離婚への道 - その58 決意 | パートおばさんの日常

パートおばさんの日常

ブログの説明を入力します。

離婚届は住民票を異動した時に、二通もらってきていた。

それと、結婚指輪、その他に家を出る時に間違えて持って来てしまった物等を持って
車で相手の家に向かった。

相手に少しでも
気持ちが残っていたなら
顔の少しでも
元気でやっているだろうかと一目会いたくなるに違いないが

この時の私は

できれば、相手が不在ならいいなと思いながら
家のベルを一回だけ鳴らした。


相手は家の中に居るようだったが出て来なかったので、私は長居は無用とばかり箱の中に
相手に渡す諸々の物と
手紙を入れて
家の前に置いて帰った。

手紙には
結婚式にかかった費用は相手のご両親にお返ししますので、それで納得いくならば同封した離婚届に捺印して送り返して下さい。
と書いておいた。

この時の私は
ヤクザにたかられている人のような気持ちになっていて、とにかく離婚したい。関係を早く絶ちたいとその一心だった。


しかしマイナスの力をマイナスに近付けても離れていくばかり
太陽と北風のお話のように
相手の反応は
私が望むものにはならなかった。

相手は-
両親にお金を返すと言っても、両親は受け取らない。それよりも自分に対して目を見て謝罪するように
又離婚届は破棄した
と手紙を送ってきた。


それを見て
私は、はらわたが煮え返る位に腹がたった。
『私が一方的に悪いのか?家を出たのも帰らない訳も原因はあなたでしょ!』

金は払っても
謝罪だけはしない
謝罪をすれば結婚していた時のように
自分が悪くないと思う事を悪いと一度言えば
冤罪をきせられた人のような思いをする事になる


私は相手が言うような
嘘つきでも、結婚詐欺でもない!

決して謝罪はしない
こうして
私は相手と闘う決意を固めた。