九州場所14日目 | kan-sukeのアメブロ

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観劇した舞台のことなど書いていました。
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そちらをメインブログとしております。
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 大相撲九州場所14日目、全勝の横綱・白鵬は今日も勝って

14戦全勝。大関昇進がかかる稀勢の里は栃乃若を押し出して

10勝目をあげ、昇進の目安とされる直前3場所で33勝まで

あと1勝とした。十両は1敗の勢が敗れたものの、3敗で追っていた

芳東も敗れたため勢の新十両での優勝が決まった。


 日本相撲協会審判部は千秋楽の27日、福岡国際センターで

会議を開き、関脇・稀勢の里の大関昇進を決める理事会の招集を

放駒理事長(元大関・魁傑)に要請するか決める。

会議は幕内の取組前に行うが、稀勢の里の千秋楽の琴奨菊戦の

結果に関わらず昇進を推す声もあり、秋場所後の琴奨菊に続き、

2場所連続で日本人大関が誕生する公算が高まってきた。

 稀勢の里は14日目を終え10勝4敗。昇進の条件を記した

規定はなく「直近3場所を三役で計33勝」が目安とされている。

稀勢の里はいずれも関脇で名古屋場所10勝秋場所12勝で、

今場所は11勝以上が昇進条件とされているが14日目の取組後、

審判部の三保ケ関副部長(元大関・増位山)は

「緊張感の中で堂々とした相撲を取っている。

 私は33勝にこだわる必要はないと思う」と述べた。

 審判部が招集を要請すれば、理事会は30日の番付編成会議前に

開かれる。放駒理事長も「相撲が安定しており、一方的に負けた

相撲もない」と評価。千秋楽の勝敗は「勝つにこしたことはない」

と重要視はしていない意向を示した。


 ただ、最近大関に昇進した力士は全て直前の場所で

12勝以上している。先場所の琴奨菊は12勝、日馬富士

(関脇当時は安馬)は13勝、把瑠都は14勝して大関に昇進した。

11勝でも物足りなく感じるが、10勝ではいくら内容が良くても・・・

個人的には、これまで分が悪い琴奨菊戦に勝って、せめて

11勝したら理事会に招集をかけてほしい。

10勝ならもう1場所待って、初場所で見極めて欲しい。

期待が大きい力士だからこそ、昇進は慎重に判断して欲しい。

師匠がなくなったり大変な時期だったのはわかっている。

だからこそ、師匠に自信を持って報告できる結果を残して欲しい。