先日、厚生労働省から令和6年度の年金額の改定に関する発表がありました。
結論から言って、令和6年度から障害年金は「2.7％増額」となります。
2年度連続で増額改定となったことは大変よかったと思っていますが、一方で、テレビや新聞等でも報道されている通り、物価上昇率は「3.2％」ですから実質「▲0.5％」ということになってしまいます。
とはいえ、据え置きや、ましてや減額よりははるかにいいに決まっています。
ただ、令和5年度において年金積立金管理運用独立行政法人（GRIF）の運用益が過去最高を更新したといった報道もありましたから、実際のところ〝適切な還元〟がなされているかどうかは、いまいちよく分からないというのが本音です。
この先の少子高齢化を考えたら、年金制度（老齢、障害、遺族年金のすべてに当てはまります。）の先細りは目に見えていますから、あまり大盤振る舞いという訳にもいかないのでしょう。
こころの病で辛い思いをされていらっしゃる方にとって、その障害年金額が十分な額と言えるかどうかは個人的な事情による差もあろうかと思いますが、少なくとも、受給しているか、していないかという比較で言えば、受給している方がいいに決まっています。
いま、こころの病で療養されていらっしゃる方、自分は障害年金の対象になるのか気になる方、ご自分では手続きをするのは難しいとお感じの方は、ぜひ一度、当テラスのホームページをご覧ください。
あなたに必要な情報を凝縮して掲載しています。
もちろん、問い合わせフォームもご用意していますから、お気軽にお問い合わせください。
皆様からのアクセスをお待ちしています。
なお、現在すでに障害年金受給中の方は「令和6年6月」振込分からの増額となります。
4月の振込からではありませんので、ご注意ください。
（事前に通知も来ます。）
〒271-0091
千葉県松戸市本町17-11 芹澤ビル６F
こころの障害年金サポートテラス
社会保険労務士 荻島 真二
TEL ： 090-8649-0556