『世界ふしぎ発見!』今夜レギュラー最終回 草野仁・黒柳徹子らが感謝「とても充実した38年間だった | ☆Precious Days☆

☆Precious Days☆

好きなこと、気になることを日常生活を交えつつ気ままに綴っています♪

☆マイナビニュース☆

 

 

1986年4月19日にスタートし、38年間にわたって放送されてきた

TBS系クイズ番組『世界ふしぎ発見!』が、きょう30日19時からの

3時間スペシャルでレギュラー最終回を迎える。視聴者への感謝を

込めて、放送1700回超えの中から厳選した映像を届ける最終回。

収録後にレギュラー出演者の草野仁黒柳徹子野々村真石井亮次

取材に応じ、番組への思いを語った。  

 

世界のあらゆる“ふしぎ”をクイズとトークで解き明かしてきた同番組。

スペシャル回やレギュラー最終回を含め、全放送回数は1722回となる。 

 

■草野仁、自身の代表作『世界ふしぎ発見!』と巡り合えたことに感謝 

 

番組スタート時から長らく司会を務め、昨年4月以降もクイズマスター

として出演している草野は「38年間と言いますと、とても長いと感じ

ますが、実際に終わった時の感想は『意外に早かったな』と、そんな

感じになりました」と率直な心境を述べ、「心置きなく本当にやりたい

ことをやり続けてくることができまして、そういう意味ではあまりやり

残したという感じはないです。とても充実した38年間だったなと感じて

おります」としみじみ。 

「そもそもアナウンサーになれるとも思ってなかった人間が……NHKの

試験で、私は取材記者になりたかったのですが、なぜかアナウンサーを

やれということになり、大丈夫なんだろうかと思いながらやり続けてきて」

とアナウンサー人生を振り返り、「自分自身の代表作の1つになった

『世界ふしぎ発見!』と巡り合うことができたという運。結果的にはとても

幸せな放送人として過ごすことができたなと、すべての皆さんに感謝の

気持ちでいっぱいです」と語った。 

 

■黒柳徹子「とっても寂しい」と吐露 特番としての復活を楽しみに 

 

38年間レギュラー解答者として番組を盛り上げてきた黒柳は「とっても

寂しいです。38年間ご一緒だった草野さんにしても、皆さんにして、

ずっとご一緒でしたから、来週からもうお会いできないと思うとすごく

寂しいです」と本音を吐露。「でもまた、時々お会いできるチャンスも

あるようなのでそれを楽しみにしていますし、その時にはどんな“ふしぎ”が

見られるか楽しみにしています」と特番としての復活を願い、「本当に

長いこと見ていただいてありがとうございました」と感謝した。 

また、黒柳は「私は歴史をちゃんと勉強できてなかったので、どこかで

勉強しなきゃいけないなと思っていたところにこのお話があり、いろんな

ことを勉強できると伺って、そんなうれしいことはまたとないと。勉強も

できて、仕事もできて、それで出演料もいただいたら悪いんじゃないかなと

思ったぐらいでした」と同番組のオファーを受けた当時を振り返り、「草野

さんともご一緒できたし、毎週いろんな面白い問題が出て、それにお答えし、

自分で図書館行って勉強もして、とっても充実した38年間でした。とても

ラッキーな38年だったと思います」と感慨深げに語った。 

 

■野々村真「『世界ふしぎ発見!』で社会人として最後まで全うしたのかなと」

 

同じく38年間レギュラー解答者として出演してきた野々村は「僕は22歳で

『ふしぎ発見!』に出させてもらって、今年60歳を迎える。サラリーマンの

方が定年を迎えるのと一緒のように、『世界ふしぎ発見!』で社会人として

最後まで全うしたのかなと思うとすごく感無量です。本当に寂しいですが、

ここまでやってこれたことに感謝して、心満たされているという感じです」

と心境を述べ、「本当に感謝してます。ありがとうございました」と感謝。 

さらに野々村は「僕は18歳の時に『笑っていいとも!』に出演させてもらって、

2年半で卒業した後、いろんな仕事させてもらったけどあまりうまくいかず、

親父から『そろそろ実家に帰ってこい』と言われそうな状況になった時に、

『世界ふしぎ発見!』に初めて出演させてもらって、それから38年、考えたら

『笑っていいとも!』と『ふしぎ発見!』しかやってない40年。芸能界で生きて

こられて本当にラッキーだなと」と述べ、「『ふしぎ発見!』によって、いろんな

仕事がつながり、映画監督の方が『ふしぎ発見!』を見て、僕のキャラクターが

面白いと言って映画の中の人物として使ってもらったり、ジブリで高畑勲監督に

タヌキの役をやらせてもらったり、本当に感謝しています」と語った。

 

 

■石井亮次、『世界ふしぎ発見!』のスタジオは「司会のパワースポット」 

 

昨年4月15日の放送からMCを務めてきた石井は、「最初からこのスタジオは

すごくいい気があるなと思い、大司会者・草野さんと大司会者・黒柳さんの

間に挟まれているいい気なんだと。これは司会のパワースポット! 自分が

まさか座るとは思わなかったですが、皆さんのおかげで楽しく1年間やらせて

いただいたなと思っております。ありがとうございました」と感謝。 

加入が決まった時は「37年間ずっと走っている高速道路に合流するのは極めて

難しいな」と思ったと言い、収録の10日前に草野、黒柳、野々村に手紙を

書いたことを明かすと、「草野さんは収録に間に合うように速達でお返事を

くださり、『新しい風を吹き込んで、一緒に頑張っていこうね』とおっしゃって

くださって。1回目の収録で黒柳さんは『あなた雰囲気いいわね』と。野々村

さんは積極的に話しかけてくださって、合流しやすいようにしてくださったのだ

と思うと感謝しかなくて。貴重な経験をさせていただきましたし、本当に充実

した1年でした」と語った。 

 

レギュラー最終回は、視聴者へ感謝を込めて、もう一度見てほしい世界のふしぎ

映像を一挙大公開。長年番組に関わってきたスタッフや、視聴者の声を参考に、

4万時間の中から極めつきのベストワン映像を届ける。