わが子達のもめ事。 | かずえ☆since2016.4 大崎上島、親子で移住、古民家暮らし。

かずえ☆since2016.4 大崎上島、親子で移住、古民家暮らし。

平成28年3月に19年勤めた小学校の先生を辞め、広島の大崎上島に家族で移住しました。
子どもは、8才と7才の男の子です。子ども達はずいぶん大きくなりました。

そんな我が家の子ども達の成長や、私の気づきを記録していきます。

ある夜のもめ事。

私がやっていた魚をさばく手伝いをしていて、6時半までに本来の自分の仕事である洗濯物をたたみ終えられなかった次男くん。
(我が家は、6時半までに自分のすべき役割りを果たしたら10円という取り決めがあります。)


長男に何度も、
「手伝っていたら間に合わへんで。」
と声をかけられていたのですが、どこふく風と言わんばかりに手伝ってくれていました。


私も、もう今日はお小遣いはいいんだろうなぁと思っていたので、最後の4匹残して戻ろうとしたときに、
「あとちょっとだし、全部うろことってちゃってよ。」
とお願いしちゃいました。
(たぶん、すでに6時半過ぎてたと思うのですが。)


で、案の定仕事は終わりませんでした。


そこから次男くんのゴリ押しが始まりました。


やれ長男の遊びの片づけも自分がしただの、お母さんが大変そうだったから手伝っただの。
(大変そうだったのは真実ですが、それよりその仕事が面白そうだったという方が勝っているように感じました。)


長男は、
「それとこれとは話が違う。ぼくがあれだけ間に合わへんで、と、声をかけたのにやらなかった○○が悪い。」
と。


ごもっとも。
(論点が違っているのを見抜いている。すごいぞ長男。)


ずっと話が平行線だったので、私も最後、声をかけて手伝ってもらった手前、少し悪かったなと思っていたので、
「お母さんから特別にお小遣いをあげるのは、ダメ?」
なんて、聞きましたが、ダメだと。
(その時点では、長男は間に合わなかったけど、やっていたことはやっていたので7円分の小遣いだったらもらっていいと言っていて、次男は8円分の小遣いをもらいたいと、1円の差でもめていました。そのゆずれない感覚、私には分かりません。ハハハ。)


長男の方が正論なので、どうしようもありません。


次男は泣き叫び、その間も、長男が出しっぱなしにしていたプリントを片づけたりしてご機嫌をとろうとします。
(ここが笑える。)


でも、長男は、その部分はお礼を言うものの、それとこれとは話が別だと。
ごもっとも。


で、困った私は、
「パパやったらなんて言うやろう。」
なんて、夫の帰りを待っていたら、ようやく夫が帰ってきて、夫は、
「お母さんから特別にお小遣いとしてもらったら。」


「それはダメだ。」
と長男。


で、最後は、次男が、
「自分の小遣いから私に10円払って、カレンダーに今日手伝った記しのサインを書く。」
という提案をしました。


長男は、
「そんなんでいいの? 小遣い増えへんけど。」
と了承。


次男的には、カレンダーにサインを書くことが一番重要だったみたいです。


サインを書いて、ようやくおさまりました。


私自身手伝ってもらってものすごく助かったし、でも、ルールはルールだし、困ったなぁって思っていました。
最後に、終わらせちゃってって、声をかけちゃったのもまずかったし…。
(この時点で次男と共犯)
それまでは、この人どうするつもりだろう、と、声をかけずに、嬉しそうにやってる次男を楽しんで見ていたのですが。


大人だったら、今日だけは特別って、すぐしちゃいそうだけど、小学生はゆるせません。
だって、自分もやりたいなぁと思っていたけど、やらずに自分は自分の仕事を先にちゃんとやったのですもの。


いやあ、疲れました。


泣きつかれてお風呂に入らずに寝そうな次男の歯磨きを先にして、長男と二人で風呂に入ろうとすると、長男と二人っきりで風呂に入るのはゆるせん、と、寝るつもりだったのを急遽風呂に入ると言い出すし…。
(お風呂が外にあるため、まだ一人では怖くて入れないのです。夫は食事の片づけ担当。)


お風呂で3人ようやく仲直りして、めでたく寝ました。


それにしても、ルールはルールとお堅い長男と、なんでもありの次男。
同じ親から産まれたのに180度違う二人組。
笑えた。


次男より
このブログをアップするのはOKだけど、Facebookに載せて拡散するのはやめてほしいとのことです。
このブログを読んだお知り合いの方、次男にこのブログの内容に関して声かけするのはひかえてくださると嬉しいです。


No.912