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読んだ感想は、戦略的な子育てで、一貫してそこまでやりきっておられるのはすごいな、ということでした。
私自身、教育職に長年関わってきて、その中で、こう関わってみたいな、という理想があり、わりと戦略的に子育てをしています。
自分の子育ての目標と彼女の目標が違うので、子どもたちにさせていることは違いますが、この時期にこうして、と、考えたり、一人ひとりのお子さんをよく見て、その子に合わせて柔軟にやり方を変えておられたり、というところは、とても共感しました。
一歳から公文、徐々に水泳、バイオリン、浜塾と、習い事をさせておられたり、家にコピー機があったり、4人とも中高一貫の私学に通わせたり、と、お金がないとできないなぁとは思いましたが。
お金に余裕がない我が家で何か使えそうなネタはないかな、というと、
・小テストでも、常に100点を目指す。
・間違えた問題は、徹底的にやり直す。
・間違いをしかるのではなく、一緒につぶしていく。
(間違えやすい問題は、みんなが間違えやすいので、その子が悪いわけではなく、それをつぶしていくことで差がうまれます。)
・漢字のとめ、はね、はらいなど、細かいところまできちんと書くように習慣付けする。
(細かいところまで見ることができるようになると、線が1本抜けたりすることが減ります。)
ということ。
あたりまえのことをあたりまえにできるようにしつける。
(親の根気と忍耐がいる作業です。)
こういうこと、家でもしておいてくれたらいいのになぁと思ってきました。
学校で、子どもたちに話してはきたけれど、家でも習慣付けしてもらえたら、本当にありがたい。
本からは、子どものためにって、自己犠牲してきた感じではなく、彼女自身が楽しんで子育てをされてきたのが伝わってきたことも、好感がもてました。
結果的に、浜学園のアドバイザーみたいな仕事をするようになったそうなので、やりきった結果、そうなったし、よかったんじゃないかなぁ。
まあ、読んでも、そこまでやりきれる人は、ほんと、一握りじゃないのかな。
だから、本になるんだと思いました。
子育て本を読んだり、新聞を読んだり、常に使えそうなことはないかな、と、思ってるあたりは同じ(*^^*)
いろいろ読んで、自分の子育て感と照らし合わせて、いいと思ったことはやってみるっていう姿勢はだいじ。
いいところがたくさんある本でしたよ。
お受験が近いおうちの方は、具体的にやれることもいっぱいありました。
(使うか使わないかは別にして。)
それでは今日はこのへんで。
No. 654