失礼な話、普段、ツイッターでの、他の方のネタは全く見ない。
が、珍しく「 #EXOで妄想 」タグを辿ってみた。
(自分のネタの色が、他の人と、全然違う事に笑った。)
そして、悲しいものを見た。
それは、たくさんの人に愛され、相当数の「みんなの反応」を受けていた。
自分は、彼の、ダイエット前の過去写真や動画は、ツイッターでも、ブログでも、掲げない、と決めている。
(幼稚園くらいまではOK。子供は、ふっくらしているくらいが可愛い。)
理由。
本人インタビューで「(ダイエット前の)過去の自分には二度と戻りたくない」。
「今、歌手になっていなければ、ダイエットもしなかったし、格好良い服も着ることは出来なかった。(太っていた)過去には、二度と戻りたくない」。
「過去には二度と戻りたくない」。
公のインタビューで、過去の自分を否定する発言をしたことに、自分は、ショックを受けた。
まだ、その過去は、彼の中で、昇華されない、生乾きのまま、燻っている、「生傷」なのだと。
そう思うと、普段の笑顔が、一層、健気に見え、
愛おしくて、涙が出た。
それほどに、否定する過去。思春期の彼に、何があったのか?
と、更に、勝手な想像を膨らませれば、「歌手になりたい?お前が?無理。いくら歌が上手くても、太っているから諦めろ」と、同級生に、からかわれたりしたのではないか?
歌手になる夢は、諦めない。でも、人に自分の夢を話すのは、止めよう。
見た目を理由に、大切な夢を否定されて、二度と傷つきたくない。
などと、夢と現実の間で、彼は独り、苦しんでいたのではないのかと。
現在、歌手になってからも、あまり、前に出で主張しないのは、このトラウマから来る、無意識の自己防衛ではないのかと。
しかし、彼は、インタビューの最後を、こう結んでいる。
「今、とても、幸せです」
今の、彼のステージでの姿を見れば、その言葉が嘘でない事が充分、分かる。
本当に、楽しそうに歌う。踊る。
そんな彼の、ステージでの、「無心」な姿は、我々をどれほど、癒してくれているか。
演者もファンも、「今」、とても、幸せ。
それだけで、良い。
ましてや、過去など。
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[追記]
若い青年の口から、「二度と過去には戻りたくない」と言う言葉を聞いたこと自体が、自分にはショックだったので、そのネタを見たときには、うっすら涙が浮かんだ。
自分は、振り切ったネタより、コツンと当てて地面に落とす、送りバントのような、ゆる~い平和な、ほっこりするネタが好きだ。
晒しネタを否定しない。
自分も容赦なく晒す。
デビュー後の事故画像は、あり。
デビュー前でも、本人が、笑いに、昇華しているものは、あり。
本人発信でなくても、メンバーが愛情をもって弄っているものは、あり。(ジュンス「ユチョンのおデコでサッカーが出来る」。)
(それらの全て、無い、と言うファンもいる。)
特に、デビュー前の画像は慎重になる。
同級生などが流出させ、拡散されてしまった画像も多い。
ネタを作った方は、このインタビューを知らないのかもしれない。
知っても、私のようなショックは、感じないかもしれない。
感じ方は、人それぞれ。
作った方、個人や、ネタそのものを否定するものではなく、自分が「触れない」と決めている彼の「過去」をネタにしたものを、多くの方が、愛していたことに、少しだけ、心が痛んだ、と言う話。
誰を焦点にして、ネタを作るか。
自分か。オーディエンスか。
自分も、タグを付けてネタを放つ。
気を付けなくては、と自戒も込めて、これからも、のんびりと、自分を一番のオーディエンスとして、ゆるネタを、楽しんで行こうと思う。