大人だって声をかけてもらったらホッとする。 | かずえ☆since2016.4 大崎上島、親子で移住、古民家暮らし。

かずえ☆since2016.4 大崎上島、親子で移住、古民家暮らし。

平成28年3月に19年勤めた小学校の先生を辞め、広島の大崎上島に家族で移住しました。
子どもは、8才と7才の男の子です。子ども達はずいぶん大きくなりました。

そんな我が家の子ども達の成長や、私の気づきを記録していきます。

運動会のお昼ご飯の時のこと。

私の勤務している学校は、子どもは教室にてお弁当を食べます。

椅子を運動場の観覧席に出しているため、教室でシートをひいて食べます。

私も職員室で頼んでおいたお弁当をもって教室に向かいました。
教室に着いたら、ある子が、

「先生は、どこで食べるの?」
と聞いてきたので、
「いや、特に…。」
とこたえると、
「じゃあ、ここで食べる?」
と言ってくれました。

その声のかけ方が、なんか、とても自然で、いいな、と思いました。

どこでもご飯を食べられるし、自分で声もかけられるけれど、かけてもらうとなんか嬉しい。

声をかけるって、大事なことなんだな、と、子どもからの声かけで、改めて気づかせてもらいました。

優しさや思いやりって、どうやったらついていくんだろう、なんて、思います。

やっぱり、大人がまず意識して、声をかけ、それから、声をかけている子を認めたり、自分が声をかけてもらって嬉しかったことを伝えたりする中でしか育たないのかな。

たくさんそういう声かけをしてもらった子は、自然とそういう言葉を発することができるのかな。

みんなが、そんなひとことがパッと出てくる人になっていったら、世の中もっとあったかくなるんだろうなぁ、なんて感じた出来事でした。

No.130

{7C6E006A-4625-4E99-B0B6-DF4F9D43323E:01}