リサは二人と別れて学校に行った。



教室に入り、いつものメンバーと挨拶して席についた。








マナカ 


リサ?なんか、顔が赤いよ?


具合でも悪いの?






リサ


え?! あ、、その、遅刻するかもって、勘違いして走ったから赤いのかも?!






マナカ


え?ちょっと、皆んな、、リサがキモい事言ってるよ?






鈴本 守屋


えっ?何〜笑笑??






マナカ


リサが学校に遅刻するかもって。走って来たとか言うんだよ??







鈴本


え??それはキモいね。


何事にも動じないリサが。笑笑






守屋


ほんとは熱があるんじゃないの?






守屋はリサの額に手を当てた。







守屋


イヤ。無いな。








リサ



もう!うるさい!!


寝るから静かにしてね!!!








マナカ 鈴本 守屋



ほーーい。笑笑


( ̄∇ ̄)(°▽°)(๑>◡<๑)







マナカ達はリサの机を囲んでいつもの様に話し始めた。








リサは机に突っ伏して、マナカ達の隙間から平手の席を眺めた。








リサ


(意地張らないで、、、二人について行けばよかったな。)








起きているとあれこれ考えそうだったので、リサはそのまま眠りについた。






あっという間に放課後になり平手が迎えに来てくれるかと思い、下足箱から靴を取り出し校門の方を見ると、平手とあの子が仲良く話しながら手を繋いでいた。







その姿をみてイライラしながら強めに靴を地面に置くと後ろから声をかけられた。








田村



誰やねん、あの子?








リサ


、、、、さぁね。


平手の知り合いじゃないの。








田村


え?あんな、仲良く手繋いで話してるのに、なんも知らんの?


ほんまに、彼女なん??笑笑








リサ



、、、うるさいなぁ。


平手は私のだから大丈夫なの。








田村



そぉですかぁ〜。

でも余裕かましてたら、とられんで。笑笑


まぁ、、頑張り〜笑笑








田村は言うだけ言って居なくなった。








リサ



、、、ほんとみんな、ムカつく。








平常心を保って二人に近づくと、手を離す事なく繋いだまま、平手は普通に話しかけてきた。








平手



リサ。今から家に来なよ。


天も泊まるから皆んなで、パーティーしよ。







リサ


(何が、パーティーだよ。)







平手



ん?何か言った?







リサ



なにも。分かった、、行く。








三人で平手のマンションに行く間も二人は手を繋いでて、特に何も会話もせず、、でも、、二人を見ると穏やかな表情をしていて、、。



私だけが、この場に場違いな気がして、やっぱり帰ろうかと迷ってる間にマンションに着いてしまった。








平手


じゃあとりあえず、なんかデリバリーして頼むよ。


何がいい??








じゃあ、ユリ姉のオムライスが食べたい!!


昔、よく作ってくれたでしょ?


どうしてもユリ姉のが食べたい!!







平手


分かった笑笑


リサはどうする?何か頼む?







リサ


私も平手のオムライスがいい。。。







平手


え?皆んななの?笑笑



じゃあ、、買い出し行かなきゃ。


リサ。一緒に来て。


天は時差ボケが酷いだろうから、寝てな。







ありがとう。じゃあ、お願いします。








二人で買い出しに部屋を出た。








一階のエントラスまで来ると共同のトイレに平手を連れ込んで鍵を閉めた。






平手とやっと二人きりになれて、、、


もう、限界で甘えたくて仕方がなかった。






平手



笑笑



どうしたの?


一人でトイレが出来なくなったの?




  



リサは平手に詰めよって顔を近づけた。







リサ



そうじゃない。


今日、一日。ずっと、ずっと、、寂しかった。



だから、、、


だから、、今ここで、、、。




///私の寂しさを、、埋めてよ///








死ぬほど、恥ずかしかった。


そんなキャラじゃないし。


でも、、この気持ちを我慢なんて出来ない。







平手



笑笑



嫌だって、言ったら?






リサ



///私が、平手を襲う。///








その言葉を言った瞬間、、、







平手が私の唇を奪って。


平手の手が私の中を掻き乱して。


理性が飛んで、、真っ白になった。








リサ


ハァ、、ハァ、、もぅ、ム、リ、、。








平手



普段のリサもいいけど。



笑笑



欲求に乱れるリサもいいね。








リサ



////うるさいっ、、、////








平手



笑笑



どう?満足?







リサ




ハァ、、、ハァ、、、ツゥ、、



/////うん/////







平手



笑笑



じゃあ、行こう。









平手は私の手を繋いで、スーパーに向かった。




やっと心が温かくなって満たされた。




買い物を終えた帰り道。突然平手が言った。









平手



どんな事があっても、

リサは私のパートナーだから。



誰かの言葉じゃなく。私の言葉を信じて。








リサ



え、、、うん。分かった。










マンションに戻ると、あの子は起きていた。


平手がオムライスを作る間、私と話しをしたいと言ってきたのでソファーで二人で話す事になった。












笑笑



リサさんはユリ姉のパートナーなんですよね?



大変じゃぁ、ないですか?



ユリ姉も私も育った環境が複雑だから。



歪んでるんです。



笑笑 



そんな人の相手は大変ですよ。









笑いながら話すこの子は笑ってる様で、ほんとは全然笑ってない。





初めて、平手と目を合わせた時と一緒の瞳をしていた。










リサ



大変かどうかは、私が決める事であなたじゃない。










笑笑



確かに。その通りですね。








リサ




私も聞きたい事がある。



あなたは平手とはどう言う関係なの?










笑笑



私ですか?



私は、、、、笑笑




ユリ姉に初めてをあげて。



ユリ姉の初めてを貰った仲です。













この時、、、平手の言葉が頭に浮かんだ。














 



「誰かの言葉じゃなく、私の言葉を信じて。」

















〜続く〜


いつもお読み頂き有難うございます。

次でラストにしたいと思います。

なるべく間隔を空けないで投稿できるように頑張ります笑笑