お疲れ様です。

アルペン3年の青山です。

年末年始の十大戦を終え野沢から福岡へ戻りました。帰り、家の最寄り駅で降りた途端、伊都臭(牧場の香り)がふわっと香ってきて3年目にしてその匂いに安心感を覚えるまでになってきました。2週間ぶりに嗅ぎました。冬はまだほんのりと香ります。

 

そして、福岡に戻ってすぐ1月6日(土)早朝にアルペンの国体予選が九重にて開催されました。積雪不良のため開催が危ぶまれましたが、九重スキー場の人工降雪機のおかげで、パノラマゲレンデ(例年とは異なる)でレースが行われました。そのため一般のお客さんが来る前に実施することになりインぺが6:20、伊都を夜中の2時に出発するというハードスケジュールでした。運転をしてくださった陽菜ちゃん、助手席の菊波さん(久留米大)夜通しありがとうございました。

 

それではリザルトです。

 

 

[男子大回転]

3位 菊波智 福岡 28.72

42位 山口豊(4) 福岡 34.00

69位 佐藤仲善(4) 大分 39.61

70位 宮脇和志(1) 福岡 40.26

71位 道端優作(2) 福岡 41.59

74位 田之上陸(2) 福岡 49.07

(敬称略)

 

-Disqualified- 

菅沼鉄三朗(3) 金子将大(1)

 

[女子大回転]

4位 石井陽菜(3) 福岡 33.21

19位 青山奈央(3) 福岡 37.88

 

予選通過が佐藤(大分)、石井(福岡)の二人となりました。

 



 

気温高め、濃霧というコンディションでした。気温は高く雪は全体的には緩いが、硫安が多くまかれている?ところは硬い氷の粒の様な雪質でした。ガリガリとした表面のため、うまくターン前半でとらえることができず、どんどん遅れ苦しいラインになり、ブレーキングを多くしてしまいました。

霧に関しては、次第に濃くなっていき、男子の最後の将大君が滑る頃には、一旗門先かろうじて見える…?という状態でした。将大君はおまけにコンタクトを忘れ本当に何も見えなかったそうです。自分が滑った時は、旗が一か所取れており、霧も濃く見えずこれはスラポールなのか?自分はコース間違えた…?と怖くなり減速してしまいました。急に旗門が現れてはターンをしないといけないので、モグラたたきをしてる気分でした(モグラたたきはしたことない)。

インぺですべて覚えることができたらよかったのですが、日の出前の霧の中で旗門の位置を覚えることが難しく、自分は特に厳しそうな部分を1か所覚えることしかできませんでした。また滑っているときに、思っている以上に左にラインがずれていったので、こんなに左にいくかな…?と余計に不安に駆られ、ひやひやしながら最後まで滑ってしまいました。

今回のように視界不良のインぺという状況に備え、あらかじめコースの形状をゲレンデマップを見て頭に入れておけばよかったと思いました。またフリーの時間を確保したいがためにインぺの時間を短くしてしまったので、十大戦の時のような上から見下ろせるコースは例外ですが、フリーできなくてもいいからインぺに時間を割くべきだったと反省しました。

反省点が多い中、唯一十大戦での失敗を生かせたことが、スタート直後に自分はGSでスケーティングしても加速できないので、とにかく両手で漕いで加速するということを実践できたのでスタート時のスピードは満足いくことができました。

あと0.66秒以上早く滑っていたら予選通過できたはずの悔しいレースになりましたが、コンディションが悪い時の対策につながる良い機会になりました。

まだシーズン始まったばかりなので次のレースで、今回の反省点を生かしていきたいです。

 

 

今回早朝の大会開催を支えてくださった、くじゅうスキー場の方々、九州のスキー連盟の皆様、板の全圧を見てくださったOGASAKAの方、久留米大の菊波さんありがとうございました。

 

それでは失礼します。