☆Kstyle☆
tvN「涙の女王」(脚本:パク・ジウン、演出:チャン・ヨンウ、
キム・ヒウォン)が世界中で人気を博している。
同作は、財閥クイーンズグループの令嬢でデパートの女王ホン・
ヘイン(キム・ジウォン)と、ヨンドゥ里の里長の息子でスーパー
マーケットの王子ペク・ヒョヌ(キム・スヒョン)の、3年目の
夫婦の危機と奇跡のように再び始まるラブストーリーを描く。
Netflixが3日に発表したグローバルTOP10(非英語部門)ランキング
(3月25日~31日)で、「涙の女王」は1位を記録。3月9日に配信
されてから記録した累積視聴時間は、計9,380万時間だ。
グローバルOTT(動画配信サービス)プラットフォームコンテンツ
ランキングサイトである「FlixPatrol」によると、同作は初放送から
これまで、英語と非英語テレビシリーズを含む、アメリカ、カナダ、
日本、オーストラリア、インド、ギリシャ、トルコ、サウジアラビア、
ブラジル、メキシコ、アルゼンチンなど、世界68ヶ国でTOP10に
ランクインした。
海外メディアも、「涙の女王」の世界的ブームに注目している。
アメリカの有力メディア「タイム(TIME)」誌は「『涙の女王』
古い慣習を打破する新鮮で見応えのあるK-ロマンス」というタイトルの
記事を掲載。該当の記事では「『涙の女王』は、私たちが韓国の
ドラマで普段期待していることをひねり、新鮮にアプローチする
ドラマ」とし「韓国のドラマが何よりも上手なのは、ジャンルを
混合して新鮮さを作り出すことだ。『涙の女王』は見慣れた要素と
斬新な要素を組み合わせることで、これを成し遂げている」と
グローバル人気を分析した。
これに先立って、アメリカの「フォーブス(Forbes)」も「多くの
韓国ドラマが『そして幸せに暮らしました』で終わるが、『涙の
女王』はその地点から始まる」とし「期待のキャスティングはもちろん、
実力派作家とドラマのヒット経歴を誇る監督たちの意気投合が際立つ
作品だ」とレビュー。また、東南アジアで最も影響力のある新聞の
1つであり、シンガポール最大の日刊紙「The Straits Times」も、
「涙の女王」の特徴について「躍動的なストーリー、主演俳優のケミ
(ケミストリー、相手との相性)、魅力的なキャスティング」と
言及し、「時間をかけて一気に見る価値がある」と好評した。
韓国で3月31日に放送された第8話の視聴率は、首都圏世帯基準
平均17.9%、最高20.2%を記録し、全国世帯基準平均16.1%、
最高18.2%を記録。K-コンテンツ競争力調査専門機関グッドデータ・
コーポレーションの公式プラットフォーム「FUNdex」で発表された、
3月4週目のTV-OTT統合ドラマ話題性では、4週連続1位の座をキープ
していることがわかった。