私は、子ども時代、母が我慢しているように感じることが多かったです。
だから、絶対に自分だけでも生きていけるようになりたいという思いがありました。
どの職業に就きたいかという明確な目標はなかったけれど、自分の食い扶持は自分で稼ぐ、ということだけは、ずっとずぅっと変わりませんでした。
そして、たまたま受かったのが教育学部で、先生だったら、女の先生いっぱいいるし、仕事続けやすそうだな、と、思っていました。
あと、栄養士とか、化粧品の開発とか、やりたいな、と、思ったことは、仕事続けやすそうっていうイメージ(今のように情報がなかったので、あくまでイメージです。)が軸にありました。
子どもの時から結構打算的です。
特に目標があったわけでもないけど、とりあえず、自立したかった私。
でも、結果的に、自立していたことで、対等に付き合ってくれる人としか結婚しなくてよかったし、二人でちゃんと話し合って合意形成のもといろいろ決めることができています。
だから、夫に基本的に不満をためることはなく、何かあったらその場で解決できます。
独身でずっといくかもしれないと思っていた時もあって、独身でずっと行く場合の人生プランもいろいろ考えていました。
そして、それはそれできっととっても楽しかったと思います(*^^*)
今、我が子育てを最重要課題とし、あまり仕事をしていないけれど、何かあったら、また、働けます。
(時代も後押ししてくれて、なんと、50才まで採用試験受けれるみたいです。)
No Dealという選択肢は、今も持っている。
そして、No Dealを選択したときに、貧困に陥らない仕事につけている。
まあ、夫と10年近くつきあって、この人とだったらNo Dealを選択する必要にせまられそうにないと思えたから、子育てを選択し、仕事を辞めれたんだけど。
私が息子達に家事をさせるのも、楽しく生きている姿を見せるのも、男、女関係なく幸せに生きる権利があることを知らせるため。
お母さんだけが家族の幸せを考えるのではなく、みんなで幸せな家族を作っていきたいと思っているから。
そこだけはぶれないな。
誰かに幸せにしてもらうのではなく、幸せを共に作っていく。
そうやって生きていくためにも、No Dealの選択肢を男女共に持っておけるのは大事なことだと思っています。
No.885