「家のことができるねっ。」で言われるけれど。 | かずえ☆since2016.4 大崎上島、親子で移住、古民家暮らし。

かずえ☆since2016.4 大崎上島、親子で移住、古民家暮らし。

平成28年3月に19年勤めた小学校の先生を辞め、広島の大崎上島に家族で移住しました。
子どもは、8才と7才の男の子です。子ども達はずいぶん大きくなりました。

そんな我が家の子ども達の成長や、私の気づきを記録していきます。

仕事が昼からだけのものに決まったという話をすると、
「よかったね、じゃあ、家のこと、できるね。」
と、言われることが多い。


家のことって、何について、言われているんだろうって、いつも思う。


ストレートに受け取ったら、「家事」なんだろうな。


でも、私は、家事をするために短い時間働くことにしているわけではない。
家事は、基本的に嫌いだ。(家計簿つけとか好きなのもあるが。)


「かずえ文庫」と、読書会を継続したかったのと、わが子の成長を楽しむだけの心の余裕が欲しかったからである。


今、夫のおかげで食べていけているし、その夫が、私がしている活動に理解をしてくれているからこんな生活が成り立っている。
いつか、金銭に結び付くかどうかも分からない生き方に理解を示してくれていることに感謝しかない。(経済的に再度自立したいと思ってはいるが謎)
贅沢な時間を過ごさせてもらっている。


ということで、さほど、家事をしているわけではないのだ。


だが、家族で家事を分担できるように持っていこうとすると、それにも時間と戦略がいる。


そういうことには、たくさん時間と頭を使ってきた。(今の家事の量になるまで、移住してから3年かかっている。)


おかげで、朝御飯は、毎日、子どももセルフだし、学校へ持っていくお茶も子どもが自分で入れている。給食のエプロンのアイロンも、子どもの仕事だ。


今、私がしている「家のこと」は、家計管理(家計簿つけ含む)、晩御飯作り、掃除(子ども達も土曜日にする)、洗濯物を洗濯機に入れる、買い物、買い物にまつわるあれこれ(これの負担は大きい)、布団たたみだ。


子ども達は、洗濯物たたみ、土日の洗濯物干し、布団ひき、風呂掃除、土曜日の掃除(トイレ掃除が入る)、くらいを担当している。


夫は、洗い物、食器の片付け(私もすることはある)、ゴミだし、ゴミだしに関わるあれこれ(ごみ袋を購入するのは私)、洗濯物干し(私もする)、家のまわりのメンテナンス、家のメンテナンス、畑(これは遊びか?)、をしている。


家のことを仕切っているのは、私だとは思うけれど、家事負担は、とても減っている。まだ、一番多いとは思うけど、手放したくない分野でもある。


「家族でチームとなって家事をする」という目標で子育てをしてきたことが、ほぼ、実現できた。


仕事を辞めて、人生を変えちゃった一番の目標は、クリアしたと言える。


そして、仕事を辞めて、できた時間を割いてきた2つの大切な活動を継続したかったから、今の暮らしを選択した。
(この暮らしが継続できる仕事に出会えたことに感謝)


フルで働いたら、せっかく育ててきた活動がなくなっちゃうのがもったいない。
誰のニーズもなくなっちゃったら、辞めるけど、誰かが来てくれたり、続けようと言ってくれる人が他にもいたら、続けたい。


だから、家のことをするために仕事をセーブしているのは、私の中では違う。


「じゃあ、好きなことできるね。」
って、言ってくれたら、迷いなく、
「うんっ。」
て言えそうだけど、そうとは、あんまり言われないなぁ。
そういうもんだろうな。
(「家のことができるねっ。」て思うのは、その方の価値観だし、まあ、外れてはないので、「いえ、私は、…。」と自分の主張を述べるようなことは、してない。思うだけで。世間話だし。まあ、モヤモヤする気持ちがあるから、ブログに書いたわけだけれど。)


幸せな毎日を過ごせてる。


1日1日に感謝だな。


No.1294



お隣さんに教えてもらったスコーン風のもの。
美味しい(*^^*)


パンは、趣味と実益を兼ねたもんだな。