休もうと背を向けて話すも 、
「自分たちだって若い時は、そのようなこともあったろうに・・」
グイっ と 引き寄せられ・・ 身体を這う 指先は・・
・ ・ このように?・・などと、 、焦らされては・・責め立てられ ・・
懇願のはてに ようやくのこと、ナカは満たされるも おびただしく濡れた
シーツに気づかう暇もなく、、逝く ことさえ許されず・・繰り返す
「 二階の二人も・・こんなこと シテたんだろう?」
・・ ァァッ、、 イ グウー ーっ・・
震えるほどの快楽を与えられれば、アラフィフの寝起きの身体は 気だるい様相にも
なりますよ。
・・ぁぁ、 由香が 起きてきたわ。
もう すこし、早くに起きてくればいいものを・・まさか、、
出勤を急ぐ主人を見送る 背に・・
「ああ、昨夜綾乃から電話がありましてね、週末は こちらへ来るようなこと言って
ましたよ」