野沢雅子「信じたくない」鳥山明さん訃報に衝撃も…天国に誓う「私の命が尽きるまで悟空のそばに」 | ☆Precious Days☆

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漫画『ドラゴンボール』作者で知られる漫画家・鳥山明さんが1日に、

死去した。68歳。『ドラゴンボール』の公式サイトで8日に発表された。

これを受け、アニメ『ドラゴンボール』で主人公・孫悟空役を担当

している野沢雅子が、所属事務所を通じて追悼コメントを寄せた。

 

野沢は「信じたくない。考えたくないという気持ちで頭の中が空っぽです」

と心境を吐露。「それでも、お会いするたびに鳥山先生がおっしゃって

くださった『悟空をお願いしますね』というお言葉を思い出すと、

『私の命が尽きるまで悟空のそばにいよう』と気持ちを保つことが出来ます。

先生、空から私たちを見守っていてください。どうか安らかな旅立ちで

ありますように」と願った。

 

野沢は、1986年に放送開始したアニメ「ドラゴンボール」の放送開始

当初から悟空を演じ、その後、悟飯、悟天も含めて3役を演じている。

かつて「ドラゴンボール」アニメ化の際、局側は予算を抑えるため、

悟空の声優を野沢以外で検討していたが、鳥山氏が野沢の声を聞いて

即座に直接指名したという逸話も残っている。  

 

親交も深く「(原作の)鳥山明先生は“私の声が聞こえてきてどんどん

筆が進むんです”といつもおっしゃってくださる」と語っていたことも

あった。

 

鳥山さんは1978年に『ワンダーアイランド』でデビュー。その後、

『週刊少年ジャンプ』で『Dr.スランプ』、『ドラゴンボール』などの

人気作品を世に送り出してきた。特に1984年に連載をスタートさせた

『ドラゴンボール』は世界的な人気となり、アニメ化、実写化などされ、

今もなお愛され続けている。 キャラクターデザインを務めたゲーム

「ドラゴンクエスト」シリーズは累計8300万本の大ヒット。2019年には、

フランス政府より芸術文化勲章が授与された。 

 

鳥山さんの訃報については、『ドラゴンボール』公式サイトにて「ファン、

関係者の皆さまへ 突然のご報告になりますが、漫画家・鳥山明は2024年

3月1日、急性硬膜下血腫により永眠しました。68歳でした」と報告。  

 

「熱心に取り掛かっていた仕事もたくさんあり、まだまだ成し遂げたい

こともあったはずで、残念でなりません。ただ、故人は漫画家として

いくつもの作品を世に残して参りました。多くの世界中の方々に支持して

いただき、45年以上にわたる創作活動を続けることができました」。  

 

「これからも鳥山明唯一無二の作品世界が、末長く皆様に愛され続ける

ことを切に願います。生前のご厚誼に深く感謝し、ここに謹んでお知らせ

いたします」と伝えている。

 

■野沢雅子コメント全文 

 

信じたくない。考えたくないという気持ちで頭の中が空っぽです。 

 

それでも、お会いするたびに鳥山先生がおっしゃってくださった「悟空を

お願いしますね」というお言葉を思い出すと、「私の命が尽きるまで悟空の

そばにいよう」と気持ちを保つことが出来ます。 

 

先生、空から私たちを見守っていてください。 

 

どうか安らかな旅立ちでありますように。 

 

野沢雅子