思わぬ返事に、何度も画面を見直した。
震える指先で、もう少し、もう少しだけ頑張れ自分!とエールを送る。
『えぇ!いいんですか・・・?
あと、LINE、もしよかったら交換しませんか!』
自分でも図々しいかなと思いつつ、思い切って送信する。
すると思ったよりも早く返事が返ってきた。
『敬語疲れるしょ?(笑)
いいよいいよ~!DMで送っとく。』
胸の真ん中あたりがきゅーっとして、
嬉しいような悲しいような感情で頭がごちゃごちゃだった。
それからしばらくしてLINEのQRが送られてきて、
私は嬉しくて親友にさっそく報告した。
rrrr・・・・
「あ!もしもし!?いまいい!?」
「どーせ良くないっていっても話す癖に・・・。」
電話の向こうで呆れた声を出しているのは私の親友の大原望(おおはらのぞみ)。
小学校2年生の時からの幼馴染で、一番大事な親友。
「ああああのね・・・!ゆうすけ先輩とLINE交換しちゃった・・・。」
「え!?茜のくせに頑張ったじゃん!!」
「・・・ひとこと余計だけどね・・・。もう手汗やばいよ(笑)」
それからタメで良いって言われたことも報告した。
「やー!めっちゃ前進したね?
で、もちろんLINEはもう追加済みだよね?」
「・・・・・・それが・・・・・・。」
「は!?あんたまさか・・・」
「まだなんです・・・。」
ゆうすけ先輩のQRは保存したけど、
実はまだ追加出来てなかった。
「あんた・・・(笑)」
「だってなんか怖いんだもん!!(笑)
もらって即座に追加とか、がっつきすぎじゃないかな・・・?」
「や、逆に追加されなかったら腹立つから。」
「う・・・!あ、で、でも!今日こんだけお話ししといて、
LINEまで送ったら迷惑じゃないかな・・・。」
すると電話の向こう望は吹き出した。
「あんた考えすぎwwwwwwwwwww
さっさと追加して、お願いしますとか送っときなさい!!
じゃ、おやすみ。」
「え!?ちょっ、待「プ―プ―プー」
(望・・・相変わらずサバサバしてる・・・。)
が、いつだって望の言うことは正しいので、
早速LINEを追加することにした。
続く