春の妖精(Spring ephemeral)と呼ばれるカタクリ、春先に花をつけ、夏まで葉をつけると、
あとは地下で過ごす草花。 度々ご紹介するセツブンソウ、福寿草、二輪草なども
その仲間。
今回も関市大久保のカタクリ群生地を訪れました。
入場料、駐車料を払う訳でもなく、毎年のこの山をお世話される地元の方々の
ご苦労を思わずにはいられません。
片栗粉(かたくりこ)は、本来はカタクリの地下茎から作られた澱粉の粉。
大量生産され市場に流通している多くの片栗粉はジャガイモ(馬鈴薯)から製造される
馬鈴薯デンプンである。主に調理用粉・和菓子材料として使用される。
カタクリの花は全て下を向いており撮り難いのですが、花弁の中央の「サクラ」と
呼ばれる模様の美しさが尊ばれます。
多くのカメラマンの方々は岐阜蝶の出現を粘り強く待っておられますが、
この日は難しいようです。
一昨年の岐阜蝶。
私など岐阜蝶を数時間も待つ根気がありませんので、運任せになります。
春に入ると一度はこの可憐な花にお目にかかりたい。