私は、幼稚園くらいの子はどの子でも、誰かにちょっかいをかける言葉を言うものだと思っていました。
だから、子ども達のお友達が、
「なすび」やら
「しゅんたろう」やら言ってきてるのも、
そういうもんだと思っていました。
(しゅんたろうくんという名前が悪いのではなく、息子の名前に付け加えられてることが嫌だそうです。)
まあ、口わるいなぁ、とは、思ってましたが、
そういう時期があるだろう、くらいな感じ。
わが子らも、言ってるのかなぁ、くらい。
言われて怒ってるとこみると、言ってないのかなぁ、とも、思ったけど、特に気にしていませんでした。
話は変わりますが、次男には、大、大、大好きな友達がいます。
彼らは、見た感じも、行動も、とっても元気です。
だから、私は、勝手に、そういうちょっかいを出すような言葉を言ってると思っていました。
そうしたら、彼らは、そんなことは言わない、とのこと。
で、次男が、
「ちゃんと友達がいたら、悪口言わんでいいんよ。」
という言葉を言ったのです。
たぶん、心が繋がっている友達がいたらそんな言葉は必要ない、という意味だと思います。
悪口を言わない相手との関係は、子どもでも心地よいんだということ。
(そりゃそうだわな。)
逆に、相手に嫌なことを言われて、やめてって言ったり、嫌なことを言い返したりする関係は、心地よくないんだということ。
つまり、言われている方は、遊びとは受け取っていないということ。
悪口言って、
「やめて。」
と言ってもらって、遊んでると思っている関係は、遊びとして成立しているわけではないんです。
コミニュケーションのように見えるもの、ってことなんですね。
今までも、そういうことをしている子どもに注意をしてはきましたが、
「そんなことをしている間は、大好きな友達はできないよ、いい言葉をかけなきゃ。」
と、確信をもって言うことができそうです。
「よい友達になるには、お互いをだいじにする。」
あたりまえのことだけど、幼児の時からそうなんだ、と、息子とその友達たちの姿から教えてもらいました。
幼児でも本当に仲のよい友達が作れちゃってる子は、お互いをだいじにしてるんだ。
大人と一緒なんだ。
と、なんか、すごい発見をした気持ちでした。
(幼児さんのことは、分かってるようで分かってないので。)
次男くん、お友達たち、ありがとね。
No.911