5歳児に責任のある手伝いをさせることは、将来の宝になると思う。 | かずえ☆since2016.4 大崎上島、親子で移住、古民家暮らし。

かずえ☆since2016.4 大崎上島、親子で移住、古民家暮らし。

平成28年3月に19年勤めた小学校の先生を辞め、広島の大崎上島に家族で移住しました。
子どもは、8才と7才の男の子です。子ども達はずいぶん大きくなりました。

そんな我が家の子ども達の成長や、私の気づきを記録していきます。

次男くんとの洗濯物畳みによる格闘が続いています。


8月の後半からなので、もう3週間くらいはたったでしょうか。


4月から次男に洗濯物畳みの仕事を与えてはいたのですが、なにぶん私がいいかげんなので、洗濯物の取り入れが遅くなって遅くから始めてしまうことも多く、そうなると、寝る時間に間に合わないので、私や長男が手伝ったり、夫が手伝ったりして、結果的に次男がしなくてすむ状況が多くありました。


だから、次男は、できないと言って泣きわめいたら誰かが助けてくれる、と、インプットしてしまいました。


困ったときに助けを求める力、という見方をすると、それは、○なのですが、生きていく上で、自分でがんばるしかない状況ってでてきます。


例えば、1年生に上がった時の宿題。
私は、宿題に関しては、次男の問題、そして、次男と先生との間の約束、という認識でいます。だから、宿題に関して、「やりなさい。」
というふうに言う予定はありません。


ですが、「やりきらなければいけない。」という経験は、1年生までに経験させておきたいと思っています。


そこで、洗濯物畳みが出てくるのです。


洗濯物畳みをしないと、居間のスペースが散らかったままで嫌な気持ちになる。家族が着るものがなくて困る。
だから、仕事として任されている以上、取り組まなければならない。


毎日、5時スタート(遅くとも5時半にはスタート)できるように取り入れます。
乾いていない場合は、乾燥機に入れておきます。
(ここが、自分の中で一番大変。何かしていたら5時に洗濯物を取り入れるのが遅くなって、次男の思うつぼにはまってしまうのです。)


あとは、次男にお任せ。


時々声はかけますが、基本的に放置。
というのは、誉められるためにするのではないと思っているからです。
ダラダラしていて最後に雷を落とすときも、
「怒られてするのはあかんねんで。自分でがんばらな。」
とひとこえ。
(一応、リミットは、お風呂に入る6時半ですが、だいたい超えています。)


「気持ちをこめて畳むんやで。」
ということは伝えています。


彼は、洗濯物畳みは、好きでないようです。でも、好きでないことでもしなければならないことって生きていく上で出てきます。
(好きな仕事に就いていても、好きじゃない作業、あると思います。苦手なことは全て外注という選択肢をとるためにも、経験はしておくといいと思います。)


ほんとに、毎日毎日させようと思うと、大変です。
真面目な長男と違って何とかしてサボろうとします。
そちらの知恵はものすごく働きます。
すぐに気持ちがあっちいったりこっちいったりします。


時間切れになったら、ごはんを食べさせてもらえた。保育園に行く用意をしてもらえた。
遊んでいる間に長男が仕事を片付けてくれた。
と、ダラダラしていて得した経験が彼の中に積み重なっています。
2歳児から保育園に行っていた2年間に蓄積した価値観。楽した経験。そこから知恵を働かせて楽して生きてきたこれまで。
(3月生まれなので、保育園でもお世話をしてもらって生きてきたようです。)


それを崩すのは、大変。


ちょうどよく、コノビーというサイトから非認知能力という記事が出ていました。


最後は進研ゼミの教材の宣伝になっていましたが。


仕事を責任をもってやらせきるという経験は、非認知能力の育成にもなります。


うちは、次男が、泣きわめいたらなんとかなると思っている価値観をそれじゃ無理と認識させるところからのマイナススタートなので、とても苦労していますが、子育ては、どこからでもやり直せます。


ほんと、気長にがんばります(*^^*)


今日は、朝御飯の洗い物が次男の担当で、終わったら部屋のかたづけ(またほったらかし 今、ここ)、そのあと30分お掃除タイムなので、10時の今、これじゃあ自由時間がないと、泣きわめいています。


その横で、洗濯物を干し終わり、すでに30分お掃除タイムを終え、すずしそうに自由時間を満喫する長男。


30分お掃除タイムは、土日のどちらかに30分雑巾がけ等のお仕事をする時間です。


今日は、たっぷり時間があるので、気長につきあいます。
習い事やりたいって時までに、着々とする力が身についていますように(*^^*)


No. 745