今年の紅葉は何時までも暑さが続いたため、訪れた山間地は色付が良くありませんでした。
今更ですが、紅葉(もみじ)狩りは万葉の時代から街中には紅葉が無く貴族方などが
山野へ出かけたと万葉集にも記載されており、赤色よりも黄葉が多かったようです。
江戸時代頃から寺社をはじめ紅葉のきれいな赤もみじが各地に人工的に植えられました。
11月16,17日に横蔵寺のもみじ祭りが開催され、美しい紅葉を求めて出かけて
みました。

横蔵寺の山門
三重塔
本堂
本堂から山門。
妙心上人(1781~1815)の舎利仏(みいら)が自然のまま安置されています。
大昔、地元のTV局に勤めていた頃、谷汲紹介番組の中で許可を得て舎利仏の撮影を
させて頂きましたが、上司に映像の放送を却下されたものでした。懐かしい思い出です。
寺院のもみじは今年の暑さの中でも久々、きれいな景色を見せてもらえました。
帰る途中、揖斐川の道沿い、今年も山裾の銀杏林が黄色に染まっていました。