おとしどころを考える。 | かずえ☆since2016.4 大崎上島、親子で移住、古民家暮らし。

かずえ☆since2016.4 大崎上島、親子で移住、古民家暮らし。

平成28年3月に19年勤めた小学校の先生を辞め、広島の大崎上島に家族で移住しました。
子どもは、8才と7才の男の子です。子ども達はずいぶん大きくなりました。

そんな我が家の子ども達の成長や、私の気づきを記録していきます。

先生の仕事って、あっちやらこっちやらの調整ってことがものすごく重要な仕事です。


たぶん、どの仕事でも、目には見えないし、「仕事」の中身にあげられないけれど、これができるかできないかで成果が大きく左右されるんじゃないのかな。


先生の仕事の場合、
学級経営のうまい先生は、調整力が高いのかな。


学級ってのは、人間が30人一緒に暮らしていて、その背後には60人くらいの保護者がいます。
(若い頃、この180の目が怖くてそれだけでそうとうのプレッシャーを感じていました。)


そんな話はさておき、おとしどころ。


何かことを起こそうとするとき、巻き込まれたとき、対岸でおこっちゃって自分も関わりがありそうなとき、トラブルの間に入らざるおえないとき。


いろんな事情で自分も渦中に入っちゃうことがあります。


そんなとき、私はどうするか。


まず、それによって起こりうるリスクを考えます。
(自分にかかってきそうな火の粉もね。)


そして、課題の分離。
だいたい問題は、一人では起きないので、
自分の関与できる範囲を見極めるのは、絶対に重要。

詳しくは昨日のブログ。
http://ameblo.jp/kstkazue/entry-12246917931.html


そして、自分がこれなら受け入れられるというおとしどころを考えます。
(自分が心地よく生きるためにここだけは譲れない部分ね。)

子ども同士のトラブルに保護者さんも交えないといけない場合は、最低限ここまではもっていけるといいな、というおとしどころを考えておきます。
(大きな問題だと管理職の先生も交えてね。)


ほんとに、学校の先生での数々の経験は、自分を鍛えてくれました。
(勝手に問題が降ってきます(*^^*)

辞めた時に、保護者さんに
「うちのせいで?」
みたいなことを思わせてしまったようですが、
「うちのせいで?」
みたいな案件が、あっちでもこっちでも起きちゃうのが学校ってとこで、それをそれなりにさばいていかないと、学級が崩壊しちゃうんですからね(^_^;)
(仕事の責任が重くなったら、自分のクラスの以外のトラブルまで降ってくる(^_^;)


保護者さんと話しながら、ここらへんがこの人のだいじかな?
なんて、探っていくことやら、 

子ども同士が何をだいじと思っていて、どこにずれが生じてトラブルになっているのか聞いていくの、私はやりがいを感じている仕事でした。


小さな芽を摘みきれずに大きなトラブルになっちゃった時は、みんなの力も借りてね。


仕事でたくさんたくさん経験を積ませていただけたことは、私の血肉となっています。
ありがたい。


そして、時間ができた今、その経験から学んだことを少しずつこうして言葉にして人に伝えています。
(役にたってくれた人が一人いらっしゃればいいな、という気持ちで。)


ほんとに、心と体の健康がおびやかされない限り、ストレスはその人を強くすると思います。
おびやかされてると感じたら、逃げましょう(*^^*)


トラブルの渦中にいる人が、少しでも楽になるといいな。


それでは今日はこのへんで。


No. 567

自分がらくになっていった本










失敗した手巻き寿司のおとしどころ。
タクアンマン(#^.^#)