つくてんつくてんつくてんてん。とっててとっててててとんたん。
かっかっかっかかかかかかかかか。
※落語とか始まりそうな効果音を想像して下ちぃ。
更にそれからほどなくして、ひっつめ女史の誘いにより、ガンツに呼び寄せられた私は、黒い球の部屋で携帯で未来日記を読みながら、ピューと笛を吹いていた。
そんなこんなでいよいよそのヨガ教室?的なものに参加することになったとある日のこと。
ひっつめ女史いわく、前回の話の続きだけど、先生的な人が2人いて、1人が元お笑い芸人であったI村さん
もう一人がとにかくエネルギッシュなI東さん とのこと
どちらがいいですかと言われても正直解らないので、どっちでもいいと答える
とりあえず元お笑い芸人というのがおもしろそうなのでI村さんを指定
しかし後日女史からメールが来て、I村さんの予約は取れなかったのでI東さんの方の教室はどうですか?と誘われる。
ホント正直どっちでもいいので、それでいいですと返信。
後日豊平駅からかなり歩かなければ辿りつけない ひっつめ女史の自宅に招かれる
・・・自宅wwwwww
正直前回みたいにファミレスで話すことになるか、もしくは公民館みたいなところでヨガ教室をやるって聞いていたので、自宅に行くっていうのは結構抵抗があった。
・・・が、この時私は何か確信めいたものを感じていた。
時はおそらく5,6年以上前にさかのぼる
当時一世を風靡しようとしかけていた某有名SNSサイト ピクシィ(妖精が集うサイト)に登録していたわたくし。
この時期のピクシィと言えば 良くも悪くも色んな人に出会いまくれるという状況であり
そんな中で、何かのはずみでマイピクシィになってから熱心に私なんかにファンメッセわろりっしゅをしばしば送ってくれていた数人の方の中の一人に
テルミン氏(仮名)が居たのであった。
当時残念満載アグレッシブ満載だった私は、並居る変人・・・おっと個性的な方々と多々交流させていただいていた。
そのため、当時はテルミン氏に対してそこまで強い認識もなかったのだが、
その時、アンニュイな自己流哲学を中二ジュースに混ぜ込んでばら撒くようなことを行っていたわてくしにそのテルミン氏はいたく興味を抱いていたと思われ、当時すぴりちゅあるブームだったことも手伝い、その手の話も絡んだ結果、最終的に「実際に会ってみませんか」というお話になったのだった。
私はその時 テルミン氏の車で某高台までドライブ(危険なので良い子は重ね重ね真似をしないように)し、自分の青臭い思想や哲学などをお話したのですが、
その時テルミン氏が、
「朱雀さんのその中学生の時の考えはアインシュタインと同じですね」とか
「貴方は菩薩の道を歩む方だと思います」とか
謎の台詞を言ってきていたのでなんとなく印象に残っていたというわけである。
その時は1,2時間会話をして、ヨガ教室の誘いを受けて、
「まぁいずれ暇があったら」とお茶を濁して終わって、いつの間にか疎遠になり、結局その後会うこともなかったのだったが、
今思うとその時も、後からテルミン氏の言っていたことを回想してWEBで調べたところ某九官鳥心理教のHPに書かれていたことと一致して
(ひょっとしてあの人九官鳥心理教の人なんじゃ・・・)
と疑惑を抱いていたのが 当時のわたくしなのである。
なので、もうこの時は統計学と直感により、
(ひょっとしたら今日ひっつめ女史の家でテルミン氏と再会するかもなー、なんてねw)
なんてうっすら考える、そんなヨガ教室前日であった。
舞台は豊平のひっつめ女史の自宅に戻る。
とりあえず到着段階ではそのくだんのI東氏はまだ来ていなかった。
適当に談話などしてしばらくしてから、I東氏到着。
なんだか無駄にせかせかしている。
顔を見た瞬間 私の脳裏に(!?)という疑問符が湧き上がる。
似ている気がする・・・いやしかし・・・正直5,6年前に一度しか会ってない人の顔なんてあんまり覚えていない。
向こうもこちらを知っている様子はない。人違いだろうか・・・、まさか妄想が現実に・・・。
そんな私の心の内はさておき、とりあえずI東氏による謎の教室が始まる。
・・・えー、結論から申し上げますと、この日一般の方が思う、ポージング的なヨガは一度も行われませんでした。
如いてあげれば 座禅を組んだくらい。
まぁ彼らいわくヨガにも色んな種類があって、一般の人が考える「なんとかのポーズ」っていうのはヨガの一部でしかない との主張であった。
まぁそこんところは今回重要じゃないんで、とりまどうでもよい。
とりあえずI東氏は一方的に大学の講義より激しくホワイトボードにいろんなことを書き連ね、何か色々説明していた。
私にとっては知っていることばかりだったので、特に目新しさもなかったが
主な講義内容としては、
「ヨガにも色んな種類があり、ポージング的なものはハタヨーガというもので、思考を訓練する?的なヨガも沢山の種類がある」
「自分は悟りの中でも最も高い位置にある絶対的幸福歓喜なんちゃらという境地に到達したことがあるので、あらゆることで気持ちが揺らぐことがない。」
「人には真我というものがあり、後付で肉付けされた人格形成ではない、真我を見つけることが目的である」
ということなどを非常に回りくどく解りにくく説明していたので、後ろに居た女の子達が
「まだよく理解出来ない」というような発言をしていた。
I東氏は話の要所要所で「ハイ何か質問はありませんか」と矢継ぎ早に言っていたので、最初は様子見の為黙っていたが、後半に差し掛かったあたりで、ご要望どおり質問をしてみた。
「ハイ、質問があるんですけど。」
「はいなんですか」
「テルミンさんって知ってますか」
「テルミンさん?・・・いや知りませんねー」
「そうですか・・・じゃあ人違いですかね。」
「アレっ・・・えっ・・・あれ?テルミン?」
「はい」
「あー、、、ひょっとして」
「はい」
「朱雀さんですか」
「はい」
ここでそれまで先生として?の威厳を保っていたテルミン氏の様子が一瞬崩れる。
「あー、どうも・・・お久しぶりです。」
「そうですね、何年ぶりでしょうね。なんか気づいたらピクシィやめてらっしゃったみたいで。」
「あー・・・そうですね・・・えぇ・・・」
「じゃあもう一個質問があるんですけど」
「は、はい。」
「此処何年かで、何かおもしろい出会いとか不思議な出来事ってありましたか?」
「えー、そうですね・・・アメリカがイラクを攻撃したり・・・(意味不明な回答)」
・・・どうやら久々の再会はあまり歓迎されなかった模様。残念である。
とりあえず他の生徒(信者?w)達の手前、どうしても威厳を出さなければいけないようで、何事もなかったように装い講義を続けるテルミン氏
プリント的なものが配られ、貴方はどれを望みますか?というような質問をされる。
以下、記載内容。
@若返る
@運命が良くなる
@生まれ変わりが良くなる
@顔、スタイルが美しくなる
@この世で自在に生きていける
@悟り~この宇宙の中での一切の疑問がなくなる
@至福に至る(解脱する)
他の人は銘々を選び回答していた。なんとなく流れ的に私が回答する番になったので答える。
「この中にはないですね」
「えっ、どういうことですか」
素っ頓狂な声を上げるテルミン氏。
「この中には私の目標はないです。」
「それは既に悟りを開いてるってことですか?!」
「いやー、まぁそれは解んないですけど、とりあえず悩みらしい悩みもないですし、生きてる だけで幸せなんで。」
「えっとー・・・じゃあ何が望みなんですか・・・。」
「そうですねー難しいんですけど、横移動をしたいっていうか」
「???どういうことですか???」
「そうですね、さっき輪廻転生があって、人間以外のものにも生まれ変わることがあるって話だったじゃないですか」
「はい」
「まぁただそれってさっきの説明だと、あくまでこの今いる次元の中っていうか、この地球上で人間になったり動物になったり虫になったりっていう生まれ変わりの話ですよね」
「・・・はぁ。そうですね」
「そういう縦軸的な動きじゃなくって横軸的な動きをしてみたいなって思うんですよ。というかそもそも輪廻転生自体はどちらかというと肯定派なんですけど、一般的に言われてるこの地球内での輪廻転生じゃなくて、次元にまたがる輪廻転生的なことを考えているんです。」
「あー・・・えー・・そうですか・・・。」
「はい、なんか今日はどんな質問にも答えてくれる先生だってことをひっつめ女史さんから聞いてたんで、その横移動についての話を伺いたいんですけど。」
「あ・・・はい。そうですね、とりあえずじゃ、後で・・・」
私のいたいけなキ印の質問☆は全力でスルーされ、その後もお決まり的な雰囲気と内容で講義を続けるテルミン氏であった。
まぁその後の内容は チャクラの種類と、額のチャクラが開いている人は現世での幸福は大体手に入れることが出来て、解脱すると登頂部のチャクラが開いて完全な幸せを体感できるのでそこを目指すべき というったような内容であった。
もちろんこの後も私の質問に触れられることは一切なく、テルミン氏は「じゃ、そろそろ時間かな」とかいそいそと逃げるように立ち去っていった。
去り際に私に対して、「あ、どうも、それじゃ。」とまるで営業マンが帰るときのような愛想笑いを浮かべながら挨拶をして帰っていったのであった。
もうそもそも前日の予想通りテルミン氏が現われた時点で私はおかしくてたまらなかったので、ホントは爆笑したかったが、そこはぐっとこらえたのであった。
帰り道前回の早朝散歩にも参加していた、目が大きい朗らか年配女性と帰り道が一緒になった。
「あのー、I東さんとお知り合いだったんですか?」
「あー、はい。そうですねー。大分前に会ったきりでしたけど、そん時はすごい腰低い感じの人だったんだけどなーwww やっぱ先生とかやってると大変なんですね? 威厳とか保たなくちゃいけないんですかねwww大変そうwww^^」
朗らか女性が如実にリアクションに困っているのを尻目に適当な雑談をして、地下鉄駅前で解散する。
そしてこの後、あまりの私の暴れん坊将軍っぷりに(?)ひっつめ女子からの勧誘のメールがピタっと止まってしまったのであった。
ちゃーちゃちゃー ちゃちゃーちゃちゃー ちゃーちゃーちゃーちゃちゃー♪(もちろん暴れん坊将軍のテーマで。)
アルフなのか それともピカルの輪なのか
よく解らない団体の謎の所属人に勧誘され、前回早朝散歩に参加した餅妖精は、
それから数日後、魚肉ソーセージに履かせる網タイツを探す為、街にショッピングに繰り出していた。
その日は大道芸とかダンスとかを街中の車道を封鎖し、簡易ステージで様々なショーを披露するという催しが行われていて、道自体が非常に混雑していて歩きにくかった。
丁度 大丸藤井セントラルという文房具総合店みたいな店の前を通りかかった際に、わてくしに声をかけてきた女子2人組
見るからに中学生的な風貌のおかっぱ的なヘアスタイルのfontちゃん(仮名)と、同じくかなり幼く見えるが、見ようによっては社会人にも見えなくないショートボブの賀正さん(仮名)の2名である
おふたりともすっぴんですね。
この時点で、もう私は解っていた。ええ解っていますとも。
もちろんこれは勧誘ですよね、しかもおそらく ヨガ教室 の。
ファイルを開き説明しだすfontちゃんの話に 実に適当に相槌をうち、適当に話をしたところで、近くのカフェに誘う。
逆ナンっていうか 女子が男子を誘うのが逆ナンだと思うんだけど、女子が女子を誘うのは何ナンパなんでしょうね。裏ナン?
とりあえずそのカフェで、ものすごく見覚えのある、菅野美穂のヨガをしている本の写真が小さく印刷されているファイルの中身についてお話を拝聴させていただく。
まぁ担当者によってそれぞれのスタイルがあるのか、若干ひっつめ女子とは違うページなども使いつつ、熱心に説明するfontちゃん。
どうも数年所属のベテランと、加入1年未満のアマチュアの2人で組んでる組み合わせが多い様子。
「それで輪廻転生っていうのはあると思いますか?」
「そうですねー、、、はい、あると思います。」
「そうですかー!御自分の前世って何だと思いますか?」
「そうですねー、私の前世は も ち です。」
「えっ・・・www どういうことですかwwww」
「餅ですよ。鏡餅とか。」
「アハハwwww」
とウケたのはいいが、そこは熱心な何かの信者さんであるだろうからして、いつのまにやら会話が元のベースに戻っていく。
まぁ相手方の説明は、過去の宗教と似たり寄ったりな内容なので、ある程度話をしたところでここぞとばかりに相手の反応伺いの為、切り出してみる。
「えー。。。実は私、かなり信仰してるものがありまして。」
「えっ、、、そうなんですか。それは何ですか?」
如実に「あー、他の宗教の信者さんかー、残念」と言った空気を全力で醸し出す2人に対して
「ええ・・・それは・・・。」
「はい。」
「一日分の野菜教です」
「!?」
「はい、【伊藤園 一日分の野菜教】を信奉してるんです」
「えっ・・・(絶句)、それは・・・伊藤園とかで働いてらっしゃるんですか。何かそういう団体があるんですか。」
「残念ながら、まったく関係ない仕事です。純粋に【伊藤園 一日分の野菜】200ml紙パックをせめて3日に1本位飲む というのを心がけているという宗教でして。所属してるのは今のところ私一人です。まぁ探せば他にもいるかもしれないですけど」
※2人爆笑
「もー、びっくりしましたよ。てっきり何か別のものだと。それってホントにコンビニとかに売ってるアレですか?」
「そうです。現代人は野菜が不足しがちだと思いますし、すごくいいですよー、どうですか是非入りませんか『一日分の野菜教』」
「アハハwww」
※若い女子を笑かせて 魂のおっさんはご満悦の様子
この後もかなり下らないジョークを飛ばしつつ、言いたいことを言ったった餅妖精であった。
まぁとかく洗脳されてる方の意思はかなり強固なんで、どうにもとっかかりが難しい部分があるが、とりあえず。
「ところでこのグループの母体はなんなんですか」
以前ひっつめ女子にも聞いた質問を再度聞いてみる。
「えーと・・・個人っていうか、先生が2人いて・・・。」
と、この辺りは説明が統一されてる様子。どうにも宗教が母体というのは最初の段階だと認めて頂けない様子。
「そうですかーならいいんですけど。・・・まぁなんていうかひょっとしたらうら若い女性2人が騙されてるんじゃないかと思って心配になりましてね。・・・そもそもですね、もし何かすごく正しい教えなどがあったとして、それがどんなに素晴らしいものであっても、例えば
『笑顔を大事にしましょう、人に親切にしましょう。』っていうところまではいいんですよ。
ただ、悪質なものの中にほど
『人に親切にしましょう⇒どうです、気持ちがいいでしょう。またはいいことがあったでしょう⇒なのでこんなにいい教えを広めている自分達はホンモノなんですよ、すごいんですよ ⇒ だからお布施よこせ』みたいな話になることが多い。正しい話にお金儲けを絡めるようなシステムになってるんですよ。99%が真実だったとしても、その99%を悪用するようなシステムになってるものがほとんどですよ。もちろん何を信じるのも自由なんで、まぁいいんですけどね。」
「後、種明かしをしますと、実は私既にお二人のお知り合いと思しき方々から先日勧誘を受けてまして。」
「えっ、そうなんですか?誰ですか?」
まぁここで一応ひっつめ女子と面識がある旨伝え
「まぁそういうわけなんですけど、とりあえず私的にはひっつめ女子さん経由でもいいんですけど、せっかくfontさんともこうやって知り合いになれたわけですし、fontさんとも関わっていきたいなーと。(宗教とかじゃないんなら)別にどっちが優先とかないですよね?派閥とかあるんですか?」
※勧誘ノルマとまではいかないけどそういう派閥がありそうということを見越して考えた結果で。
「あ、そういうのはないです。皆仲良しなんで。大丈夫です!」
「そうですか、なら良かったです。とりあえずひっつめ女子さんからはI東さんって人の教室を勧められてるんで、fontさんの方でもう一人のI村さんって先生の方を紹介して貰う感じでいいですかね。」
「はい、是非。じゃあそんな感じでI村先生にアポとってみますね。」
そんなこんなでメアドを交換してこの日は終了したのであった。
とりあえず鎌掛けも含め、ひっつめ女子にメール。
【実は先日fontちゃんと賀正さんというお知り合いっぽい方にお会いしましたよ。とりあえずひっつめ女子さんからはI東さんを紹介して貰えるって話になってたと思うんで、fontちゃんからI村さんを紹介して貰うってことになったんですけど別にいいですよね?】
※どうやらこのメールの後fontちゃんとひっつめ女子の間でなんらかのやりとりがあった様子。
【fontちゃんから話を聞きましたー、とりあえず予約の行き違いとか起こったらアレなんで、私が全部一括でまとめることになりました。】
との返信。こわー、勧誘の手柄は全部独り占めってことなのかなー。あなおそろしや。
【あ、そうですかー、じゃあそんな感じでwww苦笑】
俺のターン、ドロー。
インドの神様を持ち出してくる団体に対して、オリジナルの餅妖精で対抗。
もしくは相手が遊戯王カード使ってるのに、自分は全札トランプで対抗しようとする。
手札を全開にしたフリしてターンエンドです!
よく解らない団体の謎の所属人に勧誘され、前回早朝散歩に参加した餅妖精は、
それから数日後、魚肉ソーセージに履かせる網タイツを探す為、街にショッピングに繰り出していた。
その日は大道芸とかダンスとかを街中の車道を封鎖し、簡易ステージで様々なショーを披露するという催しが行われていて、道自体が非常に混雑していて歩きにくかった。
丁度 大丸藤井セントラルという文房具総合店みたいな店の前を通りかかった際に、わてくしに声をかけてきた女子2人組
見るからに中学生的な風貌のおかっぱ的なヘアスタイルのfontちゃん(仮名)と、同じくかなり幼く見えるが、見ようによっては社会人にも見えなくないショートボブの賀正さん(仮名)の2名である
おふたりともすっぴんですね。
この時点で、もう私は解っていた。ええ解っていますとも。
もちろんこれは勧誘ですよね、しかもおそらく ヨガ教室 の。
ファイルを開き説明しだすfontちゃんの話に 実に適当に相槌をうち、適当に話をしたところで、近くのカフェに誘う。
逆ナンっていうか 女子が男子を誘うのが逆ナンだと思うんだけど、女子が女子を誘うのは何ナンパなんでしょうね。裏ナン?
とりあえずそのカフェで、ものすごく見覚えのある、菅野美穂のヨガをしている本の写真が小さく印刷されているファイルの中身についてお話を拝聴させていただく。
まぁ担当者によってそれぞれのスタイルがあるのか、若干ひっつめ女子とは違うページなども使いつつ、熱心に説明するfontちゃん。
どうも数年所属のベテランと、加入1年未満のアマチュアの2人で組んでる組み合わせが多い様子。
「それで輪廻転生っていうのはあると思いますか?」
「そうですねー、、、はい、あると思います。」
「そうですかー!御自分の前世って何だと思いますか?」
「そうですねー、私の前世は も ち です。」
「えっ・・・www どういうことですかwwww」
「餅ですよ。鏡餅とか。」
「アハハwwww」
とウケたのはいいが、そこは熱心な何かの信者さんであるだろうからして、いつのまにやら会話が元のベースに戻っていく。
まぁ相手方の説明は、過去の宗教と似たり寄ったりな内容なので、ある程度話をしたところでここぞとばかりに相手の反応伺いの為、切り出してみる。
「えー。。。実は私、かなり信仰してるものがありまして。」
「えっ、、、そうなんですか。それは何ですか?」
如実に「あー、他の宗教の信者さんかー、残念」と言った空気を全力で醸し出す2人に対して
「ええ・・・それは・・・。」
「はい。」
「一日分の野菜教です」
「!?」
「はい、【伊藤園 一日分の野菜教】を信奉してるんです」
「えっ・・・(絶句)、それは・・・伊藤園とかで働いてらっしゃるんですか。何かそういう団体があるんですか。」
「残念ながら、まったく関係ない仕事です。純粋に【伊藤園 一日分の野菜】200ml紙パックをせめて3日に1本位飲む というのを心がけているという宗教でして。所属してるのは今のところ私一人です。まぁ探せば他にもいるかもしれないですけど」
※2人爆笑
「もー、びっくりしましたよ。てっきり何か別のものだと。それってホントにコンビニとかに売ってるアレですか?」
「そうです。現代人は野菜が不足しがちだと思いますし、すごくいいですよー、どうですか是非入りませんか『一日分の野菜教』」
「アハハwww」
※若い女子を笑かせて 魂のおっさんはご満悦の様子
この後もかなり下らないジョークを飛ばしつつ、言いたいことを言ったった餅妖精であった。
まぁとかく洗脳されてる方の意思はかなり強固なんで、どうにもとっかかりが難しい部分があるが、とりあえず。
「ところでこのグループの母体はなんなんですか」
以前ひっつめ女子にも聞いた質問を再度聞いてみる。
「えーと・・・個人っていうか、先生が2人いて・・・。」
と、この辺りは説明が統一されてる様子。どうにも宗教が母体というのは最初の段階だと認めて頂けない様子。
「そうですかーならいいんですけど。・・・まぁなんていうかひょっとしたらうら若い女性2人が騙されてるんじゃないかと思って心配になりましてね。・・・そもそもですね、もし何かすごく正しい教えなどがあったとして、それがどんなに素晴らしいものであっても、例えば
『笑顔を大事にしましょう、人に親切にしましょう。』っていうところまではいいんですよ。
ただ、悪質なものの中にほど
『人に親切にしましょう⇒どうです、気持ちがいいでしょう。またはいいことがあったでしょう⇒なのでこんなにいい教えを広めている自分達はホンモノなんですよ、すごいんですよ ⇒ だからお布施よこせ』みたいな話になることが多い。正しい話にお金儲けを絡めるようなシステムになってるんですよ。99%が真実だったとしても、その99%を悪用するようなシステムになってるものがほとんどですよ。もちろん何を信じるのも自由なんで、まぁいいんですけどね。」
「後、種明かしをしますと、実は私既にお二人のお知り合いと思しき方々から先日勧誘を受けてまして。」
「えっ、そうなんですか?誰ですか?」
まぁここで一応ひっつめ女子と面識がある旨伝え
「まぁそういうわけなんですけど、とりあえず私的にはひっつめ女子さん経由でもいいんですけど、せっかくfontさんともこうやって知り合いになれたわけですし、fontさんとも関わっていきたいなーと。(宗教とかじゃないんなら)別にどっちが優先とかないですよね?派閥とかあるんですか?」
※勧誘ノルマとまではいかないけどそういう派閥がありそうということを見越して考えた結果で。
「あ、そういうのはないです。皆仲良しなんで。大丈夫です!」
「そうですか、なら良かったです。とりあえずひっつめ女子さんからはI東さんって人の教室を勧められてるんで、fontさんの方でもう一人のI村さんって先生の方を紹介して貰う感じでいいですかね。」
「はい、是非。じゃあそんな感じでI村先生にアポとってみますね。」
そんなこんなでメアドを交換してこの日は終了したのであった。
とりあえず鎌掛けも含め、ひっつめ女子にメール。
【実は先日fontちゃんと賀正さんというお知り合いっぽい方にお会いしましたよ。とりあえずひっつめ女子さんからはI東さんを紹介して貰えるって話になってたと思うんで、fontちゃんからI村さんを紹介して貰うってことになったんですけど別にいいですよね?】
※どうやらこのメールの後fontちゃんとひっつめ女子の間でなんらかのやりとりがあった様子。
【fontちゃんから話を聞きましたー、とりあえず予約の行き違いとか起こったらアレなんで、私が全部一括でまとめることになりました。】
との返信。こわー、勧誘の手柄は全部独り占めってことなのかなー。あなおそろしや。
【あ、そうですかー、じゃあそんな感じでwww苦笑】
俺のターン、ドロー。
インドの神様を持ち出してくる団体に対して、オリジナルの餅妖精で対抗。
もしくは相手が遊戯王カード使ってるのに、自分は全札トランプで対抗しようとする。
手札を全開にしたフリしてターンエンドです!
カイジシリーズは私のバイブルです。
えー 一週間ぶりの更新で。
ちょっと鼻がぐずりぐずり言ったり 喉がハレー彗星になったりしておりました。申し訳。
ところで前回は屋形越えを目指し、親方様の見守る中、新たな刺客とと一戦交えた私でございましたが、すんでのところで引き分けとなり、勝負は次回に持ち越しとなったので・・・
あ 違う違う。そうじゃなかった。ってかそれ嘘喰いだし。タイトルはカイジなのに・・・。
とりあえず前回、九官鳥心理教の派生グループとおぼしき団体の勧誘を受けた私は、
その時に勧誘を受けたひっつめ髪のおねーさんからメールを貰い、それからしばしのち、札幌人の一部にしか解らないであろうラルズマックにて、ひっつめ髪さんと、待ち合わせをしたのだった。
待ち合わせ場所のマックに到着。
相変わらず結構な人がごった返しており、酸素が薄い感が満載の店内でありんす。
2階席の真ん中辺りにひっつめさんが陣取っていた。軽く挨拶を交わし、私は食事をしていなかったので、その時発売されたばかりのゴールドマサラバーガーにガブリと噛り付いた。
あのインド人が印象的なCMのやつね。
インド人っていうだけでちょっと楽しい雰囲気出るよね。
ニコ動のインドタグでもさ・・・、おっとちょっと脱線したな。
そんなこんなで早い段階でひっつめさんが何やら紙のようなものを取り出し、
「近日早朝お散歩イベントがあるんだよねー。」と話を切り出した。
「へー、なんですかそれ。」
「今回はそんなにヨガとは関係ないんだけど仲間内数人で集まって、琴似位から豊平川沿いを中島公園まで歩くっていうイベントで朝8時くらいに集合する感じなんだよねー。どう?朱雀さんも来てみない?」
私は意外と散歩なども好きなので、あっさり承諾す。
「解りました。参加します。」
「おやつが300円までなんだよー。ねっ、なんか小学生の時の遠足みたいでしょー。」
「へー、バナナはおやつに入るのか、とかそういうノリですかねw」
「そうそう、そんなのあったねー。」
そんな会話をしてる最中に、少し遅れて、前回もいたバンギャっぽいちゃんが到着。
「どうもーお久しぶりです。」
まぁなんていうか正直申し訳ないが私の中でひっつめさんは結構底が見える感じでどうでも良かった。
なのでバンギャぽいちゃんに会えたことでこの日はテンションがかなり上がったのであった。
そこから話は前回持っていたようなファイルに入っている、プリントされたイラストを見せられる。
※さて皆様はこれが何と何に見えますかな?結構有名な絵ばっかりだから簡単かも!
これは何に見えるか、という質問。まぁ適当に見えたままを答える。
「でもですねー、これは実はもう一つ、別の絵にも見えるはずなんですよねー。」
既に知ってる画像もあったので、解る範囲で答える。まぁ8割型はすぐ別の画像にも見えた。
「へー、すごいですねー。普通人っていうのは固定観念があるから、一度別の映像だと認識しちゃうと違うものの見方って出来なくなるんですよ。」
(かなり不思議なんだけど、なんでこの人は「相手がそのことを既に知っている」って思わないんだろなー。人の事言えないけど、無意識の上から目線なのかな。)
などと考えつつ、話は進む。
※ちなみに画像の答えは1つ目が「女性の後ろ姿と、ちょっと顎を引きぎみの老女」、2つ目が「鳥とウサギ」、3つ目がカップと人の向かい合った横顔」でした。
ここに載せたもの以外にも後何種類かあったので、それを答えたりなんダリ。
印刷の具合が悪くて全然よく解らんやつもあったw
バンギャっぽいちゃんの方は「これだと全然解らないですよー。」とまともなツッコミを入れていたw
それからまたカルマがどーちゃらのさわりの話になる。
もーこれは そうとうてけとーに受け答えしてた気がする。
この日のことはあんま覚えてないけど、この日も標準装備されているすぴりちゅある(あんまりこの言葉使いたくないんだが、他になんて言えばいいのか解らん)っぽい話をチャラチャラ~っとしたところ、バンギャっぽいちゃんが、
「やっぱりなんか他の人と違いますねー、すごい!」
とか言いまくるので、ひっつめさんが微妙な雰囲気になるという、前回と同じ感じに陥った。
「とりあえず、次回はそのお散歩イベントで会いましょう。」
ということで、一時間弱で解散。正直話したりないなーと思う。
本音を言うとこの手の話だったら私は5時間でも6時間でも話してられるので、大体ちょっと物足りないんだよなー。
更に、お散歩イベントにはバンギャっぽいちゃんは多分来られないとの話だったので、結構な勢いでテンションが落ちたwww
ちなみに携帯で見たら、この日は2012/8/31(金)だったようです。
そしてそれから数日後の2012/09/02(日)、休みの日の早朝、地下鉄を乗り継いで確か地下鉄琴似駅辺りで待ち合わせがあった。
私より先に到着していた、ひっつめさん。後ショートボブ茶髪女さん、眼鏡大学生君、アジアンゲーム会社君が待ち合わせ場所に屯っていた。
それから少し遅れて、目が大きい朗らか年配女性さんと、眼鏡内気女ちゃんが到着。
合計7名になったところで、豊平川川沿いから早朝散歩がスタートした。
もうこれは完全に何をするというわけでもなく、ひたすら雑談などしながらの散歩がスタート。
前方組として、私、ひっつめさん、アジアンゲーム会社君の3人。
後方組として残りの人たちが歩いて来ると言った感じだったので、後方組とはまったく絡みがなかったw
何故かアジアンゲーム会社君(マライカの服を着ていてゲーム会社に勤めてるらしいので)は私のことが気になるらしく、ずっとぴったりマークされていた。
ここで不思議だったのが、前方組の3人は明らかに人に結構気を使うタイプだったこと。
後ろの方は自然体の人たちのグループだった。
あんまり意識してなくても、こーゆーところでも人って無意識で自分と似たタイプに寄って行くもんなんだなーとぼんやり悟るw
後方組の他の人からは散歩中は ほぼまったく話しかけられなかったw
とりあえずこの3名間で適当に自己紹介などをし、好きな味噌汁の具の話(私が初対面の時に良く聞くネタ)や、しりとりトークなどをしてテクテク歩く。
途中川に降りれそうな場所があったので、一部の人が川沿いに行き、結局皆川のふちへ。
※良い子は真似しないように。
そんで皆 川に足を浸したりしてはしゃいでいた。初対面の人ばかりなのに無駄に爽やかな情景だったなー。
ここで一応ヨガのポーズを一個だけ教えて貰って皆でやってみたりした。
こんなに爽やかでフレンドリーな空気だったら、もう友達いない人はこれだけでもハマっちゃいそうだなーと思ったりする。なんだかかなしいねー。
しばらく歩いて、おそらく1時間弱位で目的地の中島公園のかなり南東のはじっこの方に到着。
各自持ってきた300円までのおやつを分け合って休憩。
※ちなみに私は行く直前にスーパーで買った バナナやカニカマ、ベビーチーズなどを配布した。
ここでも、じゃあゲームでもしようという話になり、伝言ゲームやら、私の提案したしりとりトークなどを行う。
※【しりとりトーク】話す話題が思いつかなくなり会話に詰まった時などに、おもむろにしりとりをして、しりとりの単語に合わせて適当に思いついた人がトークをする、というもの。話が終わったらまたしりとりをすればいい。単語に合わせて色んな会話が広がるので結構楽しい。
伝言ゲームでは、間違いやすい長文ってのを目が大きい朗らか女性が提案して、なかなかに盛り上がったのであった。
眼鏡大学生は北海道で一番賢いH大の出身のようだったが、普通に性格のよさそうな純朴そうな青年だった。
眼鏡内気女ちゃんも、ちょっとグジグジ悩みそうなタイプではあったが、明らかに性格が悪くはなさそうな感じ。
目が大きい朗らか年配女性とアジアンゲーム会社君は如実に善人で性格が良い感じであった。
代表格であるひっつめさんとショートボブ茶髪女さんは、若干癖のある雰囲気ではあったが
人当たりは悪くない感じ。ただ内面は相当キッツイんだろうなーってのが解るw
まぁそんな感じで、特に場を乱すような人もいない平和な空気の中、ほのぼのとゲームなどが進行する。皆それぞれ悩みなどがあるんだろうけど、(悩みが無いのは私だけだろうけど。)常識人が集まると心地よいんだなーと感じた。
(非常識には非常識のおもしろさがあるけどね。)
この日はまったく怪しいことなく、終始無駄に爽やかな雰囲気のまま、朝の10時頃には解散をするという超絶健康的なイベントのまま、終わったのだった。
この日も結局、この団体の本当の名前や真の目的を知ることは出来なかったのだが・・・。
次回に続くっっ!!!
えー 一週間ぶりの更新で。
ちょっと鼻がぐずりぐずり言ったり 喉がハレー彗星になったりしておりました。申し訳。
ところで前回は屋形越えを目指し、親方様の見守る中、新たな刺客とと一戦交えた私でございましたが、すんでのところで引き分けとなり、勝負は次回に持ち越しとなったので・・・
あ 違う違う。そうじゃなかった。ってかそれ嘘喰いだし。タイトルはカイジなのに・・・。
とりあえず前回、九官鳥心理教の派生グループとおぼしき団体の勧誘を受けた私は、
その時に勧誘を受けたひっつめ髪のおねーさんからメールを貰い、それからしばしのち、札幌人の一部にしか解らないであろうラルズマックにて、ひっつめ髪さんと、待ち合わせをしたのだった。
待ち合わせ場所のマックに到着。
相変わらず結構な人がごった返しており、酸素が薄い感が満載の店内でありんす。
2階席の真ん中辺りにひっつめさんが陣取っていた。軽く挨拶を交わし、私は食事をしていなかったので、その時発売されたばかりのゴールドマサラバーガーにガブリと噛り付いた。
あのインド人が印象的なCMのやつね。
インド人っていうだけでちょっと楽しい雰囲気出るよね。
ニコ動のインドタグでもさ・・・、おっとちょっと脱線したな。
そんなこんなで早い段階でひっつめさんが何やら紙のようなものを取り出し、
「近日早朝お散歩イベントがあるんだよねー。」と話を切り出した。
「へー、なんですかそれ。」
「今回はそんなにヨガとは関係ないんだけど仲間内数人で集まって、琴似位から豊平川沿いを中島公園まで歩くっていうイベントで朝8時くらいに集合する感じなんだよねー。どう?朱雀さんも来てみない?」
私は意外と散歩なども好きなので、あっさり承諾す。
「解りました。参加します。」
「おやつが300円までなんだよー。ねっ、なんか小学生の時の遠足みたいでしょー。」
「へー、バナナはおやつに入るのか、とかそういうノリですかねw」
「そうそう、そんなのあったねー。」
そんな会話をしてる最中に、少し遅れて、前回もいたバンギャっぽいちゃんが到着。
「どうもーお久しぶりです。」
まぁなんていうか正直申し訳ないが私の中でひっつめさんは結構底が見える感じでどうでも良かった。
なのでバンギャぽいちゃんに会えたことでこの日はテンションがかなり上がったのであった。
そこから話は前回持っていたようなファイルに入っている、プリントされたイラストを見せられる。
※さて皆様はこれが何と何に見えますかな?結構有名な絵ばっかりだから簡単かも!
これは何に見えるか、という質問。まぁ適当に見えたままを答える。
「でもですねー、これは実はもう一つ、別の絵にも見えるはずなんですよねー。」
既に知ってる画像もあったので、解る範囲で答える。まぁ8割型はすぐ別の画像にも見えた。
「へー、すごいですねー。普通人っていうのは固定観念があるから、一度別の映像だと認識しちゃうと違うものの見方って出来なくなるんですよ。」
(かなり不思議なんだけど、なんでこの人は「相手がそのことを既に知っている」って思わないんだろなー。人の事言えないけど、無意識の上から目線なのかな。)
などと考えつつ、話は進む。
※ちなみに画像の答えは1つ目が「女性の後ろ姿と、ちょっと顎を引きぎみの老女」、2つ目が「鳥とウサギ」、3つ目がカップと人の向かい合った横顔」でした。
ここに載せたもの以外にも後何種類かあったので、それを答えたりなんダリ。
印刷の具合が悪くて全然よく解らんやつもあったw
バンギャっぽいちゃんの方は「これだと全然解らないですよー。」とまともなツッコミを入れていたw
それからまたカルマがどーちゃらのさわりの話になる。
もーこれは そうとうてけとーに受け答えしてた気がする。
この日のことはあんま覚えてないけど、この日も標準装備されているすぴりちゅある(あんまりこの言葉使いたくないんだが、他になんて言えばいいのか解らん)っぽい話をチャラチャラ~っとしたところ、バンギャっぽいちゃんが、
「やっぱりなんか他の人と違いますねー、すごい!」
とか言いまくるので、ひっつめさんが微妙な雰囲気になるという、前回と同じ感じに陥った。
「とりあえず、次回はそのお散歩イベントで会いましょう。」
ということで、一時間弱で解散。正直話したりないなーと思う。
本音を言うとこの手の話だったら私は5時間でも6時間でも話してられるので、大体ちょっと物足りないんだよなー。
更に、お散歩イベントにはバンギャっぽいちゃんは多分来られないとの話だったので、結構な勢いでテンションが落ちたwww
ちなみに携帯で見たら、この日は2012/8/31(金)だったようです。
そしてそれから数日後の2012/09/02(日)、休みの日の早朝、地下鉄を乗り継いで確か地下鉄琴似駅辺りで待ち合わせがあった。
私より先に到着していた、ひっつめさん。後ショートボブ茶髪女さん、眼鏡大学生君、アジアンゲーム会社君が待ち合わせ場所に屯っていた。
それから少し遅れて、目が大きい朗らか年配女性さんと、眼鏡内気女ちゃんが到着。
合計7名になったところで、豊平川川沿いから早朝散歩がスタートした。
もうこれは完全に何をするというわけでもなく、ひたすら雑談などしながらの散歩がスタート。
前方組として、私、ひっつめさん、アジアンゲーム会社君の3人。
後方組として残りの人たちが歩いて来ると言った感じだったので、後方組とはまったく絡みがなかったw
何故かアジアンゲーム会社君(マライカの服を着ていてゲーム会社に勤めてるらしいので)は私のことが気になるらしく、ずっとぴったりマークされていた。
ここで不思議だったのが、前方組の3人は明らかに人に結構気を使うタイプだったこと。
後ろの方は自然体の人たちのグループだった。
あんまり意識してなくても、こーゆーところでも人って無意識で自分と似たタイプに寄って行くもんなんだなーとぼんやり悟るw
後方組の他の人からは散歩中は ほぼまったく話しかけられなかったw
とりあえずこの3名間で適当に自己紹介などをし、好きな味噌汁の具の話(私が初対面の時に良く聞くネタ)や、しりとりトークなどをしてテクテク歩く。
途中川に降りれそうな場所があったので、一部の人が川沿いに行き、結局皆川のふちへ。
※良い子は真似しないように。
そんで皆 川に足を浸したりしてはしゃいでいた。初対面の人ばかりなのに無駄に爽やかな情景だったなー。
ここで一応ヨガのポーズを一個だけ教えて貰って皆でやってみたりした。
こんなに爽やかでフレンドリーな空気だったら、もう友達いない人はこれだけでもハマっちゃいそうだなーと思ったりする。なんだかかなしいねー。
しばらく歩いて、おそらく1時間弱位で目的地の中島公園のかなり南東のはじっこの方に到着。
各自持ってきた300円までのおやつを分け合って休憩。
※ちなみに私は行く直前にスーパーで買った バナナやカニカマ、ベビーチーズなどを配布した。
ここでも、じゃあゲームでもしようという話になり、伝言ゲームやら、私の提案したしりとりトークなどを行う。
※【しりとりトーク】話す話題が思いつかなくなり会話に詰まった時などに、おもむろにしりとりをして、しりとりの単語に合わせて適当に思いついた人がトークをする、というもの。話が終わったらまたしりとりをすればいい。単語に合わせて色んな会話が広がるので結構楽しい。
伝言ゲームでは、間違いやすい長文ってのを目が大きい朗らか女性が提案して、なかなかに盛り上がったのであった。
眼鏡大学生は北海道で一番賢いH大の出身のようだったが、普通に性格のよさそうな純朴そうな青年だった。
眼鏡内気女ちゃんも、ちょっとグジグジ悩みそうなタイプではあったが、明らかに性格が悪くはなさそうな感じ。
目が大きい朗らか年配女性とアジアンゲーム会社君は如実に善人で性格が良い感じであった。
代表格であるひっつめさんとショートボブ茶髪女さんは、若干癖のある雰囲気ではあったが
人当たりは悪くない感じ。ただ内面は相当キッツイんだろうなーってのが解るw
まぁそんな感じで、特に場を乱すような人もいない平和な空気の中、ほのぼのとゲームなどが進行する。皆それぞれ悩みなどがあるんだろうけど、(悩みが無いのは私だけだろうけど。)常識人が集まると心地よいんだなーと感じた。
(非常識には非常識のおもしろさがあるけどね。)
この日はまったく怪しいことなく、終始無駄に爽やかな雰囲気のまま、朝の10時頃には解散をするという超絶健康的なイベントのまま、終わったのだった。
この日も結局、この団体の本当の名前や真の目的を知ることは出来なかったのだが・・・。
次回に続くっっ!!!
そうですねー
ええ、まぁそんな感じ。
・・・というわけで、今回は予告していた3度目の
「(宗教の)使徒、襲来。」
のおはなし。
あれからまた、2週間もたたない位の仕事帰りの20時頃。
私はハト麦を奥歯で噛み締める簡単なお仕事を終え、家路に急いでいた・・・はずが何かの用事で遠回りをして、駅前通りを歩いていた。
PARCOか4プラの前辺りを足早に歩いていると、右斜め前方にファイルを手にした女性二人組を発見する。片方は髪をまとめた地味な顔立ちの女性で、もう一人は若くて若干バンギャ風の女子。結構可愛い。
通り過ぎる際に目が合う。この時には既に私の邪気眼はまほろばスパークしていたので、視界に彼女達が入った瞬間、もうこの後の出来事を予期していた。(これは本当)
すれ違ってから 1秒・・・2・・・3・・・(まだかよ)・・・4・・・5・・・(遅いな、もう早く声かけろよ!)・・・・6・・・7・・・
「あの~、すいませ~ん!」
ktkr!!!!
「はい、なんですか?」
僕は出来るだけ自然な表情を装い振り返る。
「実はですね~、今一緒にヨガをする仲間を探してるんです!」
「どうですかー、興味ないですか?ヨガとか。」
「そうですね・・・興味ないこともないです。」
この瞬間私の あやふや統計学と、曖昧計算学の能力が瞬時に回答をたたき出す。
こ・・・これは、mixiニュースに載ってた
【最近有能な男性勧誘員の力により、急速に札幌で勢力を伸ばしているヨガを媒体にした宗教勧誘を行っている某地下鉄◎リン事件の大元となった九官鳥心理教からの派生宗教、アルフ!(所ジョージの声で)もしくは ピカルの輪!!!】に違いない!!!
なにくわぬ顔で、あえて網にかかってみる。
おーハングリースパイダー ユーアービューリホーバータフラーイ♪♪♪
そんな私の気持ちにはさすがに気づいてないであろう彼女達は意気揚々と話しをふってくる。
「おねーさんはヨガっていうとどんなイメージがありますか?」
「そうですねー・・・あらぶる鷹のポーズ???とかそんなんですかね。」
「そうですねー、確かにそういうのもありますが、その体を使ってやるヨガはハタヨーガというヨガの一種なんです。私達がやってるヨガは【考えるヨガ】みたいな感じで哲学とかが混じってる感じなんです。どうですか?哲学とかに興味はありますか?」
「そうですね、そういうのにも興味ないことはないです。」
・・・そこから何やら彼女達はファイルみたいなのを開き、私に見せてくる。
その中でも印象深かったのが以下。
髪をまとめたおねーさんの方がファイルの中にあった用紙の文章を書かれているままに読めと言ってくる。
そこに書かれていたのは以下文章のようなもの。
『こんちには みさなん おんげき ですか? わしたは、げんきです。この ぶんょしう は いりぎす の ケブンッリジ だがいく の けゅきんう の けっか にんんげ は、もじ を にしんき する とき、その さしいょ と さいご の もさじえ あいてっれば 、じばんゅん は 、めくちちゃゃ でも ちんゃと よめる という けゅきんう に もづいとて、 わざと もじの じんばゅん を いかれえて あまりす。 どでうす? ちんゃと よゃちめう でしょ? 』
※これは【人間が文字を認識するとき、最初と最後の文字さえ合っていれば、順番はめちゃくちゃでもちゃんと読めるという、ケンブリッジ大学の研究に基づいて作られている文章】で実は私はこの文章のことを知っていた。
なので私はあえて上記の文章を、文章のままで、言われた通り書かれているままに発音して読んだ。
「アレ???おねーさん珍しいですね。普通は皆さんこの文章を読んでって言われたら「こんにちわ みなさん おげんきですか」って読みますよ」
「だって書かれている通りに読めって言われたんで。」
「へー、おねーさんすごいですねー。」
「まぁ種あかしすると、私こういう文章があるってことネットか何かで見て元々知ってたんです。」
「えっ、そうなんですかー。こういうのお好きなんですか?」
「うーん、どうでしょうね。嫌いではないです。」
「だったらきっと私達のグループのことすごい気に入って貰えると思いますよー!」
(2度あることは3度あるってか。)
「あの・・・つかぬことを伺いますが、このグループの大元は何ですか?」
「えっ、、、(明らかな困惑)・・・私達は個人で活動してる先生に習ってるんです。だから大元とかはないですよー!」
「そうですか・・・ヨガってどこでやってるんですか?」
「大体公民館とかですねー。でも話だけでも出来るんで、マックとか、喫茶店とかでも出来ますよ。」
(そりゃ宗教なんだから実際のヨガみたいに広い場所がなくてもいいんだろーなー。)
「そうなんですねー」
この時点で今回の宗教は、今までのキューサイの青汁教とか酢味噌ホルモン教とかとは違い、ちょっとした頭脳系宗派だな、という感じを受ける。
キューサイ教は、どちらかというと話しを聞いてくれるって感じに近い勧誘で、ホルモン教は感情に訴えかけてくる感じだったが、今回は中途半端に頭が良くて考え込む人ほどハマりやすそうな間口になっている。
新興宗教にもそれぞれのColorがある様子。
ただ今回気になったのは、髪をまとめてるおねーさんの方ではなく齢20歳と判明した若干バンギャっぽい子の方である。
この子はまだ入って日が浅いらしく、完全にこの宗教には染まりきっていない様子だった。
私はここでこの2人にとある質問をした。
質問の内容は諸事情によりw割愛させて頂くが、その内容は
【一見心理テストのような質問だが、実際はその答え方をただそのまま受け止めるだけ】
というものである。
なのでこの質問は、この仕組みを知っている、いないに関わらず効力を発揮するものとなるのである。
通常、多くの人は自分が経験して来た経験則や、自分なりの統計学などを用いて、様々な物事や出来事や人物を判断していると思うが、この質問のミソは「あえて 判断しない」というところにある。
聞いたままを受け止めることにより、下手に分析するより、その人となりが如実に解るというものなのだ。
まぁ解りにくいかもしれないので、これは例え話だが、仮に私が「好きな食べ物とその食べ物が好きな理由はなんですか?」と聞いたとしよう。
今回おねーさんの方はこの問いに「クッキーが好きですね。だって何よりも崩しやすいから。」と答えたとする。
例えばよくある心理テストだと、「クッキーと答える人は◎◎の傾向がある」とかそういう分析結果になると思うが、この場合は相手が何を好きと答えるかはあくまで参考部分でしかなく、重要なのは、何故好きなのか、その理由の部分である。
冷静に考えればクッキーより崩れやすい食べ物は他にも沢山ある。しかしこの人はクッキーが一番崩れやすい食べ物だと思い込んでいることが解る。
そして崩れやすいのではなく、崩しやすいと答えた。ここにもその人の性格が現われる。
この人は崩されたいのではなく、崩すことに喜びを得るタイプの人だ。
一見温和で優しそうな雰囲気だけれど、実際は気が強いタイプで支配欲が強いんだろう。
なんとなくそんな風に感じとり、「えー、この質問で何が解るんですか?」と聞かれたので、上記のことをなんとなく伝えると
「そうです、実はその通りなんです!」とのご返答。(何故か自慢げ)
更に20歳の方の女子にも同じ質問をしたところ、
「ゼリーが好きですね、理由はなんとなく惹かれるので・・・。」
との答えだったので、
「じゃあ貴方は実際は理屈ではなく、感覚で動くタイプかもしれないですね。」と伝えてみる
すると、
「そんなことないです!私はすごく理屈で動くタイプで感情は無視するタイプです!」と猛反論を食らった。
だが、実際はこれはあくまで心理テストではなく、問いかけにどういう風に答えるのか というのを見る為のものなので、実はこの反論までも含め一つの回答だと考える。
何気ない質問に「なんとなく惹かれるから好き」という回答をしたという事実は消えない。
つまりその時点で感覚優遇型ということになるが、本人はそれを認めたくないという強い自我を持ち合わせている。
おそらく後天的に感覚タイプの自分に対し何らかの嫌悪感などを抱き、自分は感覚タイプではなく、計算タイプでありたい、かつ簡単には自分を読まれたくないという何かの理由を抱えた人。ということになる。
ただそこまで説明をする必要はないと思ったので、
「そうですか~、じゃあ外れちゃいましたね。」と残念そうに答えておいた。
すると如実に喜ぶ20歳女子w
※ただこの質問は核心は浚えますが万能ではないというのを追記させて頂く。
ただこの後の会話は、何か心象が変わったのか、この20歳女子は私の発言に逐一感心するようになり、えらく良いリアクションをしてくれるようになったので、むしろまとめ髪のおねーさんの方が微妙な空気になるw
とりあえずこの日も後日会う約束をして、その場は解散した。
さて、この日結局この組織の正体を完全に暴くことは出来なかったわけだが、さてこれからどうなることやら。
次回をお楽しみに~♪
ええ、まぁそんな感じ。
・・・というわけで、今回は予告していた3度目の
「(宗教の)使徒、襲来。」
のおはなし。
あれからまた、2週間もたたない位の仕事帰りの20時頃。
私はハト麦を奥歯で噛み締める簡単なお仕事を終え、家路に急いでいた・・・はずが何かの用事で遠回りをして、駅前通りを歩いていた。
PARCOか4プラの前辺りを足早に歩いていると、右斜め前方にファイルを手にした女性二人組を発見する。片方は髪をまとめた地味な顔立ちの女性で、もう一人は若くて若干バンギャ風の女子。結構可愛い。
通り過ぎる際に目が合う。この時には既に私の邪気眼はまほろばスパークしていたので、視界に彼女達が入った瞬間、もうこの後の出来事を予期していた。(これは本当)
すれ違ってから 1秒・・・2・・・3・・・(まだかよ)・・・4・・・5・・・(遅いな、もう早く声かけろよ!)・・・・6・・・7・・・
「あの~、すいませ~ん!」
ktkr!!!!
「はい、なんですか?」
僕は出来るだけ自然な表情を装い振り返る。
「実はですね~、今一緒にヨガをする仲間を探してるんです!」
「どうですかー、興味ないですか?ヨガとか。」
「そうですね・・・興味ないこともないです。」
この瞬間私の あやふや統計学と、曖昧計算学の能力が瞬時に回答をたたき出す。
こ・・・これは、mixiニュースに載ってた
【最近有能な男性勧誘員の力により、急速に札幌で勢力を伸ばしているヨガを媒体にした宗教勧誘を行っている某地下鉄◎リン事件の大元となった九官鳥心理教からの派生宗教、アルフ!(所ジョージの声で)もしくは ピカルの輪!!!】に違いない!!!
なにくわぬ顔で、あえて網にかかってみる。
おーハングリースパイダー ユーアービューリホーバータフラーイ♪♪♪
そんな私の気持ちにはさすがに気づいてないであろう彼女達は意気揚々と話しをふってくる。
「おねーさんはヨガっていうとどんなイメージがありますか?」
「そうですねー・・・あらぶる鷹のポーズ???とかそんなんですかね。」
「そうですねー、確かにそういうのもありますが、その体を使ってやるヨガはハタヨーガというヨガの一種なんです。私達がやってるヨガは【考えるヨガ】みたいな感じで哲学とかが混じってる感じなんです。どうですか?哲学とかに興味はありますか?」
「そうですね、そういうのにも興味ないことはないです。」
・・・そこから何やら彼女達はファイルみたいなのを開き、私に見せてくる。
その中でも印象深かったのが以下。
髪をまとめたおねーさんの方がファイルの中にあった用紙の文章を書かれているままに読めと言ってくる。
そこに書かれていたのは以下文章のようなもの。
『こんちには みさなん おんげき ですか? わしたは、げんきです。この ぶんょしう は いりぎす の ケブンッリジ だがいく の けゅきんう の けっか にんんげ は、もじ を にしんき する とき、その さしいょ と さいご の もさじえ あいてっれば 、じばんゅん は 、めくちちゃゃ でも ちんゃと よめる という けゅきんう に もづいとて、 わざと もじの じんばゅん を いかれえて あまりす。 どでうす? ちんゃと よゃちめう でしょ? 』
※これは【人間が文字を認識するとき、最初と最後の文字さえ合っていれば、順番はめちゃくちゃでもちゃんと読めるという、ケンブリッジ大学の研究に基づいて作られている文章】で実は私はこの文章のことを知っていた。
なので私はあえて上記の文章を、文章のままで、言われた通り書かれているままに発音して読んだ。
「アレ???おねーさん珍しいですね。普通は皆さんこの文章を読んでって言われたら「こんにちわ みなさん おげんきですか」って読みますよ」
「だって書かれている通りに読めって言われたんで。」
「へー、おねーさんすごいですねー。」
「まぁ種あかしすると、私こういう文章があるってことネットか何かで見て元々知ってたんです。」
「えっ、そうなんですかー。こういうのお好きなんですか?」
「うーん、どうでしょうね。嫌いではないです。」
「だったらきっと私達のグループのことすごい気に入って貰えると思いますよー!」
(2度あることは3度あるってか。)
「あの・・・つかぬことを伺いますが、このグループの大元は何ですか?」
「えっ、、、(明らかな困惑)・・・私達は個人で活動してる先生に習ってるんです。だから大元とかはないですよー!」
「そうですか・・・ヨガってどこでやってるんですか?」
「大体公民館とかですねー。でも話だけでも出来るんで、マックとか、喫茶店とかでも出来ますよ。」
(そりゃ宗教なんだから実際のヨガみたいに広い場所がなくてもいいんだろーなー。)
「そうなんですねー」
この時点で今回の宗教は、今までのキューサイの青汁教とか酢味噌ホルモン教とかとは違い、ちょっとした頭脳系宗派だな、という感じを受ける。
キューサイ教は、どちらかというと話しを聞いてくれるって感じに近い勧誘で、ホルモン教は感情に訴えかけてくる感じだったが、今回は中途半端に頭が良くて考え込む人ほどハマりやすそうな間口になっている。
新興宗教にもそれぞれのColorがある様子。
ただ今回気になったのは、髪をまとめてるおねーさんの方ではなく齢20歳と判明した若干バンギャっぽい子の方である。
この子はまだ入って日が浅いらしく、完全にこの宗教には染まりきっていない様子だった。
私はここでこの2人にとある質問をした。
質問の内容は諸事情によりw割愛させて頂くが、その内容は
【一見心理テストのような質問だが、実際はその答え方をただそのまま受け止めるだけ】
というものである。
なのでこの質問は、この仕組みを知っている、いないに関わらず効力を発揮するものとなるのである。
通常、多くの人は自分が経験して来た経験則や、自分なりの統計学などを用いて、様々な物事や出来事や人物を判断していると思うが、この質問のミソは「あえて 判断しない」というところにある。
聞いたままを受け止めることにより、下手に分析するより、その人となりが如実に解るというものなのだ。
まぁ解りにくいかもしれないので、これは例え話だが、仮に私が「好きな食べ物とその食べ物が好きな理由はなんですか?」と聞いたとしよう。
今回おねーさんの方はこの問いに「クッキーが好きですね。だって何よりも崩しやすいから。」と答えたとする。
例えばよくある心理テストだと、「クッキーと答える人は◎◎の傾向がある」とかそういう分析結果になると思うが、この場合は相手が何を好きと答えるかはあくまで参考部分でしかなく、重要なのは、何故好きなのか、その理由の部分である。
冷静に考えればクッキーより崩れやすい食べ物は他にも沢山ある。しかしこの人はクッキーが一番崩れやすい食べ物だと思い込んでいることが解る。
そして崩れやすいのではなく、崩しやすいと答えた。ここにもその人の性格が現われる。
この人は崩されたいのではなく、崩すことに喜びを得るタイプの人だ。
一見温和で優しそうな雰囲気だけれど、実際は気が強いタイプで支配欲が強いんだろう。
なんとなくそんな風に感じとり、「えー、この質問で何が解るんですか?」と聞かれたので、上記のことをなんとなく伝えると
「そうです、実はその通りなんです!」とのご返答。(何故か自慢げ)
更に20歳の方の女子にも同じ質問をしたところ、
「ゼリーが好きですね、理由はなんとなく惹かれるので・・・。」
との答えだったので、
「じゃあ貴方は実際は理屈ではなく、感覚で動くタイプかもしれないですね。」と伝えてみる
すると、
「そんなことないです!私はすごく理屈で動くタイプで感情は無視するタイプです!」と猛反論を食らった。
だが、実際はこれはあくまで心理テストではなく、問いかけにどういう風に答えるのか というのを見る為のものなので、実はこの反論までも含め一つの回答だと考える。
何気ない質問に「なんとなく惹かれるから好き」という回答をしたという事実は消えない。
つまりその時点で感覚優遇型ということになるが、本人はそれを認めたくないという強い自我を持ち合わせている。
おそらく後天的に感覚タイプの自分に対し何らかの嫌悪感などを抱き、自分は感覚タイプではなく、計算タイプでありたい、かつ簡単には自分を読まれたくないという何かの理由を抱えた人。ということになる。
ただそこまで説明をする必要はないと思ったので、
「そうですか~、じゃあ外れちゃいましたね。」と残念そうに答えておいた。
すると如実に喜ぶ20歳女子w
※ただこの質問は核心は浚えますが万能ではないというのを追記させて頂く。
ただこの後の会話は、何か心象が変わったのか、この20歳女子は私の発言に逐一感心するようになり、えらく良いリアクションをしてくれるようになったので、むしろまとめ髪のおねーさんの方が微妙な空気になるw
とりあえずこの日も後日会う約束をして、その場は解散した。
さて、この日結局この組織の正体を完全に暴くことは出来なかったわけだが、さてこれからどうなることやら。
次回をお楽しみに~♪
前回の記述どおり、話は島原の乱の8年前に遡る
当時天草四郎時貞は齢8歳であった 幼少の頃から経済的に恵まれていた時貞は教育を受け、なかなかに賢い少年であった。
(改)
※そういえば前回受け取ったモルモン書に載ってるジョセフ・酢味噌の肖像画を見て思い出したのだが、私が19歳位でまだ地元の旭川に居た頃、何の経緯だったか忘れたが女の子に勧誘され、1,2度だけ英会話だかゴスペルだかの教室があるとかなんとかのふれこみでホルモン教の教会に行ったことがあったのだった。
その時に私の担当(?)だった女の子がジョ◎フ・酢味噌の肖像画を見ながら「イケメンですよね」と言っていたので、{宗教とイケメン}という単語があまりにもミスマッチで、なんとなく印象に残っていて、後で思い出した次第である。
その時は理由は覚えてないが、自然と連絡を取らなくなり、自然消滅したような状況だった。
宗教と恋愛はどこか似ている・・・。
前回の記述通り、それから、1~2週間後。
私は再び前回と同じビルの前で彼女達と待ち合わせをしていた。
この時は既に初夏の盛りであり、かなり気温も高めになりつつあった。
待ち合わせ時間から若干だろうか、遅れて登場した彼女達はご多分にもれずお約束通りのヘルメットとチャリの組み合わせで登場した。
挨拶を交わしながら、ビルの中に入る。今回は最初からコンビニでやはりお菓子や飲み物などを購入し持参していた。
今回も前回とまったく同じ部屋である。
テーブルを向かい合わせて、何の会だかよく解らない会合は始まった。
「そういえばこの間、宣教師期間は1~2年ってお話だったけど、その期間が終わったらお二人はどうするんですか?」
と聞いたところ、女子は大体『婚活』に入るとの回答だった。
「出会いとかには困らないんですか?」
「(教に)所属してると、何かと出会いはありますね~。」
(なるほど・・・お年頃の女子にはそんな利点があるのか。)
※ただこの時点では認識なかったが、ジョセ◎・酢味噌さんの好色一代男!の例もあるし、この宗教に所属してる男子にはろくなのがいないんじゃないかという考えがよぎる・・・。
おそらく前回あまりにも雑談が多かった為、ほとんど勧誘活動の意味を為してなかったというのが向こうにも少なからず認識があったのか、今回は若干本気のムードが漂っている
そんなことより会う度に黒髪美少女が心なしやつれていってるのが気になるんだが・・・。(理由は不明)
とりあえず何か説明の為に持参したのであろうファイルみたいなのを取り出し、説明を受ける。
印象深かったのが以下図。とりあえず言葉じゃ説明しにくいのでペイントで作ってみた↓
この図を見て私は思った。
(これはツッコめる!!!かつる!!!)
「こんな感じですね、なので◎ョセフ・スミスさんは特別な人なんです!」
と熱く語る彼女らに私は質問してみた。
「そもそもですね、神様ってバランスの悪いことはしないですよね?」
私が何を言い出すか解らず彼女達はなんとなく、そうですねという感じで頷く。
「私はですね、神はいると思ってるんですよ。キリストも実在したと思ってます。だけどね仏陀も実在していたと思ってるんですよ。」
ここから時空の歪みが生じたように、なんとなくぼやんとした空間に変質しつつあるのを肌に感じつつ話を進める。
まぁ実際は図で書いたわけではなく口頭で説明したので、彼女達に何処まで伝わったのか不明だが、上記のような持論を簡単に説明する。
「まず神様って存在がいたとしたら、さっき言った通り、バランスの悪いことはしないと思うんですよ。なんでキリストは居たと思うんですけど、キリストが居たなら仏陀も居たと思うんですよね。それでまぁ例えばキリストが【愛】を司っていたとしたら、仏陀は【悟り】を司ってて、更に他にも「叡智」とか「感覚」とか色々なものを司っていた者が存在していたと思うんですよ。更にこれは紙なんで平面図でしか書けないですけど、実際はこれが立体で、球体が広がっていくようなイメージなんですよね。」
な ん の こ と だ か わ か ら な い
そんな空気がヒシヒシと漂う。しかしやはり
【Love is blind. ・・・But, religion is blindness more. 】
という私の格言通り、何故かここでも私の発言は、まったくなかったかのような爽やか(?)な空気が吹き抜けるのであった。
(神を否定してるならまだしも、キリ◎トを肯定してるのに、スルーされたwww)
「そうですねー、何か色々考えてらっしゃるんですね!ですが、私達の宗教をもっと深く知って貰えれば、きっと朱雀さんにも私達がホンモノだってことが解って貰えると思います。」
・・・どうやら私の考えは2chのオカルト版か宗教版にでも行かないと、同じ内容で熱く語り合える人は居なさそうだ、ということを私は悟り始める。(今の所2chはめんどくさいので行ってない故、まとめサイトのROM専だが。)
この後話しは、黒髪美少女が首にかけていたペンダントの話題に移る。
「そのネックレスかわいいですね。」
その話題をふった途端、黒髪美少女のテンションが上がったのが如実に感じられた。
「これはですね、特別に頂いたんです。」
どうやらホルモン教のオリジナルのペンダントのようである。
「普段はどっかに売ってるんですか?」
「いえ、これはある程度の年齢限定で、何か特定の行いをクリアすると貰えるものなんです。」
これは明らかに彼女の宝物のようであった。
話を聞くとどうやら黒髪美少女の方は親もホルモン教の教徒という生粋の信者の家系らしく、いわゆるこの宗教の中での宗教インテリというか、宗教ハイソというか、自分は優等生であるというプライドのようなものがあるらしく、それを誇りに思っているようであった。
一方もう一人のパッショナブルな前世がネグロイド系であろう雰囲気のある女子の方は、まだこの宗教に所属して数年のようであり、もう手に入らないそのネックレスを羨ましがっていた。
この後も何か、このホルモン教の教えの一番メインの部分であるという文章を抜粋した、20行以内位の短文を声に出して読むように指示され、それについての考えを述べてくれとのことを言われる。
この紙はどっかに行ったのでもう文章本文は覚えてないが、内容は句読点の区切りによって「自分が良いと思える行動をしなさい」とも読み取れるし「間違った行動をしている人に教えてあげなさい」とも読み取れるような複雑な文章がかかれていた。
この文章の解釈について、私は後者ではないかと言ったのだが、黒髪美少女は
{やっぱり私は賢い!私は特別!}という空気をむんむんに出しつつ
「それが違うんだな~、これは私が言った意味の方が正しいんですよ。」と言った説明を繰り替えしされたので、反論するのはやめた。
とりあえず「そうなんですね~」と無難に受け流しして、この日はホルモン教オリジナルのDVDとやらを無料で頂いて解散した。
この日の出来事だったか、それともその後に聞いた話だったのか忘れたが、黒髪美少女の方は函館に転勤が決まり、もう会えないという話であった。
もう一人のパッショナブル女子の方も、ひょっとしたら転勤になるかもという話ではあったが、後日電話で話しをしたところによると、札幌にStay(留まる)することが決まったとの話であった。
まぁそんなこんなで黒髪美少女がいなくなって、しばらくこの宗教と関わる機会がないまま、いくばくかの日が流れ。
夏も真っ盛りになった頃、3度目の「(宗教の)使徒、襲来。」の日が訪れたのである。
それでは次回もサービス、サービスゥ!・・・出来るかな?
追記:この日もろたDVDは、家に帰ってしばらくしてから暇な時に再生してみた。
これがかなり本格的な映画のような作りで、映像自体は30分ほどのものではあったが、かなり金がかかってるといった雰囲気であった。
内容は
{外国のどこかの俳優なのかが酢味噌さんに扮し、本当の神の言葉や教えを求め、様々な宗派や教会を点々とするが、どうにも納得がいかない。そんなある日イエスと何かが光輝きながら現われ、酢味噌に神託を与える}
といったところまでが映像化されているものであった。
ただ、特にこれといった印象深い内容は何もなかったので、映像を見て終了した、という現実である。
当時天草四郎時貞は齢8歳であった 幼少の頃から経済的に恵まれていた時貞は教育を受け、なかなかに賢い少年であった。
(改)
※そういえば前回受け取ったモルモン書に載ってるジョセフ・酢味噌の肖像画を見て思い出したのだが、私が19歳位でまだ地元の旭川に居た頃、何の経緯だったか忘れたが女の子に勧誘され、1,2度だけ英会話だかゴスペルだかの教室があるとかなんとかのふれこみでホルモン教の教会に行ったことがあったのだった。
その時に私の担当(?)だった女の子がジョ◎フ・酢味噌の肖像画を見ながら「イケメンですよね」と言っていたので、{宗教とイケメン}という単語があまりにもミスマッチで、なんとなく印象に残っていて、後で思い出した次第である。
その時は理由は覚えてないが、自然と連絡を取らなくなり、自然消滅したような状況だった。
宗教と恋愛はどこか似ている・・・。
前回の記述通り、それから、1~2週間後。
私は再び前回と同じビルの前で彼女達と待ち合わせをしていた。
この時は既に初夏の盛りであり、かなり気温も高めになりつつあった。
待ち合わせ時間から若干だろうか、遅れて登場した彼女達はご多分にもれずお約束通りのヘルメットとチャリの組み合わせで登場した。
挨拶を交わしながら、ビルの中に入る。今回は最初からコンビニでやはりお菓子や飲み物などを購入し持参していた。
今回も前回とまったく同じ部屋である。
テーブルを向かい合わせて、何の会だかよく解らない会合は始まった。
「そういえばこの間、宣教師期間は1~2年ってお話だったけど、その期間が終わったらお二人はどうするんですか?」
と聞いたところ、女子は大体『婚活』に入るとの回答だった。
「出会いとかには困らないんですか?」
「(教に)所属してると、何かと出会いはありますね~。」
(なるほど・・・お年頃の女子にはそんな利点があるのか。)
※ただこの時点では認識なかったが、ジョセ◎・酢味噌さんの好色一代男!の例もあるし、この宗教に所属してる男子にはろくなのがいないんじゃないかという考えがよぎる・・・。
おそらく前回あまりにも雑談が多かった為、ほとんど勧誘活動の意味を為してなかったというのが向こうにも少なからず認識があったのか、今回は若干本気のムードが漂っている
そんなことより会う度に黒髪美少女が心なしやつれていってるのが気になるんだが・・・。(理由は不明)
とりあえず何か説明の為に持参したのであろうファイルみたいなのを取り出し、説明を受ける。
印象深かったのが以下図。とりあえず言葉じゃ説明しにくいのでペイントで作ってみた↓
この図を見て私は思った。
(これはツッコめる!!!かつる!!!)
「こんな感じですね、なので◎ョセフ・スミスさんは特別な人なんです!」
と熱く語る彼女らに私は質問してみた。
「そもそもですね、神様ってバランスの悪いことはしないですよね?」
私が何を言い出すか解らず彼女達はなんとなく、そうですねという感じで頷く。
「私はですね、神はいると思ってるんですよ。キリストも実在したと思ってます。だけどね仏陀も実在していたと思ってるんですよ。」
ここから時空の歪みが生じたように、なんとなくぼやんとした空間に変質しつつあるのを肌に感じつつ話を進める。
まぁ実際は図で書いたわけではなく口頭で説明したので、彼女達に何処まで伝わったのか不明だが、上記のような持論を簡単に説明する。
「まず神様って存在がいたとしたら、さっき言った通り、バランスの悪いことはしないと思うんですよ。なんでキリストは居たと思うんですけど、キリストが居たなら仏陀も居たと思うんですよね。それでまぁ例えばキリストが【愛】を司っていたとしたら、仏陀は【悟り】を司ってて、更に他にも「叡智」とか「感覚」とか色々なものを司っていた者が存在していたと思うんですよ。更にこれは紙なんで平面図でしか書けないですけど、実際はこれが立体で、球体が広がっていくようなイメージなんですよね。」
な ん の こ と だ か わ か ら な い
そんな空気がヒシヒシと漂う。しかしやはり
【Love is blind. ・・・But, religion is blindness more. 】
という私の格言通り、何故かここでも私の発言は、まったくなかったかのような爽やか(?)な空気が吹き抜けるのであった。
(神を否定してるならまだしも、キリ◎トを肯定してるのに、スルーされたwww)
「そうですねー、何か色々考えてらっしゃるんですね!ですが、私達の宗教をもっと深く知って貰えれば、きっと朱雀さんにも私達がホンモノだってことが解って貰えると思います。」
・・・どうやら私の考えは2chのオカルト版か宗教版にでも行かないと、同じ内容で熱く語り合える人は居なさそうだ、ということを私は悟り始める。(今の所2chはめんどくさいので行ってない故、まとめサイトのROM専だが。)
この後話しは、黒髪美少女が首にかけていたペンダントの話題に移る。
「そのネックレスかわいいですね。」
その話題をふった途端、黒髪美少女のテンションが上がったのが如実に感じられた。
「これはですね、特別に頂いたんです。」
どうやらホルモン教のオリジナルのペンダントのようである。
「普段はどっかに売ってるんですか?」
「いえ、これはある程度の年齢限定で、何か特定の行いをクリアすると貰えるものなんです。」
これは明らかに彼女の宝物のようであった。
話を聞くとどうやら黒髪美少女の方は親もホルモン教の教徒という生粋の信者の家系らしく、いわゆるこの宗教の中での宗教インテリというか、宗教ハイソというか、自分は優等生であるというプライドのようなものがあるらしく、それを誇りに思っているようであった。
一方もう一人のパッショナブルな前世がネグロイド系であろう雰囲気のある女子の方は、まだこの宗教に所属して数年のようであり、もう手に入らないそのネックレスを羨ましがっていた。
この後も何か、このホルモン教の教えの一番メインの部分であるという文章を抜粋した、20行以内位の短文を声に出して読むように指示され、それについての考えを述べてくれとのことを言われる。
この紙はどっかに行ったのでもう文章本文は覚えてないが、内容は句読点の区切りによって「自分が良いと思える行動をしなさい」とも読み取れるし「間違った行動をしている人に教えてあげなさい」とも読み取れるような複雑な文章がかかれていた。
この文章の解釈について、私は後者ではないかと言ったのだが、黒髪美少女は
{やっぱり私は賢い!私は特別!}という空気をむんむんに出しつつ
「それが違うんだな~、これは私が言った意味の方が正しいんですよ。」と言った説明を繰り替えしされたので、反論するのはやめた。
とりあえず「そうなんですね~」と無難に受け流しして、この日はホルモン教オリジナルのDVDとやらを無料で頂いて解散した。
この日の出来事だったか、それともその後に聞いた話だったのか忘れたが、黒髪美少女の方は函館に転勤が決まり、もう会えないという話であった。
もう一人のパッショナブル女子の方も、ひょっとしたら転勤になるかもという話ではあったが、後日電話で話しをしたところによると、札幌にStay(留まる)することが決まったとの話であった。
まぁそんなこんなで黒髪美少女がいなくなって、しばらくこの宗教と関わる機会がないまま、いくばくかの日が流れ。
夏も真っ盛りになった頃、3度目の「(宗教の)使徒、襲来。」の日が訪れたのである。
それでは次回もサービス、サービスゥ!・・・出来るかな?
追記:この日もろたDVDは、家に帰ってしばらくしてから暇な時に再生してみた。
これがかなり本格的な映画のような作りで、映像自体は30分ほどのものではあったが、かなり金がかかってるといった雰囲気であった。
内容は
{外国のどこかの俳優なのかが酢味噌さんに扮し、本当の神の言葉や教えを求め、様々な宗派や教会を点々とするが、どうにも納得がいかない。そんなある日イエスと何かが光輝きながら現われ、酢味噌に神託を与える}
といったところまでが映像化されているものであった。
ただ、特にこれといった印象深い内容は何もなかったので、映像を見て終了した、という現実である。
話は18億9千万年前に遡る。
・・・いやさすがにそこまでは遡らない。
話は3ヶ月程前に遡る。
道端で『末日生徒イエス◎リスト 通称:ホルモン教』の勧誘を受けた私は、それから2週間後位に彼女達と会う約束をしていた。
そして約束の日。
私は主に黒髪美少女への下心80%、そしてその宗教の教えの内容とやらに5%、暇潰し15%というスペックで待ち合わせ場所である大通り公園へ向かった。
この間よりも若干夏らしい可愛らしい服装で現われた女子(『おなご』と読みなさい。)2人はチャリから降り、こちらにかけよってくる。
心なしかこの間より黒髪美少女が疲れた表情をしている。チャリを漕ぎすぎて疲労困憊なのだろうか。
話の流れで大通り付近のビル内にあるほにゃららクリス◎ャンセンターとやらに誘われる。
陰気臭いビルの正面玄関なのか裏口なのか解らない出入り口から入り、エレベーターに乗り込み、小さめの会議室といった風情の部屋に通される。
今度の部屋もほとんど何もない。
会議室によくあるような組み立て式の長テーブルが何個か置いてあり、パイプ椅子なども置いてある。
壁側にはホントに学校のどこかの教室の一室のように、ホルモン教の今の代表なのであろう謎の外国人3人の写真、別の壁にはキリストと謎の男の肖像画の額縁が飾ってあった。
部屋のはじっこに電子ピアノが置いてあり、ついつい本題を忘れておもむろに弾いてしまった。
まぁピアノをやめてどれだけの月日がたったか解らないので、大して弾けもしないのだが、それでもなんとなくの旋律を両手で奏でてみたりする。
ちょっとだけ弾いて満足したので、本題に入る。
札幌駅付近のかき餅屋でおかきのお徳用パックなどを購入していたので、それを女子2人にも配布し、自動販売機で購入したジュースを提供する。
これは私が半ば強引に「貴女達の分もジュースを買ってくる」と言った為、女子2人が
「それなら甘くて出来れば果汁メインのものがいいです。」
との可愛らしいリクエストを受け、私の中のおっさんがパシって購入して来たものである。
※私の中のおっさんというのは私のことである。何を言ってるのか解らない人は読み飛ばしてくれて構わない。
人の家を借りて、人をもてなしているような謎状況であるが、まぁそれはさておき。
さて、どんな熱心な勧誘が受けれるのであろうかと思ったが、実際この日歓談した内容は、至って特筆すべきこともない様な内容がほとんどであった。
自分の仕事内容や、彼女達が地方から来ていて、数ヶ月に一回転勤がある宣教師活動中であること。
なので1箇所に長くは留まらないことが多いこと。
普段は普通の仕事をしていて、宣教師活動の期間(1~2年)だけ自分たちが貯めたお金で宣教師活動をしていること 等々。
後は前回話した内容に毛が生えた位の内容の雑談を行った程度であった。
若い女子だけあって提供したお菓子をもりもり食べてくれたので、微笑ましくすらあった。
まぁなんていうか当たりが良かったのか、2人ともホントに一般人よりよっぽど素直で善人的なお嬢さん方で、改めて宗教ってなんなんだと思う。
まぁ問題は怪しげな信仰宗教と、その裏で暴利を貪ってる一部の勘違いした人々自体であって、信仰してる人が皆悪人というわけではない。
むしろぱんぴーよりよっぽどピュアだったり素直な人が多いのかなーなんて感じたりする。
まぁ僕が出会った人々がたまたまそうだっただけかもしれないけど。
※ちなみに調べたところ、このホルモン教の上の方(外国の方ね)で相当極悪なことが行われていたとの記事を発見しましたが、あまりにも残酷な内容なので割愛します。
この日私はホルモン書という聖書のようなもの を無料で頂いたのだが、この内容がなかなかのモノであった。
ホルモン教の成り立ちというのが、ジョセフ・ジョースター・・・じゃなかった、ジョセフ・◎ミスという名前の男が、キリスト没後かなり経過してから生まれて、
おもむろに神の掲示を受け(キリストとその父?か何かに会った)、地中から掘り出した?ホルモン書という書物を、第2の聖書として後世に広め、ホントの神の教えみたいなものを皆に知ってもらうべくがんばった。
みたいな感じの内容なのである。
このジョ◎フスミスはモーゼやキリ◎トなどと並んで、神に選ばれて信託を受けた特別な人という扱いらしい。
世界はもうすぐ終わりに近づき、近々イエス◎リストが再度この地上に降臨する。その時までにジョセフ・スミ◎が始めたホルモン教の正しい教えを広め週末・・・いや終末に備えて準備をする。
おおまかに言うとそんな感じの内容らしい。
更にこのジョセフ・ス◎スさん、一夫多妻制を取り入れ妻が40人以上いただとか、なんてゆーかかなりのイケイケ好色な人物なので、キリ◎ト教の中でもカトリックだのプロテスタントだの色々分かれていて更に色々な派閥はあるが、そん中でもキ◎ストの名前を語りながら、別のヒーローを仕立てあげちゃってる為、一部からはかなりの邪 宗 扱いされてる。
※この辺りは色々あるらしく図解だとジョセ◎とキリ◎トが同列上にいたりするが、実際復活するのは◎リストであるなどとちょっと曖昧にぼかしているようではあった。
それがこの度のホルモン教の実態のようである。
※その後調べたとこによると、今は一夫多妻制は廃止され、入信してる人も真面目な人が多い為、アメリカの方では一応キ◎スト教徒の一派として認められてるとの説もある様子。
まぁそんなこんなでこの日は歓談が主で、適当に時間が経過したところで(おかきをひとしきり食べて飽きてきたあたりで)解散と相成った。
余談としては おかきを食べ過ぎて晩御飯を食べる気力がおきなかった、という1点のみになる。
ただここから更に1,2週間後、私は再度この女子2人と再び会合(という名のお茶会)をすることになるのだが、それは次回のスッテンコロリン。
・・・いやさすがにそこまでは遡らない。
話は3ヶ月程前に遡る。
道端で『末日生徒イエス◎リスト 通称:ホルモン教』の勧誘を受けた私は、それから2週間後位に彼女達と会う約束をしていた。
そして約束の日。
私は主に黒髪美少女への下心80%、そしてその宗教の教えの内容とやらに5%、暇潰し15%というスペックで待ち合わせ場所である大通り公園へ向かった。
この間よりも若干夏らしい可愛らしい服装で現われた女子(『おなご』と読みなさい。)2人はチャリから降り、こちらにかけよってくる。
心なしかこの間より黒髪美少女が疲れた表情をしている。チャリを漕ぎすぎて疲労困憊なのだろうか。
話の流れで大通り付近のビル内にあるほにゃららクリス◎ャンセンターとやらに誘われる。
陰気臭いビルの正面玄関なのか裏口なのか解らない出入り口から入り、エレベーターに乗り込み、小さめの会議室といった風情の部屋に通される。
今度の部屋もほとんど何もない。
会議室によくあるような組み立て式の長テーブルが何個か置いてあり、パイプ椅子なども置いてある。
壁側にはホントに学校のどこかの教室の一室のように、ホルモン教の今の代表なのであろう謎の外国人3人の写真、別の壁にはキリストと謎の男の肖像画の額縁が飾ってあった。
部屋のはじっこに電子ピアノが置いてあり、ついつい本題を忘れておもむろに弾いてしまった。
まぁピアノをやめてどれだけの月日がたったか解らないので、大して弾けもしないのだが、それでもなんとなくの旋律を両手で奏でてみたりする。
ちょっとだけ弾いて満足したので、本題に入る。
札幌駅付近のかき餅屋でおかきのお徳用パックなどを購入していたので、それを女子2人にも配布し、自動販売機で購入したジュースを提供する。
これは私が半ば強引に「貴女達の分もジュースを買ってくる」と言った為、女子2人が
「それなら甘くて出来れば果汁メインのものがいいです。」
との可愛らしいリクエストを受け、私の中のおっさんがパシって購入して来たものである。
※私の中のおっさんというのは私のことである。何を言ってるのか解らない人は読み飛ばしてくれて構わない。
人の家を借りて、人をもてなしているような謎状況であるが、まぁそれはさておき。
さて、どんな熱心な勧誘が受けれるのであろうかと思ったが、実際この日歓談した内容は、至って特筆すべきこともない様な内容がほとんどであった。
自分の仕事内容や、彼女達が地方から来ていて、数ヶ月に一回転勤がある宣教師活動中であること。
なので1箇所に長くは留まらないことが多いこと。
普段は普通の仕事をしていて、宣教師活動の期間(1~2年)だけ自分たちが貯めたお金で宣教師活動をしていること 等々。
後は前回話した内容に毛が生えた位の内容の雑談を行った程度であった。
若い女子だけあって提供したお菓子をもりもり食べてくれたので、微笑ましくすらあった。
まぁなんていうか当たりが良かったのか、2人ともホントに一般人よりよっぽど素直で善人的なお嬢さん方で、改めて宗教ってなんなんだと思う。
まぁ問題は怪しげな信仰宗教と、その裏で暴利を貪ってる一部の勘違いした人々自体であって、信仰してる人が皆悪人というわけではない。
むしろぱんぴーよりよっぽどピュアだったり素直な人が多いのかなーなんて感じたりする。
まぁ僕が出会った人々がたまたまそうだっただけかもしれないけど。
※ちなみに調べたところ、このホルモン教の上の方(外国の方ね)で相当極悪なことが行われていたとの記事を発見しましたが、あまりにも残酷な内容なので割愛します。
この日私はホルモン書という聖書のようなもの を無料で頂いたのだが、この内容がなかなかのモノであった。
ホルモン教の成り立ちというのが、ジョセフ・ジョースター・・・じゃなかった、ジョセフ・◎ミスという名前の男が、キリスト没後かなり経過してから生まれて、
おもむろに神の掲示を受け(キリストとその父?か何かに会った)、地中から掘り出した?ホルモン書という書物を、第2の聖書として後世に広め、ホントの神の教えみたいなものを皆に知ってもらうべくがんばった。
みたいな感じの内容なのである。
このジョ◎フスミスはモーゼやキリ◎トなどと並んで、神に選ばれて信託を受けた特別な人という扱いらしい。
世界はもうすぐ終わりに近づき、近々イエス◎リストが再度この地上に降臨する。その時までにジョセフ・スミ◎が始めたホルモン教の正しい教えを広め週末・・・いや終末に備えて準備をする。
おおまかに言うとそんな感じの内容らしい。
更にこのジョセフ・ス◎スさん、一夫多妻制を取り入れ妻が40人以上いただとか、なんてゆーかかなりのイケイケ好色な人物なので、キリ◎ト教の中でもカトリックだのプロテスタントだの色々分かれていて更に色々な派閥はあるが、そん中でもキ◎ストの名前を語りながら、別のヒーローを仕立てあげちゃってる為、一部からはかなりの邪 宗 扱いされてる。
※この辺りは色々あるらしく図解だとジョセ◎とキリ◎トが同列上にいたりするが、実際復活するのは◎リストであるなどとちょっと曖昧にぼかしているようではあった。
それがこの度のホルモン教の実態のようである。
※その後調べたとこによると、今は一夫多妻制は廃止され、入信してる人も真面目な人が多い為、アメリカの方では一応キ◎スト教徒の一派として認められてるとの説もある様子。
まぁそんなこんなでこの日は歓談が主で、適当に時間が経過したところで(おかきをひとしきり食べて飽きてきたあたりで)解散と相成った。
余談としては おかきを食べ過ぎて晩御飯を食べる気力がおきなかった、という1点のみになる。
ただここから更に1,2週間後、私は再度この女子2人と再び会合(という名のお茶会)をすることになるのだが、それは次回のスッテンコロリン。
トランス写経の実践:天◎の救済 にお邪魔してから1ヶ月か2ヶ月もたたない頃
※その間きんぎょさんからはいくどか熱心なお誘いを受けていたが、大変申し訳ないことにまったく気乗りがしなかったので、お誘いは全力でスルーをしていたということを前説させて頂く。
時刻として夜20時を廻った頃。
私は空き缶に妖精を詰める簡単なお仕事を終え(嘘)大通りを通り抜け 帰路につこうとしていた。
そこへ今時珍しくチャリンコを漕ぐ為だけにわざわざヘルメットを装備している感心な2人組が真正面から向かってくる。
そしておもむろに私に声をかけて来た。
最初道でも聞かれるのかと思ったが、すぐにそれは違う!ということに気づく。
それは身に覚えのある妙に親しげな雰囲気ですぐに察知出来た・・・。
声をかけてきたのはまだ年端もいかない女の子2人組である(下種なおっさんの気持ちで)
一人は前世がおそらく黒人系であったであろう、「天使にラブソングを」に出てきてもおかしくないようなパッションをフィーリングさせる24歳くらいの女性
もう一人は見た目は未成年にも見えないこともない、大まかなジャンル分けをすると 蒼井優のような素朴系黒髪ロングヘアーの美少女であった(下種なおっさんの気持ちで)
どちらも妙にキラキラしたピュアなオーラを身に纏い、まだ何も知らない子犬のような瞳で私のことを見つめて来る。
「私たちは神様の大切な言葉を伝える為にこうして活動しています。貴方は神様っていると思いますか?」
「・・・えー・・・んー・・・。」
しばらく考えるフリをする。
「・・・はい、そうですねー。いると思います。」
ここでもし私が
『はい、いると思います。私自身がいわゆる神の一種であり・・・。』
という電波めいた返答をすることもリアクションのひとつであるとは考えたが、それは
【せっかくキャッチしたフィッシュをリリースするような行動であり懸命ではない】
と判断し無難な回答に抑える。
また例によって、猫じゃらしを与えた猫のごとき夢中さで、往来のど真ん中でチャリ2台、人2人+ 私という占拠行動を取りつつある彼女らをそっと大通り公園の中に招き入れる。
彼女たちは自分たちの胸についたネームプレートを指さして言った。
「私たちは末日生徒イ◎スキリ◎トです。」
「キリ◎トって色々あるんでよく解らないんですけど、何処の宗派ですか?エ◎バとかモル◎ンとか」
も る ◎ ん という言葉を口に出した途端、黒髪美少女の方が「それです!」という。
(なるほど いわゆるキリスト教の亜種のアレか。)
「話は戻りますが、神様がいるって思ってる方は珍しいですね。大体は『いないと思う』って返されちゃいますよ」
「そうなんですか?そもそも『いない』っていうのはそれこそ「全て」を把握した人じゃないと解らないですよね。可能性から考えても私はいると思ってます」
「ホントですか~!そうなんですよ!神様はいるんです!」
「私たちは神様の大切な言葉を伝える為に(大事なことだから2回言いました)こうやって活動を行っています。これはもうほんっっっっとに素晴らしいものなんです。(具体的な内容無し)」
「そうなんです、ホントに素晴らしくて・・・是非体験して欲しいです!ところで貴方はどうして神様はいると思うんですか?」
「そうですね、昔宇宙は膨張してるって習ったりテレビや本で知ったんですけど。膨張してるってことはその外側があるってことじゃないですか。そうするとその外側ってなんだよ?って思ったんですよ。それで色々突き詰めて考えたり、自分の体験を元に熟考した結果、神様がいてもおかしくはない、という結論に至りました。」
「そうなんですよねー、神様はいるんですよ。神様は私たちをいつも見守ってくれています、そして私たちが正しいことを行えるように導いてくれているんです」
「要はそれに気づくか 気づかないかの差ってことですね」
「そうなんです!おねーさんは何かそういう体験ってしたことありますか?」
「そうですね、例えば悪いことをしていたら、段々その後の運勢も悪くなっていく。良いことをしたら良いことが返ってくる、というようなものを感じたことはあります」
※個人的な意見でいうとこれは別に神秘的な何かではなくごく当たり前の法則であると考えている。まぁそのことについては機会があれば後述します。
「そう!そうなんですよ!まさにそうなんです。」
「おねーさんみたいに色々考えてる人ならきっと私たちの教えを気に入って貰えると思います。」
(何処かで聞いたフレーズだな)
「是非今度はゆっくりお茶でもしながら、私たちの教えについて知って欲しいです。」
このような会話をひとしきりして、この日は夜も遅かったので例によって次回に会うお約束をしてこの日は解散をした。
この時点で私の心には一つの予感のようなものがよぎるのである。
・・・この短期間で2度も宗教勧誘かよ。これは何か匂うぜ。(ハードボイルド風に)
まぁ正味な話、私はここ数年あまりそれらしき勧誘を受けた覚えがない。
それは心がささくれ立っていたのか、もしくはそれすら寄せ付けない徳の高いオーラが漂っていたか(ドヤァ)
それがココに来て、まさかの2連続。
思い返してみると、私の人生は数年ごとにテーマがあるような気がする。
*************************************************
0歳~2歳 無垢期 自然と人間について学ぶ
3歳~6歳 獣期 自分について学ぶ
7歳~12歳 優等生期 一般社会について学ぶ
12歳~16歳 暗黒期 精神について学ぶ
17歳~20歳 バンド期 自己表現について学ぶ
20歳~24歳 お水期 ダークサイドについて学ぶ
25歳~26歳 オタク期 友達について学ぶ
27歳~29歳 バーテン期 創造について学ぶ
30歳 仕事期 普通の仕事をする
*************************************************
このようにざっと書いただけでもどんな人物なのか意味が解らないと思うが、まぁこれは蛇足なのでスルーして頂いて構わない
タダの落ち着きのないダメ人間とも言えるし、数奇な人生を歩んでいる人物とも言えるであろう。
そして今年。今年である。
自分的には、真面目な仕事期が続き、いい転職などが出来ればいいなぁと考えていたのだが
ぬるかった。
考えがぬるかった。
もうこれは
『31歳 宗教期 釣り師になる』
のフラグが立ってしまっているのではないか。
そんな予感がひしひしと感じられた。
おっと年齢バレしてしまったね。
そもそも自慢じゃないけど私は極力嘘をつかないように気をつけて生きてきた人間である。
それがどういうことであろう、此処に来ての「嘘吐き探偵」なのである。
こんなワケわからん謎の展開が私を待ち構えていたのだ。人生って面白いね。
なのでどういうわけだか私が嘘吐き探偵なのでアル。
意味が解らなくてもそうなってしまったので仕方ないのでアル。
以上がプロローグである。
※その間きんぎょさんからはいくどか熱心なお誘いを受けていたが、大変申し訳ないことにまったく気乗りがしなかったので、お誘いは全力でスルーをしていたということを前説させて頂く。
時刻として夜20時を廻った頃。
私は空き缶に妖精を詰める簡単なお仕事を終え(嘘)大通りを通り抜け 帰路につこうとしていた。
そこへ今時珍しくチャリンコを漕ぐ為だけにわざわざヘルメットを装備している感心な2人組が真正面から向かってくる。
そしておもむろに私に声をかけて来た。
最初道でも聞かれるのかと思ったが、すぐにそれは違う!ということに気づく。
それは身に覚えのある妙に親しげな雰囲気ですぐに察知出来た・・・。
声をかけてきたのはまだ年端もいかない女の子2人組である(下種なおっさんの気持ちで)
一人は前世がおそらく黒人系であったであろう、「天使にラブソングを」に出てきてもおかしくないようなパッションをフィーリングさせる24歳くらいの女性
もう一人は見た目は未成年にも見えないこともない、大まかなジャンル分けをすると 蒼井優のような素朴系黒髪ロングヘアーの美少女であった(下種なおっさんの気持ちで)
どちらも妙にキラキラしたピュアなオーラを身に纏い、まだ何も知らない子犬のような瞳で私のことを見つめて来る。
「私たちは神様の大切な言葉を伝える為にこうして活動しています。貴方は神様っていると思いますか?」
「・・・えー・・・んー・・・。」
しばらく考えるフリをする。
「・・・はい、そうですねー。いると思います。」
ここでもし私が
『はい、いると思います。私自身がいわゆる神の一種であり・・・。』
という電波めいた返答をすることもリアクションのひとつであるとは考えたが、それは
【せっかくキャッチしたフィッシュをリリースするような行動であり懸命ではない】
と判断し無難な回答に抑える。
また例によって、猫じゃらしを与えた猫のごとき夢中さで、往来のど真ん中でチャリ2台、人2人+ 私という占拠行動を取りつつある彼女らをそっと大通り公園の中に招き入れる。
彼女たちは自分たちの胸についたネームプレートを指さして言った。
「私たちは末日生徒イ◎スキリ◎トです。」
「キリ◎トって色々あるんでよく解らないんですけど、何処の宗派ですか?エ◎バとかモル◎ンとか」
も る ◎ ん という言葉を口に出した途端、黒髪美少女の方が「それです!」という。
(なるほど いわゆるキリスト教の亜種のアレか。)
「話は戻りますが、神様がいるって思ってる方は珍しいですね。大体は『いないと思う』って返されちゃいますよ」
「そうなんですか?そもそも『いない』っていうのはそれこそ「全て」を把握した人じゃないと解らないですよね。可能性から考えても私はいると思ってます」
「ホントですか~!そうなんですよ!神様はいるんです!」
「私たちは神様の大切な言葉を伝える為に(大事なことだから2回言いました)こうやって活動を行っています。これはもうほんっっっっとに素晴らしいものなんです。(具体的な内容無し)」
「そうなんです、ホントに素晴らしくて・・・是非体験して欲しいです!ところで貴方はどうして神様はいると思うんですか?」
「そうですね、昔宇宙は膨張してるって習ったりテレビや本で知ったんですけど。膨張してるってことはその外側があるってことじゃないですか。そうするとその外側ってなんだよ?って思ったんですよ。それで色々突き詰めて考えたり、自分の体験を元に熟考した結果、神様がいてもおかしくはない、という結論に至りました。」
「そうなんですよねー、神様はいるんですよ。神様は私たちをいつも見守ってくれています、そして私たちが正しいことを行えるように導いてくれているんです」
「要はそれに気づくか 気づかないかの差ってことですね」
「そうなんです!おねーさんは何かそういう体験ってしたことありますか?」
「そうですね、例えば悪いことをしていたら、段々その後の運勢も悪くなっていく。良いことをしたら良いことが返ってくる、というようなものを感じたことはあります」
※個人的な意見でいうとこれは別に神秘的な何かではなくごく当たり前の法則であると考えている。まぁそのことについては機会があれば後述します。
「そう!そうなんですよ!まさにそうなんです。」
「おねーさんみたいに色々考えてる人ならきっと私たちの教えを気に入って貰えると思います。」
(何処かで聞いたフレーズだな)
「是非今度はゆっくりお茶でもしながら、私たちの教えについて知って欲しいです。」
このような会話をひとしきりして、この日は夜も遅かったので例によって次回に会うお約束をしてこの日は解散をした。
この時点で私の心には一つの予感のようなものがよぎるのである。
・・・この短期間で2度も宗教勧誘かよ。これは何か匂うぜ。(ハードボイルド風に)
まぁ正味な話、私はここ数年あまりそれらしき勧誘を受けた覚えがない。
それは心がささくれ立っていたのか、もしくはそれすら寄せ付けない徳の高いオーラが漂っていたか(ドヤァ)
それがココに来て、まさかの2連続。
思い返してみると、私の人生は数年ごとにテーマがあるような気がする。
*************************************************
0歳~2歳 無垢期 自然と人間について学ぶ
3歳~6歳 獣期 自分について学ぶ
7歳~12歳 優等生期 一般社会について学ぶ
12歳~16歳 暗黒期 精神について学ぶ
17歳~20歳 バンド期 自己表現について学ぶ
20歳~24歳 お水期 ダークサイドについて学ぶ
25歳~26歳 オタク期 友達について学ぶ
27歳~29歳 バーテン期 創造について学ぶ
30歳 仕事期 普通の仕事をする
*************************************************
このようにざっと書いただけでもどんな人物なのか意味が解らないと思うが、まぁこれは蛇足なのでスルーして頂いて構わない
タダの落ち着きのないダメ人間とも言えるし、数奇な人生を歩んでいる人物とも言えるであろう。
そして今年。今年である。
自分的には、真面目な仕事期が続き、いい転職などが出来ればいいなぁと考えていたのだが
ぬるかった。
考えがぬるかった。
もうこれは
『31歳 宗教期 釣り師になる』
のフラグが立ってしまっているのではないか。
そんな予感がひしひしと感じられた。
おっと年齢バレしてしまったね。
そもそも自慢じゃないけど私は極力嘘をつかないように気をつけて生きてきた人間である。
それがどういうことであろう、此処に来ての「嘘吐き探偵」なのである。
こんなワケわからん謎の展開が私を待ち構えていたのだ。人生って面白いね。
なのでどういうわけだか私が嘘吐き探偵なのでアル。
意味が解らなくてもそうなってしまったので仕方ないのでアル。
以上がプロローグである。
「最高ですか!最高ですか!最高ですかー!!!」
かつて一斉を風靡した(というほどでもないのかもしれないが)【ふくにゃがほうげん】さんとやらが立ち上げた宗教
・・・が霊感商法にかかる詐欺罪で教祖そのものが摘発された事により崩壊した
【法の鼻三法行】
の派生宗教
天鼻・・・いや【天◎の救済】
それが前述の今回の事の発端になったきんぎょさんの所属する団体の名称であった。
※都合により組織、人物名は一部伏せて(?)お送りさせていただきます(合掌)
その後しばしばきんぎょさんからは、何がしかのお誘いの連絡が来ていた。
そして私はまっさきに詐欺ドルに連絡をする。
「・・・というわけでこんな勧誘にあったんだよね。今度何かお試し講習みたいなのがあるから誘われてるんだけど、一緒に行くか?」
「もちろんです、是非行きたいです!!!」
「ちなみにきんぎょさんはちょっと詐欺ドルに似ているよ。なんとなく雰囲気とか」
「そうなんですか~?www」
予想通りの快諾を得て、いざ私たちは敵(というほどでもない)の本拠地(札幌支部だからホントは本拠地でもない)に殴り込み(平和主義だから暴力反対)をかけた。
前回喫茶店で別れてから二週間ほどだろうか
さっぽこ大通り付近の地下鉄出口付近できんぎょさんと我々2人は待ち合わせをした。
しばし後、きんぎょさんが走って待ち合わせ場所にやってきた。
「こっちです、そんなに遠くないんで。」
きんぎょさんに誘われてそこから2,3分ほど歩く。
よく解らないビルの よく解らない一室に よく解らない事務所的な何かがあった。
部屋の中は思ったより殺風景で、壁側にモニターがあり、応接セット的なものが一式と、それ以外に会議室によくありそうなテーブルが2つほどおいてある。
室内にはきんぎょさん以外に、ネクロマンサさんという比較的普通っぽいおばさんがいた。
(こうやって見比べるときんぎょさんが結構変だということが如実に解るな。)
まず受付的な場所に記帳するものがあり、そこに名前を書けと言われる。
私は確か書かなかったような気がする。もしくは本名を書いた。(あやふや)
詐欺ドルは なかなかの達筆で記帳していた。
「神山○子」
(誰なんだよソレは。)
ものすごく不自然な偽名を使う詐欺ドルに内心激しいツッコミを入れつつ
応接セットのようなところに腰掛け、確かコーヒー的な物を出して貰ったような気がする。
我々は一般的に生きていく為の大事なネジをどこかに置いてきてしまった為、出された物をゴクゴク飲んだりしたが、何が入ってるかは解らないので良い子は真似しないように。
ちなみにこの時、詐欺ドルは私の勧めで潜入活動の補助的なアイテムとして
有意義な会話を長時間記録出来る手のひらサイズの文明の利器を持参していたのだが、これがひどかった。
ひどかったとしか言い様がない。
まず彼女は事前にソレのスイッチをONにしておいたわけではなく、その応接セットに座った後にそのスイッチをONにしたのである
そしてロックオンが始まってから あろうことかその文明の利器を、きんぎょさんたちに見える形で 自 分 の 手 袋 の中に入れたのである(入れる動作含め丸見え)
手袋から不自然に見えているパールピンクの機器と装置作動を意味する赤いランプの点灯。
当然といえば当然 きんぎょさんから
「それは何ですか?」とのご質問を頂く。
「あっ これはですね~、ウォークマンです」
(うおおおおおおおおお馬鹿あああああああああんなわけねぇだろおおおおおお
誰がウォークマンを室内で手袋の中にしまうんだよおおおおおお!!!!!!!!!)
潜入が失敗に終わるかという気持ちと、純粋にお笑い芸人としてのツッコミ魂が炸裂する
※いえ、いいんです。こうだから彼女と居ると楽しいんですから。
※※でも相手によってはこの世から消されかねない失態だったということをだね。
「き・・・聞かないんだったら、しまったらいいんじゃないか。。。」
「そ、そうですね~」
・・・という我々の白々しい台詞に何故かきんぎょさんともう一人は
{そうかウォークマンなんですね、私たちは信じます。}
とでも言わんばかりのお咎めなしオーラを放つ。
眩しい 眩しすぎるよ
<いつもニコニコ毎日みんな良い人で、自分たちを脅かす出来事なんてないです>
というその完全に脳を洗濯されている人特有の有り得ない反応わ。
そして何故かその出来事はなかったことのように流され
「お二人はどこで知り合ったんですか~?」ときんぎょさんやネクロマンサさんが言う。
そうしてなんとなく自己紹介的な流れになり、
詐欺ドルのとっさの嘘に僕が苦し紛れに話を合わせるという茶番が繰り広げられる
そしてその後、更に詐欺ドルが その詐欺ドルクオリティーを炸裂させてくれた。
どうして今日僕に詐欺ドルが付いて来たのか という話になった際のことである
※実は元々の打ち合わせで、相手の興味を引く為、詐欺ドルは天涯孤独の身で、なのでどこか落ち着ける場所を探しているという設定にしようという前置きがあったことを伝えておく。
「実は私、両親がいないんです。小さい頃から施設で育ったんです。」
「そうなんですか・・・」※一瞬同情に流れる空気
「はい、それで私子供ブロイラーっていう有名な施設にいて、そこは子供を売り飛ばすっていう施設だったんです」
※凍りつく空気
「こ、子供ブロイラーですか?それは施設の名前ですか?」
「そうです」
・・・ここでたまらなくなった私がつい抑えきれず激しいツッコミを入れてしまう
「子供ブロイラーってなんやねん、そんな施設名あるかいな。ほら、それは通り名的な、なんていうか実際は違う名称でしょ」
「そ、そうですねー」
しかしここでも<恋は盲目 宗教はもっと盲目>の方々は引かなかった。
普通なら「ひょっとして冷やかしに来たんですか?!帰って下さい!」・・・となってもおかしくないところを、またもや全力で何事もなかったような空気になる。
「それでご両親がどうなったかご存知なんですか?」
「えー、そうですねどっちも焼死したんです。父と母が消防士で」
※ハッキリ覚えてないけどこれに近いニュアンスで詐欺ドルは即興劇をやっていた
あまりの会話の内容のクオリティに、アブフレックス(古)も真っ青の腹筋崩壊寸前の爆笑の神が私を苦しめる
適当なところで会話の流れをなんとか変えて、部屋の中にある変なビデオを見ることになった。
正直この映像や内容はあまりに退屈な内容で、僕も詐欺ドルも途中ウトウトする程であった。
そして謎のビデオ映像を見終わった後きんぎょさんが切り出す
「それでは【超写経】のお試し体験に移りたいと思います」
その時より少し前に来てた遠方から来たという信者の男性も交えて、謎の儀式が始まる。
・・・【超写経】。
なんなんだそれは。
今考えると【超写経】があるなら【ミラクル写経】とか【ハイパーギガ写経】とかがあってもおかしくないレベルだと思うが、その時はもうなんかビデオで眠くなってあまりそこまで考えてなかった。
【超写経】の内容は、有難い「仏説摩訶般若波羅蜜多心経」をベースに何か怪しげな言葉を加えて怪しげなオリジナルの文章にしているモノが、白い紙に薄墨のような灰色の下書きでプリントされていて、それをボールペンでなぞる という内容である。
(日ペンの美子ちゃん)
と私が全然関係ないことを思いながら(やや脚色あり)
写経(紛い)のことをはじめると、きんぎょさんが夢遊病のような何かに取り付かれたようなテンションで写経をしながら次の言葉を一緒に唱えて下さい、と言った。
「おとーさん、おかーさん、さいこうです」
「おとーさん、おかーさん、さいこうです」
「おとーさん、おかーさん、さいこうです」
「おとーさん、おかーさん、さいこうです」
「おとーさん、おかーさん、さいこうです」
「おとーさん、おかーさん、さいこうです」
「おとーさん、おかーさん、さいこうです」
「おとーさん、おかーさん、さいこうです」
「おとーさん、おかーさん、さいこうです」
エンドレス。
エンドレスレイン。(違う)
ご実家が仏教の方などであればお解かりかもしれないが、般若心経と同じ位の長さの文章をまるまる書くというのは中々時間のかかるもので、30分とまではいかないかもしれないが、書くのが遅い人もいるので、それに合わせつつ進んでいくと、結構な時間がかかる。
その間上記の言葉を全員で唱えながら、謎の儀式が進行するのである。
この一種異様な空気が想像いただけるだろうか。
ようやく書き終えたが最後の一文はどうしても書く気になれなかった。
私は無宗教だが実家は真言宗とかそっちの普通の仏教なので、お盆とか葬式位は般若心経に親しみのある私としては、どうにもお釈迦様に背く気になれなかった所為である。
そして皆が「やりきったぜ」という雰囲気の中、我々だけがややぐったりとし。
そしてついに本日のメインイベントであろう「宗教」と「お金」のターンがやってくる。
「どうですか、この超写経を朝早起きしてやると、ホントにその日一日が有難く過ごせるんです」
「この薄墨プリント下書き付きの超写経ノートを本日は特別にお二人に差し上げたいと思いますんで、この四種類の中から選んで下さい」
と内容はほぼ同じだが、表紙の色が黄色やらピンクやら薄紫になっているノートを見せられる。
「ただ値段が決まってるってわけじゃないんですけど、この後このノートを受け取る代わりにお気持ちで結構なのでこのノートに見合ったお金をこの封筒に入れて下さい。」
※出掛けに私は新興宗教には一銭も払わないと大見得を切っていた。
・・・が、これでこの人たちがすごく失礼で、何か私が怒るようなことをしていたらもちろん私は1円だって入れなかったと思うが、基本的に我々のあまりにもうさんくさい行動と言い訳も丸呑みしてしまうような人たちなので、私は軽く気持ちが負けていた。
そのため、私は財布に入っていた百数十円を封筒に入れ、ふと隣の詐欺ドルが一体何円入れたのかを小声で聞くと
「私、まどかマギカのお菓子のおまけのカードを入れました」
と詐欺ドルがクスクス笑いながら言った。
時すでに遅し、裏では封筒をあけて中身を確認しているきんぎょさんら。
「ちょっ・・・ちょっと待って下さい!」とかなり強引に詐欺ドル提出のポチ袋的なものをきんぎょさんらから奪い取り中身を取り出す。
ほ・・・本当にまどかマギカのカードが入ってやがる。しかもまどか図柄で軽くキラカード!
俺のターン、ドロー!
「いいかこのカードを数百円で私が買ってやるから君はこのカードを私に売りなさい。」
せっかくおもしろい潜入場所を見つけたのに、今ここでカードなんか渡した日にはおそらく二度とココにはこれまい。
別にどうしても来たいわけじゃないけど、今ここでその芽をつみとるのわあくぁwせdrftgふじこl;@:「」
との目論見で私はそのカードを詐欺ドルからお買い上げして、代わりにいくばくかの小銭をお布施袋的なモノに投入した
これで文句はないだろう(偉そう)
そして、適当なタイミングで我々はその場所を後にしたのだった。
...to be Continued
かつて一斉を風靡した(というほどでもないのかもしれないが)【ふくにゃがほうげん】さんとやらが立ち上げた宗教
・・・が霊感商法にかかる詐欺罪で教祖そのものが摘発された事により崩壊した
【法の鼻三法行】
の派生宗教
天鼻・・・いや【天◎の救済】
それが前述の今回の事の発端になったきんぎょさんの所属する団体の名称であった。
※都合により組織、人物名は一部伏せて(?)お送りさせていただきます(合掌)
その後しばしばきんぎょさんからは、何がしかのお誘いの連絡が来ていた。
そして私はまっさきに詐欺ドルに連絡をする。
「・・・というわけでこんな勧誘にあったんだよね。今度何かお試し講習みたいなのがあるから誘われてるんだけど、一緒に行くか?」
「もちろんです、是非行きたいです!!!」
「ちなみにきんぎょさんはちょっと詐欺ドルに似ているよ。なんとなく雰囲気とか」
「そうなんですか~?www」
予想通りの快諾を得て、いざ私たちは敵(というほどでもない)の本拠地(札幌支部だからホントは本拠地でもない)に殴り込み(平和主義だから暴力反対)をかけた。
前回喫茶店で別れてから二週間ほどだろうか
さっぽこ大通り付近の地下鉄出口付近できんぎょさんと我々2人は待ち合わせをした。
しばし後、きんぎょさんが走って待ち合わせ場所にやってきた。
「こっちです、そんなに遠くないんで。」
きんぎょさんに誘われてそこから2,3分ほど歩く。
よく解らないビルの よく解らない一室に よく解らない事務所的な何かがあった。
部屋の中は思ったより殺風景で、壁側にモニターがあり、応接セット的なものが一式と、それ以外に会議室によくありそうなテーブルが2つほどおいてある。
室内にはきんぎょさん以外に、ネクロマンサさんという比較的普通っぽいおばさんがいた。
(こうやって見比べるときんぎょさんが結構変だということが如実に解るな。)
まず受付的な場所に記帳するものがあり、そこに名前を書けと言われる。
私は確か書かなかったような気がする。もしくは本名を書いた。(あやふや)
詐欺ドルは なかなかの達筆で記帳していた。
「神山○子」
(誰なんだよソレは。)
ものすごく不自然な偽名を使う詐欺ドルに内心激しいツッコミを入れつつ
応接セットのようなところに腰掛け、確かコーヒー的な物を出して貰ったような気がする。
我々は一般的に生きていく為の大事なネジをどこかに置いてきてしまった為、出された物をゴクゴク飲んだりしたが、何が入ってるかは解らないので良い子は真似しないように。
ちなみにこの時、詐欺ドルは私の勧めで潜入活動の補助的なアイテムとして
有意義な会話を長時間記録出来る手のひらサイズの文明の利器を持参していたのだが、これがひどかった。
ひどかったとしか言い様がない。
まず彼女は事前にソレのスイッチをONにしておいたわけではなく、その応接セットに座った後にそのスイッチをONにしたのである
そしてロックオンが始まってから あろうことかその文明の利器を、きんぎょさんたちに見える形で 自 分 の 手 袋 の中に入れたのである(入れる動作含め丸見え)
手袋から不自然に見えているパールピンクの機器と装置作動を意味する赤いランプの点灯。
当然といえば当然 きんぎょさんから
「それは何ですか?」とのご質問を頂く。
「あっ これはですね~、ウォークマンです」
(うおおおおおおおおお馬鹿あああああああああんなわけねぇだろおおおおおお
誰がウォークマンを室内で手袋の中にしまうんだよおおおおおお!!!!!!!!!)
潜入が失敗に終わるかという気持ちと、純粋にお笑い芸人としてのツッコミ魂が炸裂する
※いえ、いいんです。こうだから彼女と居ると楽しいんですから。
※※でも相手によってはこの世から消されかねない失態だったということをだね。
「き・・・聞かないんだったら、しまったらいいんじゃないか。。。」
「そ、そうですね~」
・・・という我々の白々しい台詞に何故かきんぎょさんともう一人は
{そうかウォークマンなんですね、私たちは信じます。}
とでも言わんばかりのお咎めなしオーラを放つ。
眩しい 眩しすぎるよ
<いつもニコニコ毎日みんな良い人で、自分たちを脅かす出来事なんてないです>
というその完全に脳を洗濯されている人特有の有り得ない反応わ。
そして何故かその出来事はなかったことのように流され
「お二人はどこで知り合ったんですか~?」ときんぎょさんやネクロマンサさんが言う。
そうしてなんとなく自己紹介的な流れになり、
詐欺ドルのとっさの嘘に僕が苦し紛れに話を合わせるという茶番が繰り広げられる
そしてその後、更に詐欺ドルが その詐欺ドルクオリティーを炸裂させてくれた。
どうして今日僕に詐欺ドルが付いて来たのか という話になった際のことである
※実は元々の打ち合わせで、相手の興味を引く為、詐欺ドルは天涯孤独の身で、なのでどこか落ち着ける場所を探しているという設定にしようという前置きがあったことを伝えておく。
「実は私、両親がいないんです。小さい頃から施設で育ったんです。」
「そうなんですか・・・」※一瞬同情に流れる空気
「はい、それで私子供ブロイラーっていう有名な施設にいて、そこは子供を売り飛ばすっていう施設だったんです」
※凍りつく空気
「こ、子供ブロイラーですか?それは施設の名前ですか?」
「そうです」
・・・ここでたまらなくなった私がつい抑えきれず激しいツッコミを入れてしまう
「子供ブロイラーってなんやねん、そんな施設名あるかいな。ほら、それは通り名的な、なんていうか実際は違う名称でしょ」
「そ、そうですねー」
しかしここでも<恋は盲目 宗教はもっと盲目>の方々は引かなかった。
普通なら「ひょっとして冷やかしに来たんですか?!帰って下さい!」・・・となってもおかしくないところを、またもや全力で何事もなかったような空気になる。
「それでご両親がどうなったかご存知なんですか?」
「えー、そうですねどっちも焼死したんです。父と母が消防士で」
※ハッキリ覚えてないけどこれに近いニュアンスで詐欺ドルは即興劇をやっていた
あまりの会話の内容のクオリティに、アブフレックス(古)も真っ青の腹筋崩壊寸前の爆笑の神が私を苦しめる
適当なところで会話の流れをなんとか変えて、部屋の中にある変なビデオを見ることになった。
正直この映像や内容はあまりに退屈な内容で、僕も詐欺ドルも途中ウトウトする程であった。
そして謎のビデオ映像を見終わった後きんぎょさんが切り出す
「それでは【超写経】のお試し体験に移りたいと思います」
その時より少し前に来てた遠方から来たという信者の男性も交えて、謎の儀式が始まる。
・・・【超写経】。
なんなんだそれは。
今考えると【超写経】があるなら【ミラクル写経】とか【ハイパーギガ写経】とかがあってもおかしくないレベルだと思うが、その時はもうなんかビデオで眠くなってあまりそこまで考えてなかった。
【超写経】の内容は、有難い「仏説摩訶般若波羅蜜多心経」をベースに何か怪しげな言葉を加えて怪しげなオリジナルの文章にしているモノが、白い紙に薄墨のような灰色の下書きでプリントされていて、それをボールペンでなぞる という内容である。
(日ペンの美子ちゃん)
と私が全然関係ないことを思いながら(やや脚色あり)
写経(紛い)のことをはじめると、きんぎょさんが夢遊病のような何かに取り付かれたようなテンションで写経をしながら次の言葉を一緒に唱えて下さい、と言った。
「おとーさん、おかーさん、さいこうです」
「おとーさん、おかーさん、さいこうです」
「おとーさん、おかーさん、さいこうです」
「おとーさん、おかーさん、さいこうです」
「おとーさん、おかーさん、さいこうです」
「おとーさん、おかーさん、さいこうです」
「おとーさん、おかーさん、さいこうです」
「おとーさん、おかーさん、さいこうです」
「おとーさん、おかーさん、さいこうです」
エンドレス。
エンドレスレイン。(違う)
ご実家が仏教の方などであればお解かりかもしれないが、般若心経と同じ位の長さの文章をまるまる書くというのは中々時間のかかるもので、30分とまではいかないかもしれないが、書くのが遅い人もいるので、それに合わせつつ進んでいくと、結構な時間がかかる。
その間上記の言葉を全員で唱えながら、謎の儀式が進行するのである。
この一種異様な空気が想像いただけるだろうか。
ようやく書き終えたが最後の一文はどうしても書く気になれなかった。
私は無宗教だが実家は真言宗とかそっちの普通の仏教なので、お盆とか葬式位は般若心経に親しみのある私としては、どうにもお釈迦様に背く気になれなかった所為である。
そして皆が「やりきったぜ」という雰囲気の中、我々だけがややぐったりとし。
そしてついに本日のメインイベントであろう「宗教」と「お金」のターンがやってくる。
「どうですか、この超写経を朝早起きしてやると、ホントにその日一日が有難く過ごせるんです」
「この薄墨プリント下書き付きの超写経ノートを本日は特別にお二人に差し上げたいと思いますんで、この四種類の中から選んで下さい」
と内容はほぼ同じだが、表紙の色が黄色やらピンクやら薄紫になっているノートを見せられる。
「ただ値段が決まってるってわけじゃないんですけど、この後このノートを受け取る代わりにお気持ちで結構なのでこのノートに見合ったお金をこの封筒に入れて下さい。」
※出掛けに私は新興宗教には一銭も払わないと大見得を切っていた。
・・・が、これでこの人たちがすごく失礼で、何か私が怒るようなことをしていたらもちろん私は1円だって入れなかったと思うが、基本的に我々のあまりにもうさんくさい行動と言い訳も丸呑みしてしまうような人たちなので、私は軽く気持ちが負けていた。
そのため、私は財布に入っていた百数十円を封筒に入れ、ふと隣の詐欺ドルが一体何円入れたのかを小声で聞くと
「私、まどかマギカのお菓子のおまけのカードを入れました」
と詐欺ドルがクスクス笑いながら言った。
時すでに遅し、裏では封筒をあけて中身を確認しているきんぎょさんら。
「ちょっ・・・ちょっと待って下さい!」とかなり強引に詐欺ドル提出のポチ袋的なものをきんぎょさんらから奪い取り中身を取り出す。
ほ・・・本当にまどかマギカのカードが入ってやがる。しかもまどか図柄で軽くキラカード!
俺のターン、ドロー!
「いいかこのカードを数百円で私が買ってやるから君はこのカードを私に売りなさい。」
せっかくおもしろい潜入場所を見つけたのに、今ここでカードなんか渡した日にはおそらく二度とココにはこれまい。
別にどうしても来たいわけじゃないけど、今ここでその芽をつみとるのわあくぁwせdrftgふじこl;@:「」
との目論見で私はそのカードを詐欺ドルからお買い上げして、代わりにいくばくかの小銭をお布施袋的なモノに投入した
これで文句はないだろう(偉そう)
そして、適当なタイミングで我々はその場所を後にしたのだった。
...to be Continued
たぶん今年の初めの頃だったと思う
なんとなく寒い時期だったのは間違いないので1月か2月か・・・
ひょっとしたら去年の11月とか12月だったかもしれないが、そのあたりはもう覚えてないので今年だったということにして頂きたい。
おそらく仕事が休みの日に夕方 北国札幌が天国:繁華街 薄野を往来していた私・・・いや僕に声をかけてきた人物がいた
初対面なのに必要以上に親しげな眼差しと声色で。
(ああ この感じ、久しぶりだなぁ)
・・・そんなことを思いながら足を止める。
「どうも~、今とっても素晴らしい教えを~(ほにゃほにゃ)興味はないですか」
まぁハッキリ言って記憶力がないので、具体的な台詞は忘れてしまったが
大体こんな出だしだったのは間違いない
そう、お気づきだろうか 宗教勧誘である。
私は答える
「そうですね、そういうのも興味なくはない」
嘘である
ホントはそういう話が大好物と言っても過言ではない
「法則っていうのがあるんですよ、この世の中は全てある一定の法則で成り立っているんです」
「ほう、そうなんですね」
適当に相槌を合わせると愉快なほど勝手に喋りかけて来てくれる。
一般社会だとこうはいかない、大体は自分が気を使って話しを振ったり
もしくは早い段階で会話から淘汰されるのだ そう私のような者は。
まぁそんなことはさておき、若干時代遅れというか、少なくても今風ではないファッションと風貌を持ち合わせたショートカットの女性は熱心に私に語りかけてくる
大体こういう時、引っかかってくれた人がいるだけで彼ら(あるいは彼女ら)は非常に興奮するので、人目も憚らず道路のど真ん中で立ち話をはじめてしまうのだ。
私はタイミングを見計らって声をかける
「あの~・・・、道の真ん中っていうのもなんなんで端っこに・・・。」
そして地下鉄駅の出入り口付近。「ススキノ警察24時」みたいな番組で有名なススキノ交番の並びで勧誘の続きを行っていただくわけである。
「それでですね、私たちは宇宙の法則に乗っ取って、天からエネルギーを頂いて、毎日行を行わせて頂いてるんです。」
「行って何をするんですか」
話を聞くところによると、どうやら行にも色々あるようだが、主な活動は
1、仏教の流れを汲んだ(もちろん所謂新興なんちゃらなので独自のアレンジが加えられている)写経的な何か。
2、様々なことを声に出して感謝すること。
3、そして上級者になるとこのように勧誘活動を行って「良い教え」を人々に浸透させる。(その事で徳が上がる?)
・・・との内容のようである。
今までであれば、適当に受け流しさよならするか、もしくは無視するところだが、この時はもう最初から私の心は決まっていた。
(よし、このおねーさんをお茶に誘おう)
新手の宗教勧誘の逆ナンパである
「・・・ところでこんなところで立ち話もなんなんで、良かったら近くの喫茶店にでも入りませんか?」
「えっ、ホントですか?そんなこと(相手から)言われたのはじめてです!」
そりゃそうであろう、と心の中でつぶやきながら、私はススキノと狸小路の間にある老舗の喫茶店に女性を誘う。
その後も熱心に、そのありがたい法則とやらを得々と解説して頂き、
相手方から質問された時には多少の持論を展開してみる。
あ 前もって言っておきますが私は無宗教者であり、どこかに加入する気など更々ありません。
はい これは純粋な趣味。
後に後述する【詐欺ドル】なるキーパーソンとのコラボレーション企画だと認識頂ければこれ幸い。
【詐欺を解決するアイドル、詐欺ドル】
この会話のやり取りの際には多少の気を使いながら会話を進めなければいけない。
まったく興味がなさそうであれば相手もあきらめてしまうだろうし、また余りにも隙を見せたら頭脳線ではなく、ただの強引な理屈の通らない勧誘という力技に移行されてしまう恐れもある。
{適度に興味はありつつ、まだよく解らない}というようなスタンスを保ちつつ
合間合間に、適度にすぴりちゅある(笑)な自分の持論を小出しで挟む
{私も真理について、宇宙について色々考えたことがある}
{自分は生まれ変わりというものもあり得るとは思っている}
・・・等々をなんとなーくぼやーっと伝える。
そうすると「他の人とはなんとなく違いますねー」「きっとこの宗教を気に入って頂けると思います」とお決まりなのかなんなのかは知らないが、こちらを持ち上げるようなコメントを差し挟んで頂ける。
話しぶりや人物像から察するに、どちらかというとココの宗教は比較的素直なタイプの人がハマりやすい傾向にあるようだ
1時間か1時間半ほど話し、彼女が東京の本部の方から派遣されてきた 完全にこの宗教で御飯を食っている ある程度の立ち位置の人物であるということが判明する。
彼女は、「若い頃はきちんとした仕事をして、社会的な立場を得ることだけが幸せの全てだと思っていた。しかしこの宗教に出会って、生きがいというものが解った」
というようなニュアンスのことを言っていたと思う。
この女性をあらわす名前として詐欺ドルの方が彼女に「きんぎょさん」というニックネームを授けているので、この後は彼女のことはきんぎょさんと呼ぶことにする。
※統一した方が解り易いからね。
どうやら勧誘中もあまり自由ではないらしく、適当な時間がたったところで「そろそろ戻らなければいけない」というような話になった。
残念ではあるが、あまり深追いもいけない。
次回を楽しみにしつつ(もちろん入信する為ではないですよ)、次に会うお約束をしてその日は解散をした。
とにかく私は暇だったのである。
なんとなく寒い時期だったのは間違いないので1月か2月か・・・
ひょっとしたら去年の11月とか12月だったかもしれないが、そのあたりはもう覚えてないので今年だったということにして頂きたい。
おそらく仕事が休みの日に夕方 北国札幌が天国:繁華街 薄野を往来していた私・・・いや僕に声をかけてきた人物がいた
初対面なのに必要以上に親しげな眼差しと声色で。
(ああ この感じ、久しぶりだなぁ)
・・・そんなことを思いながら足を止める。
「どうも~、今とっても素晴らしい教えを~(ほにゃほにゃ)興味はないですか」
まぁハッキリ言って記憶力がないので、具体的な台詞は忘れてしまったが
大体こんな出だしだったのは間違いない
そう、お気づきだろうか 宗教勧誘である。
私は答える
「そうですね、そういうのも興味なくはない」
嘘である
ホントはそういう話が大好物と言っても過言ではない
「法則っていうのがあるんですよ、この世の中は全てある一定の法則で成り立っているんです」
「ほう、そうなんですね」
適当に相槌を合わせると愉快なほど勝手に喋りかけて来てくれる。
一般社会だとこうはいかない、大体は自分が気を使って話しを振ったり
もしくは早い段階で会話から淘汰されるのだ そう私のような者は。
まぁそんなことはさておき、若干時代遅れというか、少なくても今風ではないファッションと風貌を持ち合わせたショートカットの女性は熱心に私に語りかけてくる
大体こういう時、引っかかってくれた人がいるだけで彼ら(あるいは彼女ら)は非常に興奮するので、人目も憚らず道路のど真ん中で立ち話をはじめてしまうのだ。
私はタイミングを見計らって声をかける
「あの~・・・、道の真ん中っていうのもなんなんで端っこに・・・。」
そして地下鉄駅の出入り口付近。「ススキノ警察24時」みたいな番組で有名なススキノ交番の並びで勧誘の続きを行っていただくわけである。
「それでですね、私たちは宇宙の法則に乗っ取って、天からエネルギーを頂いて、毎日行を行わせて頂いてるんです。」
「行って何をするんですか」
話を聞くところによると、どうやら行にも色々あるようだが、主な活動は
1、仏教の流れを汲んだ(もちろん所謂新興なんちゃらなので独自のアレンジが加えられている)写経的な何か。
2、様々なことを声に出して感謝すること。
3、そして上級者になるとこのように勧誘活動を行って「良い教え」を人々に浸透させる。(その事で徳が上がる?)
・・・との内容のようである。
今までであれば、適当に受け流しさよならするか、もしくは無視するところだが、この時はもう最初から私の心は決まっていた。
(よし、このおねーさんをお茶に誘おう)
新手の宗教勧誘の逆ナンパである
「・・・ところでこんなところで立ち話もなんなんで、良かったら近くの喫茶店にでも入りませんか?」
「えっ、ホントですか?そんなこと(相手から)言われたのはじめてです!」
そりゃそうであろう、と心の中でつぶやきながら、私はススキノと狸小路の間にある老舗の喫茶店に女性を誘う。
その後も熱心に、そのありがたい法則とやらを得々と解説して頂き、
相手方から質問された時には多少の持論を展開してみる。
あ 前もって言っておきますが私は無宗教者であり、どこかに加入する気など更々ありません。
はい これは純粋な趣味。
後に後述する【詐欺ドル】なるキーパーソンとのコラボレーション企画だと認識頂ければこれ幸い。
【詐欺を解決するアイドル、詐欺ドル】
この会話のやり取りの際には多少の気を使いながら会話を進めなければいけない。
まったく興味がなさそうであれば相手もあきらめてしまうだろうし、また余りにも隙を見せたら頭脳線ではなく、ただの強引な理屈の通らない勧誘という力技に移行されてしまう恐れもある。
{適度に興味はありつつ、まだよく解らない}というようなスタンスを保ちつつ
合間合間に、適度にすぴりちゅある(笑)な自分の持論を小出しで挟む
{私も真理について、宇宙について色々考えたことがある}
{自分は生まれ変わりというものもあり得るとは思っている}
・・・等々をなんとなーくぼやーっと伝える。
そうすると「他の人とはなんとなく違いますねー」「きっとこの宗教を気に入って頂けると思います」とお決まりなのかなんなのかは知らないが、こちらを持ち上げるようなコメントを差し挟んで頂ける。
話しぶりや人物像から察するに、どちらかというとココの宗教は比較的素直なタイプの人がハマりやすい傾向にあるようだ
1時間か1時間半ほど話し、彼女が東京の本部の方から派遣されてきた 完全にこの宗教で御飯を食っている ある程度の立ち位置の人物であるということが判明する。
彼女は、「若い頃はきちんとした仕事をして、社会的な立場を得ることだけが幸せの全てだと思っていた。しかしこの宗教に出会って、生きがいというものが解った」
というようなニュアンスのことを言っていたと思う。
この女性をあらわす名前として詐欺ドルの方が彼女に「きんぎょさん」というニックネームを授けているので、この後は彼女のことはきんぎょさんと呼ぶことにする。
※統一した方が解り易いからね。
どうやら勧誘中もあまり自由ではないらしく、適当な時間がたったところで「そろそろ戻らなければいけない」というような話になった。
残念ではあるが、あまり深追いもいけない。
次回を楽しみにしつつ(もちろん入信する為ではないですよ)、次に会うお約束をしてその日は解散をした。
とにかく私は暇だったのである。