いつも、昨日、振り返りを書いていました。
1日遅いですが。
今年は、新しい生活が始まった年。
ものすごく思い出深い年となりそうです。
私が思ってきた理想の子育て環境。
子どもたちが、地域ってのがある場所で大きくなれるといいな。
人にたくさんだいじにしてもらって大きくなれるといいな。
いろんなことを経験させてやれるといいな。
そんなことが叶うかどうかは、来てみないと分からない。
私も努力はしたけれど、島のみなさんのおかげで、叶っています。
ほんとに、みんなに、みんなに優しくしていただいて生きてきた私たち。
近所のみなさん、造船所のみなさん、ファームスズキのみなさん、学校の同僚、仕事でお世話になったみなさん、おうちのことでお世話になったみなさん、幼稚園の保護者のみなさん、幼稚園の先生方、Facebookを縁に親しくなったみなさん。
滋賀県で生活してきた頃よりも、仕事以外での人との関わりは、本当に多い。
私が仕事中心の暮らしから、生活中心にシフトしたことも大きいのだと思うけれど。
あったかい人に囲まれて、美味しい物を食べて、美しい景色を眺めて暮らした毎日。
本当に幸せな1年でした。
今までもいろんな人のお世話になって、幸せに生きてきたけれど、こんなに生きているって思ってこなかった気がします。
それは、たぶん、自分の体を使うことが増えたからだと思います。
丸ごと一匹の魚を料理する。
いただいた猪を食べる。
いただいた野菜を料理する。
庭の草抜きや落ち葉を掃除する。
畑で野菜を育ててみる。
命を身近に感じ、その恵みをいただいている。
そういうことも大きい気がします。
それともうひとつ、生きているのを感じられた理由は、初めて自分でお金をもうけたこと。
行ったらもらえるバイトや先生ではなく、自分で仕入れて売ってお金をもうけたこと。
昔から、人は、人とお互いに必要なものを交換して生きてきました。
それが、時代と共に、貨幣に移り変わってきました。
私は今まで、労働力というものを提供してお金をいただいて生きてきました。
先生は、雇っていただけたら、必ずお金をいただけます。だから、自分の働きがお金に直結しているという意識があまりありませんでした。
そんな私にとって、ちっちゃな商売は、本当に楽しかったです。
もともとボランティア精神の少ない私は、好い人だけでは活動が続けられません。
(だって、ずっと稼いで生きてきたのですもの。)
部屋を貸したり、ばんくんに料理を提供したり、と、活動が持続できるように、私がこれならがんばれると思えた程度のお金をいただいています。
これが運営資金となってきました。
私のこれまでの貯金を持ち出していたのから、売り上げの中から必要なものを買うことができるようになってきました。
(先日は、今度おうちに泊まってくださる方のために湯タンポを買いました(*^^*)
「パン屋の腐る経済」の話のような循環する経済。
そういうのっていいな、と、思っていました。
まだまだ夫にお世話になったり、学校のお世話になったりで、自分で稼げているというわけではないけれど、自分が価値があると思うものを提供して、その対価としてお金をいただく活動は、続けていきたい。
そして、少しずつ形にしていきたい。
そんなことを思います。
本当に1年ありがとうございました(*^^*)
来年もいい年にしていきます。
みなさま、あたたかく見守ってくださいね。
「いいね」や「コメント」、続ける励みになっております。
長文お付き合いくださり、ありがとうございました(*^^*)
No. 522